iPhoneの機種変更は、ショップに行かなくても自分でできます。結論からいえば、やることは「事前準備 → データ移行 → 個別の引き継ぎ → 機種変更後の設定」の4ステップです。データ移行はクイックスタートを使えば新旧のiPhoneを並べるだけで済み、あとはLINE・電子マネー・二段階認証といった一部のアプリを個別に引き継ぐだけ。まとまった時間を取れれば難しくありません。
この記事では、自分で機種変更するときのやることリストを早見表で整理し、バックアップの取り方、クイックスタートの手順と注意点、個別引き継ぎが必要なアプリ、機種変更後にやること、そして使わなくなったiPhoneの手放し方までをまとめます。
自分で機種変更するやることリスト早見表
自分で機種変更する流れは、「準備 → データ移行 → 個別引き継ぎ → 変更後の設定」の4ステップです。順番に進めれば迷いません。まずは全体像を早見表で確認しておきましょう。
| ステップ | やること | タイミング |
|---|---|---|
| ①準備 | データ整理・バックアップ・各種パスワードの確認 | 新端末が届く前 |
| ②データ移行 | クイックスタート、またはバックアップから復元 | 新端末を起動したとき |
| ③個別引き継ぎ | LINE・電子マネー・二段階認証・ゲームの引き継ぎ | 新端末の設定後 |
| ④変更後の設定 | 通信プラン・5G対応・補償の見直し、旧端末の処分 | 移行が終わったあと |
ポイントは、バックアップで丸ごと移せるデータと、アプリごとに個別の引き継ぎが必要なものを分けて考えることです。LINEや電子マネー、二段階認証アプリは、準備を飛ばすとログインできなくなるおそれがあります。特に旧端末を手放したあとでは取り返しがつかない場合があるため、順番を守って進めましょう。
機種変更の前にやること(整理・バックアップ)
機種変更でいちばん失いたくないのが、写真やトーク履歴などのデータです。移行前にデータを整理し、バックアップを取っておくことが、トラブルを防ぐ最初の一歩になります。使っていない写真・動画・アプリを削っておくと、移行が速くなり新端末の空き容量も増えます。
バックアップはパソコンかiCloudで取る
iPhoneのバックアップは、次の2つの方法があります。丸ごと戻したいならバックアップは必須です。
| 方法 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| パソコン(Mac=Finder/Windows=iTunes・アプリ) | PCの空き容量の範囲で丸ごと保存できる | データ量が多い人 |
| iCloud | iPhoneだけで完結。無料は5GBまで | パソコンがない人 |
iCloudは無料枠が5GBのため、写真が多いと足りなくなりがちです。その場合は有料のiCloud+(月額制)で容量を増やせます。料金はプランで異なり変動もあるため、最新額はApple公式のiCloud+でご確認ください。※料金は2026年7月時点の目安です。パソコンを使う詳しい手順はiPhoneのバックアップ(パソコンあり・なし)にまとめています。あわせて、各アプリのID・パスワードを控えておくと、あとの引き継ぎがスムーズです。
クイックスタートで自分でデータ移行する手順
iPhoneどうしのデータ移行なら、クイックスタートがいちばん簡単です。iOS 12.4以降なら、新旧のiPhoneを近づけるだけでアプリや設定を直接転送できます。バックアップを取らなくても移せますが、念のため事前バックアップも取っておくと安心です。
| 手順 | 操作 |
|---|---|
| ① | 新しいiPhoneの電源を入れ、旧iPhoneを近づける |
| ② | 旧iPhoneに出る案内で「続ける」を選ぶ |
| ③ | 新iPhoneに表示された模様を旧iPhoneのカメラで読み取る |
| ④ | 旧iPhoneのパスコードを新iPhoneに入力し、Face ID等を設定 |
| ⑤ | 「iPhoneから転送」を選び、移行が終わるまで待つ |
移行中は両方のiPhoneを操作できず、容量によっては時間がかかります。急ぎの連絡は先に済ませておきましょう。うまくいかないときは、次の3点を確認してください。
- OSのバージョン:新旧ともiOS 12.4以降になっているか
- 電波・Wi-Fi・電源:安定した通信と、両方を充電しながら行う
- 新端末の空き容量:旧端末のデータ量より少ないとエラーになりやすい
クイックスタートで移行できないときの原因と対処はクイックスタートの注意点とデータ移行の手順で解説しています。ケーブル接続やバックアップからの復元など、クイックスタート以外の方法はクイックスタート以外のデータ移行方法を参考にしてください。
個別に引き継ぎが必要なアプリ(LINE・決済・認証)
クイックスタートやバックアップでアプリ自体は移せますが、アカウントやデータが端末の外にあるアプリは、個別の引き継ぎが必要です。ここを飛ばすと、新端末でログインや残高の移行ができなくなることがあります。
| アプリ | 引き継ぎのポイント |
|---|---|
| LINE | トーク履歴のバックアップを取り、新端末で同じアカウントにログイン。事前に引き継ぎ設定をしておく |
| 電子マネー(Suica・PASMO等) | 残高はサーバー管理で消えないが、端末間の移行手続きが必要。アプリの案内に従う |
| 二段階認証アプリ | 旧端末が手元にあるうちにエクスポート/バックアップ。手放すとログイン不能のリスク |
| ゲームアプリ | アカウント連携(ID連携・引き継ぎコード)を各ゲームの手順で行う |
特に注意したいのが二段階認証アプリです。旧端末を初期化・下取りに出したあとだと認証コードを受け取れず、銀行やSNSにログインできなくなる場合があります。旧端末が手元にあるうちに移行を済ませましょう。LINEの引き継ぎでつまずきやすい点はiPhone初期化でLINEはどうなるかも参考になります。各アプリの引き継ぎ方法は変更されることがあるため、最終的には各サービスの公式案内を確認するのが確実です。
機種変更後にやること(通信・5G・補償)
データ移行が終わっても、まだ確認したいことがあります。オンラインで自分で機種変更した場合は、通信プランと補償の手続きが抜けやすいため、最後にまとめてチェックしておきましょう。
- 通信・開通の確認:SIMの入れ替えや開通手続きが済んでいるか。SIMを入れ替えたらどうなるかも確認
- 5G対応プラン:4G対応機種から5G機種に替えた場合、プランが5G非対応だと5Gを使えないことがある
- 補償の見直し:新端末の補償(AppleCareやキャリア補償)への加入と、旧端末の不要な補償の解約
- SIMロック・回線の確認:他社SIMを使うならSIMロック解除が必要な場合がある
補償料金は円安などの影響で変わることがあります。金額は各社の公式サイトで最新のものを確認してください。※料金・条件は2026年7月時点の目安です。ここまで済めば、自分での機種変更は完了です。
使わなくなったiPhoneは買取に出す
機種変更を自分で済ませたら、旧端末の処分も自分でできます。使わないiPhoneは、早めに買取に出すと現金化できてお得です。画面割れや水没などのジャンク品でも、値がつく場合があります〔査定額は状態により変動〕。スマホは新機種が出るたびに相場が下がるため、引き出しにしまい込むほど損をしやすくなります。
買取に出す前に必ずやっていただきたいのが、データの引き継ぎと初期化です。特に二段階認証アプリの移行が済む前に初期化すると、ご自身が各サービスにログインできなくなることがあります。移行がすべて終わったら、「iPhoneを探す」をオフにし、バックアップを取ってから初期化してください。画面割れや起動しない端末でも、部品取りとして査定できることがありますので、処分前に一度ご相談ください。
買取額は準備しだいで変わります。初期化・データ消去を済ませ、本体をきれいにし、箱や付属品を揃え、SIMロックを解除しておく。この4点で査定額が上向くことは珍しくありません。安全に手放す手順はiPhone初期化とデータ復元の注意点、壊れた端末は壊れたiPhoneの買取方法をご覧ください。
- ▶ iPhoneの買取査定はこちら — 画面割れ・ジャンク品も相談可能
- ▶ 中古iPhoneを探す(リンクサスモバイル)
まとめ|時間に余裕をもって進める
iPhoneの機種変更は、「準備 → データ移行 → 個別引き継ぎ → 変更後の設定」の順に進めれば、ショップに行かずに自分でできます。データ移行はクイックスタートが手軽で、バックアップを取っておけば失敗のリスクも減らせます。忘れやすいのはLINE・電子マネー・二段階認証の個別引き継ぎと、変更後の通信プラン・補償の見直しです。
移行中は端末を操作できず時間もかかるため、まとまった時間を確保して進めるのが安心です。すべて終わったら、使わなくなったiPhoneはジャンクでも買取できる場合があるので、値下がり前にリンクサスモバイルへご相談ください。
▼iPhoneの販売・買取はこちらから
▶ 中古iPhoneを探す:リンクサスモバイル iPhone一覧
▶ iPhoneの査定・買取:iPhone買取
自分でする機種変更のよくある質問(FAQ)
iPhoneの機種変更は自分でできますか?
できます。ショップに行かなくても、「準備→データ移行→個別引き継ぎ→変更後の設定」の順で進めれば自分で機種変更できます。データ移行はクイックスタートを使えば新旧のiPhoneを近づけるだけで済みます。LINE・電子マネー・二段階認証など一部のアプリだけ個別に引き継げば完了です。
機種変更の前にやることは何ですか?
データの整理、バックアップ(パソコンまたはiCloud)、各アプリのID・パスワードの確認です。iCloudの無料枠は5GBのため、写真が多い場合は有料のiCloud+か、パソコンでのバックアップがおすすめです。二段階認証アプリは旧端末が手元にあるうちに移行準備をしておきましょう。
クイックスタートでデータ移行できないときは?
新旧ともiOS 12.4以降か、Wi-Fi・電波・電源が安定しているか、新端末の空き容量が足りているかを確認してください。改善しない場合は、バックアップからの復元やケーブル接続など別の方法もあります。移行中は両方の端末を操作できないため、時間に余裕をもって行いましょう。
データ移行だけで全部引き継げますか?
いいえ。アカウントやデータが端末の外にあるアプリ(LINE・Suica等の電子マネー・二段階認証・ゲーム)は個別の引き継ぎが必要です。特に二段階認証は、旧端末を初期化・下取りに出す前に移行しないと、ログインできなくなるおそれがあります。
機種変更後にやることはありますか?
SIMの入れ替え・開通の確認、通信プランの5G対応の確認、補償(AppleCareやキャリア補償)の見直しがあります。オンラインで自分で機種変更した場合、通信プランや補償の手続きが抜けやすいので、最後にまとめて確認しておくと安心です。
使わなくなったiPhoneはどうすればいいですか?
データの引き継ぎと初期化(「iPhoneを探す」をオフ)を済ませてから、買取に出すのがおすすめです。相場は新機種が出るたびに下がるため、早めの査定が得策です。画面割れや起動しないジャンク品でも値がつく場合があります。リンクサスモバイルでは店頭・宅配買取に対応しています。
最終更新:(リンクサスモバイル 今井一輝 監修・2026年最新)。手順・料金は目安です。最新の手順は各サービス公式でご確認ください。

