Apple Watch Ultra 4レビュー|Ultra 3との比較と後悔

Apple Watch Ultra 4レビュー|Ultra 3との比較と後悔
Apple Watch Ultra 4レビュー|Ultra 3との比較と後悔
2026年10月2日
Apple Watch Ultra 4レビュー|Ultra 3との比較と後悔

Apple Watch Ultra 4は2026年9月18日に発売され、価格は142,800円からです。最大の変化はバッテリーで、通常使用で最大50時間、低電力モードで最大84時間に伸びました。ワークアウトの記録も、「長時間のワークアウト(最大)」の設定で最大45時間まで対応します。ケースは49mmの100%再生グレード5チタニウムで、カラーはナチュラルとブラックの2色です。

ただし外観はUltra 3のままで、高血圧パターンの通知は日本でまだ使えません。この記事ではUltra 3との違い、バッテリーの読み方、新しいセンサーと文字盤、公開されている実機レビューの評価、後悔しやすい人の条件までを順に見ていきます。

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Ultra 4の価格・発売日・スペック早見表

Ultra 4の価格・発売日・スペック早見表
カラーはナチュラルとブラックの2色

発売日は2026年9月18日で、すでに販売が始まっています。ケースは49mmで、素材は100%再生されたグレード5チタニウム。カラーはナチュラルとブラックの2色で、この構成はUltra 3から引き継がれています。細かな話の前に、数字を押さえておきます。

項目 内容
ケース 49mm/100%再生グレード5チタニウム
カラー ナチュラル/ブラック
チップ S11
ディスプレイ 広視野角の常時表示Retina/最大3,000ニト
バッテリー 通常使用で最大50時間、低電力モードで最大84時間
ワークアウト記録 標準設定で最大18時間、「長時間のワークアウト」で最大25時間、「長時間のワークアウト(最大)」で最大45時間
耐水 水深40mまでのレクリエーショナルスキューバダイビングに対応
防塵・耐久 IP6X等級/MIL-STD-810Hに準拠したテストに合格
通信 5G対応。衛星経由のメッセージ・緊急SOS・「探す」に対応
価格 142,800円から
発売 2026年9月18日(発売済み)

※価格は2026年10月時点の目安(Apple公式ストアの税込価格)です。バンドの組み合わせや販売店で変わるため、最新額はApple公式および各販売店でご確認ください。

スペック表を眺めるかぎり、Ultra 3から見た目は変わりません。それでも今回が「世代交代」と言われるのは、バッテリーとセンサーという毎日効く部分が動いたからです。詳細はApple公式のApple Watch Ultra 4製品ページで確認できます。

Ultra 3との違い|変わった点と据え置きの点

Ultra 3との違い|変わった点と据え置きの点
外観・防水・衛星通信は据え置き

Ultra 3とUltra 4の違いは、チップ・センサー・バッテリーの3点にほぼ集約されます。ケースサイズ、ディスプレイ、耐水性能、衛星通信といった外側の仕様は据え置きです。買い替えの判断はここで決まります。

項目 Ultra 3 Ultra 4
チップ S10 S11
心拍センサー 従来の光学式・電気式 新しい光学式・電気式のヘルスセンシングシステム
心拍の測定頻度 従来の頻度 心拍は60倍、心拍変動(HRV)は24倍の頻度
準備度 なし 毎朝スコアを算出
バッテリー(通常使用) Ultra 4より短い 最大50時間
高血圧パターンの通知(日本) 利用できる 2027年に利用可能になる予定
ケース・サイズ 49mmチタニウムで共通
ディスプレイ 常時表示Retina/最大3,000ニトで共通
衛星通信・耐水 衛星経由の通信、水深40m対応で共通

つまり、Ultra 3を持っている人にとって、Ultra 4で新しく手に入るのは「電池の余裕」と「体調データの粒度」だけです。装着感も、屋外での見え方も、水中での使い方も変わりません。しかも高血圧パターンの通知は、新しいセンサーの追加承認待ちで、日本ではいったん使えなくなります。14万円台を払う理由になるかどうかは、この差し引きで決まります。

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バッテリー50時間の読み方

バッテリー50時間の読み方
条件によって数字はまったく変わる

Ultra 4のバッテリーは通常使用で最大50時間。約2日という数字です。ただし公称値は条件で大きく変わるため、自分の使い方に近い数字を見ないと当てが外れます。

条件 駆動時間 想定される使い方
通常使用 最大50時間 日常の通知・ワークアウト・睡眠計測を含む使い方
低電力モード 最大84時間 山行や連泊で充電できない場面
ワークアウト記録(標準設定) 最大18時間 GPSを連続で使う運動
ワークアウト記録(長時間のワークアウト) 最大25時間 GPSと心拍の測定頻度を最大にしたまま記録する場合
高速充電 15分で最大18時間ぶん 出かける前の短い充電
ワークアウト記録(長時間のワークアウト(最大)) 最大45時間 毎秒GPSで屋外ランニング・ウォーキング・ハイキングを記録する場合。ウルトラマラソンやロングトレイル向け

実機レビューでも電池の評価は高く、GIGAZINEは24時間の使用で消費が30%程度だったと報告しています。一方で見落とされやすいのが、ワークアウト記録の18時間という数字です。GPSを連続して使う運動では、通常使用の50時間には届きません。長時間の運動で電池を持たせたい場合は設定を切り替える必要があります。「長時間のワークアウト」では最大25時間、「長時間のワークアウト(最大)」では最大45時間まで伸びますが、45時間のモードは屋外ランニング・ウォーキング・ハイキングが対象です。名前が似ているため、当日に選ぶモードを取り違えないよう気をつけてください。

新しい心拍センサーと準備度

新しい心拍センサーと準備度
毎朝のスコアで体の状態を確認できる

Ultra 4には、新しい光学式心拍センサーと電気式心拍センサーを組み合わせたヘルスセンシングシステムが入りました。心拍は5秒ごと、心拍変動は5分ごとに測定され、Ultra 3と比べて心拍は60倍、心拍変動は24倍の頻度にあたります。Series 12と同じ世代のセンサーです。

  • 準備度:睡眠や心拍のデータから、その日の体の状態を毎朝スコアで示す
  • 睡眠時無呼吸の通知:睡眠中の呼吸の乱れの兆候を知らせる
  • 高血圧パターンの通知:Ultra 4は追加の規制承認を申請中で、日本では2027年に利用可能になる予定。Ultra 2・3では利用できる
  • Siri AI:英語から対応が始まり、日本語は2026年10月からベータ版で提供開始

準備度は運動の負荷を決める材料として使えます。とはいえ、スコアは体調そのものを診断するものではありません。数値が低い日に必ず不調というわけでも、高い日に必ず好調というわけでもない点は、使いはじめに押さえておきたいところです。血圧まわりの機能の中身はApple Watch Series 12の血圧と新機能で詳しく整理しています。

文字盤とオーディオインテリジェンス

文字盤とオーディオインテリジェンス
Ultraならではの情報量の多い文字盤

Ultraシリーズの文字盤は、情報量の多さが持ち味です。標準の文字盤には準備度のコンプリケーションを置けるため、朝に腕を上げた瞬間、その日のスコアが目に入る使い方ができます。心拍、ワークアウト、日の出と日の入りといった項目も同じ画面に並べられます。

使い方 置きたいコンプリケーション
体調管理が中心 準備度、心拍数、睡眠
ランニング・トレイル ワークアウト、高度、コンパス、経過時間
ダイビング・水辺 水深、水温、潮汐
日常の通知重視 天気、カレンダー、バッテリー残量

あわせて、S11チップを使う「オーディオインテリジェンス」にも対応します。ただしSiri AIの日本語対応は2026年10月からのベータ版で、すべてが日本語で使えるとはかぎりません。音声まわりを目当てにするなら、対応状況を先に確かめておくのが確実です。

衛星通信と耐水性能の使いどころ

衛星通信と耐水性能の使いどころ
電波が届かない場所で効く装備

Ultra 4は圏外でもメッセージの送受信、緊急SOS、「探す」を衛星経由で利用できます。この機能はUltra 3から引き継がれたもので、Ultra 4で新しくなったわけではありません。それでも、Ultraを選ぶ最大の理由がここにある人は少なくないはずです。

  • 衛星通信:携帯電波の圏外でメッセージ・緊急SOS・「探す」に対応
  • 耐水:水深40mまでのレクリエーショナルスキューバダイビングに対応
  • 防塵:IP6X等級
  • 耐久:MIL-STD-810Hに準拠したテストに合格
  • ディスプレイ:最大3,000ニト。直射日光下でも見える明るさ

ただし、衛星通信は空が開けている場所でなければ機能しません。樹林帯や谷筋、建物の陰では使えないことがあります。「持っていれば必ず連絡が取れる装備」とは考えないほうが安全です。登山や海での使用を前提にするなら、従来どおりの連絡手段と併用するのが現実的といえます。

初代UltraはwatchOS 27の対象外

初代UltraはwatchOS 27の対象外
最新OSに上がれる機種の線引き

初代のApple Watch Ultraをお使いの方には、今回の秋が節目になります。watchOS 27の対応機種は、Apple Watch SE(第3世代)、Series 9・10・11、Ultra 2・3と、今回発表されたSeries 12・Ultra 4で、初代Ultraは対象から外れました。Series 6〜8とSE(第2世代)も同じく対象外です。

watchOS 27の対象 該当モデル
対象 SE(第3世代)/Series 9・10・11・12/Ultra 2・3・4
対象外 Series 6・7・8/SE(第2世代)/初代Ultra

ここで押さえておきたいのは、「対象外=すぐ使えなくなる」ではないという点です。初代Ultraは時計としてもワークアウト計測としても動き続けます。変わるのは、最新のwatchOSに上げられなくなること、そして準備度のような新機能が追加されなくなることです。対応アプリも時間をかけて減っていきます。使い続けるか買い替えるかは、この2点を天秤にかけて決める話になります。

世代別|買う人・後悔しやすい人

世代別|買う人・後悔しやすい人
今の1台によって答えが変わる

結論からいえば、Ultra 4で後悔しやすいのは「Ultra 3から見た目の変化を期待して買う人」です。外観も装着感もそのままなので、手にした瞬間の新しさはほとんどありません。逆に、電池の余裕を求めていた人には毎日効きます。

いま使っている機種 判断 理由
Ultra 3 見送りが有力 差はチップ・センサー・電池のみ。高血圧パターンの通知はいったん使えなくなる
Ultra 2 電池を重視するなら検討 watchOS 27には対応。バッテリーの劣化が判断材料になる
初代Ultra 買い替え時期 watchOS 27の対象外。準備度などの新機能は追加されない
Series 9〜11から乗り換え 屋外中心なら価値あり 電池・耐水・衛星通信が別物。ただし49mmは大きい
Apple Watchが初めて 用途しだい 通知と決済が中心ならSEやSeriesで足りる

49mmという大きさも、後悔の原因になりやすい部分です。GIGAZINEの実機レビューでも「睡眠時の異物感」が欠点に挙がっています。手首が細い場合や、就寝中も着けて睡眠データを取りたい場合は、サイズが負担になることがあります。Series 12との比較はApple Watch Series 12の価格と新機能、モデル全体の選び方はApple Watchはどれがいいかの選び方で整理しています。

買い替えるなら今の1台は早めの査定へ

買い替えを決めたApple Watchは早めに査定へ出す

Ultra 4に買い替えると決めているなら、今の1台を引き出しにしまっておく理由はありません。新モデルが出回るにつれて、前世代の相場は下がりやすくなります。

監修:リンクサスモバイル 査定士 今井一輝

Ultraシリーズの査定では、チタニウムケースの角の打痕、ディスプレイのガラスの傷、バッテリーの最大容量、ペアリングとアクティベーションロックの解除、そして純正バンドと充電ケーブルの有無を見ます。海やプールで使われた個体は、バンドの取り付け部やスピーカー周りの塩分の残りも確認します。使用後に真水で洗って乾かしてある個体は、状態が良く残っていることが多いです。査定前にiPhone側でのペアリング解除だけは必ず済ませてください。

準備は4点です。ペアリング解除とデータ消去、本体とバンドの清掃、付属品を揃える、そして早めに出す。手順はApple Watchのアカウント削除・ペアリング解除の方法にまとめました。Apple Watchの買取は店頭・宅配のどちらにも対応しています。

まとめ|電池とセンサーの世代交代

腕に着けたApple Watchで通知を確かめる

Apple Watch Ultra 4は2026年9月18日に発売され、価格は142,800円から(2026年10月時点の目安。最新額はApple公式で要確認)。49mmのグレード5チタニウム、ナチュラルとブラックの2色という構成はUltra 3と同じです。変わったのはS11チップ、新しい心拍センサー、準備度、そしてバッテリー。通常使用で最大50時間、低電力モードで最大84時間に伸びました。

ワークアウト記録は標準設定で最大18時間、「長時間のワークアウト」で最大25時間、「長時間のワークアウト(最大)」で最大45時間と条件で大きく変わるため、数字は使い方に合わせて読む必要があります。Ultra 3からの乗り換えは動機が薄いうえ、高血圧パターンの通知が日本ではいったん使えなくなります。初代Ultraを使っているならwatchOS 27の対象外になったことが買い替えの判断材料になります。買い替えを決めたら、今の1台は相場が動く前に査定へ出すのが得策です。

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Apple Watch Ultra 4のよくある質問

Apple Watch Ultra 4の発売日と価格を教えてください

2026年9月18日に発売されました。価格は142,800円からです。ケースは49mmの100%再生グレード5チタニウムで、カラーはナチュラルとブラックの2色になります。価格は2026年10月時点の目安(Apple公式ストアの税込価格)のため、最新額はApple公式でご確認ください。

Ultra 4とUltra 3の違いは何ですか?

違いはチップ、心拍センサー、バッテリーの3点にほぼ集約されます。Ultra 4はS11チップを搭載し、新しい光学式・電気式の心拍センサーで心拍を5秒ごと、心拍変動を5分ごとに測定します。毎朝の準備度スコアも加わりました。ケースサイズ、ディスプレイ、耐水性能、衛星通信は据え置きです。高血圧パターンの通知は、Ultra 4では日本でまだ利用できません。

Ultra 4のバッテリーはどれくらい持ちますか?

通常使用で最大50時間、低電力モードで最大84時間です。ワークアウトの記録は標準設定で最大18時間、「長時間のワークアウト」で最大25時間、「長時間のワークアウト(最大)」で最大45時間になります。45時間のモードは毎秒GPSで屋外ランニング・ウォーキング・ハイキングを記録する場合が対象です。GPSを連続して使う運動では通常使用の50時間には届かないため、使い方に近い条件の数字で判断してください。

Ultra 4で血圧は測れますか?

血圧の数値は測定できません。別の機能として高血圧パターンの通知がありますが、Ultra 4は新しいセンサーの追加承認を申請中で、日本では2027年に利用可能になる予定です。Ultra 2・3とSeries 9・10・11では利用できます。医師の診断や血圧計の代わりになるものではありません。

初代Apple Watch UltraはwatchOS 27に対応しますか?

初代Apple Watch UltraはwatchOS 27の対象外です。対象はApple Watch SE(第3世代)、Series 9・10・11・12、Ultra 2・3・4になります。対象外になっても時計やワークアウト計測としては動き続けますが、最新のwatchOSには上げられず、準備度のような新機能は追加されません。対応アプリも時間をかけて減っていきます。

Ultra 4の衛星通信はどこでも使えますか?

携帯電波の圏外でもメッセージの送受信、緊急SOS、「探す」を衛星経由で利用できます。ただし空が開けている場所である必要があり、樹林帯や谷筋、建物の陰では使えないことがあります。登山や海での使用を前提にする場合は、従来の連絡手段と併用してください。

Ultra 4を買って後悔しやすいのはどんな人ですか?

Ultra 3から見た目の変化を期待して買う人です。ケース、ディスプレイ、耐水性能、衛星通信はUltra 3と同じため、手にした瞬間の新しさはほとんどありません。また49mmという大きさは手首が細い方には負担になりやすく、就寝中も着けて睡眠データを取りたい場合はサイズが問題になることがあります。

使わなくなったApple Watch Ultraは買取できますか?

買取できます。査定ではチタニウムケースの打痕、ディスプレイの傷、バッテリーの最大容量、ペアリングとアクティベーションロックの解除、純正バンドと充電ケーブルの有無を確認します。海やプールで使用した個体は、使用後に真水で洗って乾かしてあると状態が良く残ります。iPhone側でのペアリング解除は必ず済ませてください。リンクサスモバイルでは店頭・宅配のどちらにも対応しています。

監修:リンクサスモバイル 査定士 今井一輝。価格・仕様は2026年10月時点の公式情報にもとづく内容で、最新情報は各公式サイトでご確認ください。健康に関する機能は診断を目的としたものではありません。

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