iPhone機種変更でクイックスタートを活用!注意点とデータ移行の手順

新しいiPhoneの登場に伴い、機種変更を検討する方も多いのではないでしょうか。しかし、いざ買い替えようと思っても「データ移行が面倒そう…」と不安に感じる方も少なくありません。
そんな時に便利なのが、iPhoneの「クイックスタート」機能です。
この機能を使えば、旧iPhoneと新iPhoneを近づけるだけで、写真・アプリ・メッセージなどのデータをスムーズに移行できます。
本記事では、クイックスタートの使い方や、失敗する原因とその対処法、移行時の注意点を詳しく解説します。
「iPhoneの機種変更を自分でやるのは初めて」という方も、この記事を参考にすれば安心してデータ移行ができるはずです!
【関連リンク】iPhone機種変更前後やること!データ引継ぎ移行は自分で可能
クイックスタートとは?iPhone機種変更での新しいデータ移行方法
iPhoneを新しくしたとき、データ移行をスムーズに行う方法として「クイックスタート」があります。
この機能を使えば、Wi-FiとBluetoothを利用して、旧iPhoneから新iPhoneへ直接データを移行することが可能です。
手間をかけずにアプリや設定、写真、メッセージなどをそのまま引き継げるため、多くのiPhoneユーザーにとって便利な方法です。
iPhone新機種が出る直前に手持ちのiPhoneを買取ショップに出すのもサブとしてiPhone使ってる自分なら検討してもいいと思ったけど、今回新iPhoneの初期セットアップに「クイックスタート」という旧iPhoneを近くに置いてデータ移行する手段を採用したら復元率が凄すぎて楽すぎた・・。
— むなくぅ (@munakuu) October 8, 2024
クイックスタートの基本
クイックスタートは、iOS 11以降のiPhoneに搭載されたデータ移行機能で、新しいiPhoneを旧iPhoneの近くに置くだけで、移行作業を開始できます。
- 簡単・スピーディー: 手順がシンプルで、初心者でも迷わず操作可能
- ケーブル不要: PCやLightningケーブルを使わずに、ワイヤレスで移行できる
- アプリや設定をそのまま移行: 旧iPhoneのレイアウトや設定を保持したままデータを移せる
- iCloud不要: iCloudの容量を気にせず、端末間で直接データを転送できる
このように、iPhoneの機種変更時に最も手軽な方法として、多くのユーザーが利用しています。
クイックスタートを使う前に準備するべきこと
クイックスタートを利用する前に、スムーズな移行を実現するための準備を行いましょう。
- 【両方のiPhoneのバッテリーを十分に充電】
クイックスタートのデータ転送には時間がかかることがあるため、バッテリー残量50%以上を推奨。
可能なら、移行中は電源に接続した状態で進めると安心。 - 【安定したWi-Fi環境を確保】
クイックスタートはWi-FiとBluetoothを利用するため、通信が途切れない環境が必須。
自宅のWi-Fiを使用するのが最適。外出先や不安定なネット環境ではエラーが発生することもある。 - 【iOSのバージョンを最新にアップデート】
旧iPhone・新iPhoneの両方を最新のiOSにしておくと、トラブルなく移行可能。
設定アプリから「一般」→「ソフトウェア・アップデート」を開き、最新のiOSがインストールされているか確認。 - 【旧iPhoneのストレージを整理】
不要なアプリやデータを整理して、新しいiPhoneに無駄なデータを持ち込まないようにする。
クイックスタートはデータ移行に時間がかかるため、できるだけ軽量化しておくとスムーズに進む。 - 【Apple IDとパスワードを確認】
クイックスタート後に、新しいiPhoneでApple IDのログインが必要。
「設定」→「[ユーザー名]」→「パスワードとセキュリティ」から、事前に確認しておくことを推奨。
【関連リンク】後悔する?AndroidからiPhoneデータ移行|Googleアカウント引き継ぎ例等紹介
【手順解説】クイックスタートを使ったiPhoneのデータ移行方法
クイックスタートを使ったデータ移行方法は以下の通りです。
- 現在使用中のiPhone(機種変更前)がWi-Fiに接続・Bluetoothが有効か確認する
-
新しいiPhone(機種変更後)の電源をオンにし、現在使用中のiPhoneの近くに置く
- 画面に表示される指示に従って設定を進める
※画面の指示が消えた場合は両端末とも再起動する - Wi-Fiもしくはモバイルデータ通信に接続
※場合によって、モバイルデータ通信に関する設定の案内あり - 新しいiPhoneにアニメーションが現れるので、古いiPhoneのカメラでアニメーションを撮影してスキャンする
- パスコードやFace ID(顔認証)もしくはTouch ID(指紋認証)を設定する
- データの転送方法を選択する
※iCloudを利用する場合は、App・データはバックグラウンドでダウンロードされるため、新しいiPhoneをすぐに使うことができる
※機種変更前のiPhoneから直接データを転送する場合は、転送が完了してから新しいiPhoneの使用が可能 - データの転送が終わるまでは、両端末とも電源をオンのままにして近付けておく
Apple公式:クイックスタートを使って新しいiPhoneやiPadにデータを転送する
新しいiPhoneへSIMカードを挿入するタイミングは、データ移行する前でも後でもどちらでも大丈夫です。
iPhoneクイックスタートの注意点!見落としがちな6つのポイント
iPhoneでクイックスタートを使ってデータ移行を行う際に、注意してほしいことがあります。
- Apple IDとパスワードは事前に確認しておく
- 古い(機種変更前)iPhoneと新しい(機種変更後)iPhoneどちらともWi-Fiに接続している
- LINEやSuicaなど個別に移行や設定が必要なアプリがあるため、事前に確認する
- 新しいiPhoneのストレージを確認し、データがおさまるか把握しておく
- iPhoneを最新のOSにアップデートしておく ※iOS 14.2以上のiPhoneでしかクイックスタートは使えない
- クイックスタートで移行できないデータがある
クイックスタートは、iPhoneの全てのデータを転送できるわけではありません。
特にカード情報やアプリの引き継ぎには注意しておきたいところです。自動で引き継ぎができないものに関しては、個別で引き継ぎをしなければなりません。
二段階認証の設定状況を確認する
二段階認証の設定についても必要不可欠です。
例えば、Googleアカウントなどのサービスでは、ログイン時に二段階認証を促されることがあるでしょう。
その場合、機種変更前のiPhoneでの設定解除や、新しいiPhoneでの再設定などができていないと最悪の場合ログインできないといったケースが起こります。
機種変更前のiPhoneが手元にあれば、設定することは可能なので、新しいiPhoneの使用が可能となるまでは、機種変更前のiPhoneを手元に置いておくことをおすすめします。
クイックスタートで引き継がれるデータ・引き継がれないデータ
クイックスタートを利用すると、iPhoneのデータを新しい端末へスムーズに移行できますが、先ほども述べたようにすべてのデータが完全に移行されるわけではありません。
一部のアプリデータや設定は、個別にバックアップや再設定が必要です。事前に「何が引き継がれるか」「何が引き継がれないか」を確認し、適切な準備をしておきましょう。
引き継がれるデータ
システム設定 |
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アプリデータ |
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メディア |
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メッセージ関連 |
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Apple関連 |
|
これらのデータは、クイックスタートを利用すればそのまま新しいiPhoneに引き継がれます。
ただし、アプリによっては個別のバックアップが必要なものもあるため、次の「引き継がれないデータ」の項目を確認しておきましょう。
引き継がれないデータ
システム設定 |
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---|---|
アプリデータ |
|
メディア |
|
メッセージ関連 |
|
Apple関連 |
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特に以下のデータには注意が必要です。
① LINEのトーク履歴は自動で移行されない!
クイックスタートではLINEアプリ自体は引き継がれますが、トーク履歴はバックアップがないと消えてしまいます。
機種変更前に必ずバックアップを取る必要があります。
② ゲームアプリのセーブデータ
ゲームによっては、アカウント連携をしないとデータが消えてしまう場合があります。
事前にApple ID、Facebook、Googleアカウントなどと連携しているか確認しましょう。
③ Apple Musicのオフライン楽曲
Apple Musicのプレイリストは引き継がれますが、オフライン再生用にダウンロードした楽曲は移行されません。 再度ダウンロードが必要になるため、通信環境に注意しましょう。
④ VPN・プロファイル設定
企業用のVPNやプロファイル(MDM設定)は再設定が必要です。
機種変更前にチェック!iPhoneでLINE・eSIMを移行する方法
LINEの移行方法
先ほども述べたようにクイックスタートでは、LINEのアプリ自体は移行されますが、トーク履歴は引き継がれません。
そのため、以下の手順でバックアップを取っておくことが必要です。
① LINEのトーク履歴をバックアップする方法(iCloud使用)
LINEのトーク履歴を新しいiPhoneで復元するには、iCloudを使ったバックアップが便利です。
- 旧iPhoneでLINEを開く
- 「ホーム」→「設定」をタップ
- 「トーク」→「トークのバックアップ」を選択
- 「今すぐバックアップ」を実行
- バックアップが完了したことを確認
ポイント:
- Wi-Fi環境で行う(モバイル通信では通信量が多くなる可能性あり)
- iCloudの空き容量を確認(5GB以上推奨)
- バックアップの完了日時を確認し、最新の状態にする
② LINEアカウントの引き継ぎ手順
新しいiPhoneでLINEを使うためには、アカウントの引き継ぎ設定を行う必要があります。
- 電話番号・メールアドレスの確認
- LINEのパスワードを設定・確認
- 「アカウント引き継ぎ設定」をONにする(24時間以内に移行が必要)
- 旧iPhoneで「アカウント引き継ぎ設定」をONにする
- LINEアプリ → 設定 → 「アカウント引き継ぎ」 → 「アカウントを引き継ぐ」をON
- 新iPhoneでLINEをインストール
- 旧iPhoneと同じ電話番号・メールアドレスでログイン
- 「トーク履歴を復元」を選択
- 正常にデータが移行されたか確認
注意点:
- 引き継ぎ設定をONにしないと、新iPhoneでログインできなくなる
- トーク履歴の復元は初回ログイン時のみ可能(スキップすると復元不可)
- LINE Payの残高は引き継がれるが、設定の確認が必要
【関連リンク】ラインアカウント削除せずにiPhone初期化どうなる?復元引き継ぎの注意点
eSIMの移行方法
eSIMとは、物理的なSIMカードを使用せずに端末内に組み込まれたSIM(Embedded SIM)のことです。
iPhoneの機種変更時には、eSIMの移行手続きが必要になります。
① eSIMの移行前に確認すること
事前に以下の項目を確認しておきましょう。
- 新旧iPhoneがeSIMに対応しているか
- キャリア(docomo・au・SoftBank・楽天など)がeSIMの再発行に対応しているか
- キャリアのアカウント情報(ID・パスワード)を確認
- Wi-Fi環境があるか(移行手続きに必要)
② eSIMの移行手順
eSIMの移行方法は2つの方法があります。
方法1:クイック転送(iPhone間で直接移行)
クイックスタートを使用すると、eSIMも簡単に移行できる場合があります。
iOS 16以降に対応しているiPhoneで、同じキャリアを使用している場合に利用可能です。
- 新しいiPhoneの電源を入れ、旧iPhoneの近くに置く
- クイックスタートの画面で「eSIMを転送」を選択
- 旧iPhoneに表示される「eSIM転送を承認」をタップ
- 新iPhoneで「eSIMを有効にする」を選択
- eSIMのアクティベーションが完了するまで待つ
ポイント:
- 同じキャリア間での移行にのみ対応
- eSIMの転送にはインターネット接続が必要
- 一部のキャリアでは対応していないため、次の方法を試す
方法2:キャリアの再発行手続きを利用
eSIMの移行ができない場合は、キャリアでeSIMの再発行手続きを行う必要があります。
- キャリアの公式サイトにアクセスし、eSIM再発行を申請
- docomo:「eSIM再発行」ページから手続き
- au:「SIM再発行・交換」メニューからeSIMを選択
- SoftBank:「eSIM再発行」手続きを申請
- 楽天モバイル:「my 楽天モバイル」アプリで手続き - QRコードを取得(キャリアから発行)
- 新iPhoneで「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」
- 「QRコードをスキャン」→ キャリアから送られたQRコードを読み取る
- eSIMの設定が完了し、通信が可能になることを確認
ポイント:
- キャリアによって手続きの流れが異なるため、公式サイトを確認
- 手続きにはキャリアのID・パスワードが必要
- QRコード方式を利用する場合は、別の端末(PC・タブレット)でQRコードを表示して読み取る
クイックスタートでデータ移行ができない時の対処方法10選
もし、先ほど紹介したクイックスタートを使った方法でデータ移行ができなかった場合は、以下を確認してみてください。
【関連リンク】iPhoneデータ引き継ぎ移行(クイックスタート以外有)方法と準備
- Wi-Fiが接続(オンの状態)されているか・不安定でないか確認
- Bluetoothがオンになっているか確認
- iOSのバージョンは最新か、古い場合はアップデートする
- iCloudのバックアップがオンになっているか「設定」から確認
- 新しいiPhoneのストレージ容量は十分にあるか確認
- 新しいiPhoneが初期化(工場出荷時)状態であるか
- 機種変更前のiPhoneでApple IDは設定しているか
- クイックスタートを使う端末以外のiPhoneを近くに置いていないか、端末同士離れすぎていないか
- 充電はしているか※クイックスタートは時間がかかるため十分なバッテリー容量が必要
- 機種変更前のiPhoneが故障していないか
クイックスタートを使うときは、カメラの読み込みやWi-Fiの接続を行うため、機種変更前のiPhoneが故障しているとエラーなどが起きてクイックスタートができない場合があります。
クイックスタートができないときの対処法の詳しい内容は、以下の記事も参考にしてみてください!
【関連リンク】なぜ?iPhoneクイックスタートデータ移行できない|失敗の原因とやり方
クイックスタート以外でiPhoneデータを移行する方法
機種変更前のiPhoneが手元にない場合などは、何らかの理由によって「クイックスタートを使ったデータ移行ができない」というケースもあるでしょう。
その場合は、以下の方法でiPhoneからiPhoneへデータ移行が可能です。
- iCloudでデータをバックアップしてiPhoneからiPhoneへデータ移行する
- パソコンを使ってiTunesでiPhoneからiPhoneへデータ移行する
iCloudでデータ移行する際は、大切なデータを新しいiPhoneで引き継ぐために、機種変更前のiPhoneでこまめにバックアップをとっておくことが必要です。
また、iTunesでデータ移行を行う際は、パソコン経由でバックアップを作成するので、手元にパソコンがない場合はデータ移行を行うことができません。
以下の記事でも、クイックスタート以外のデータ移行方法について紹介しているのでチェックしてみてくださいね!
【関連リンク】iPhoneからiPhoneにデータ移行やり方。注意点とクイックスタート以外の仕方
クイックスタート・iPhone引き継ぎに関してよくある質問(FAQ)
Q.クイックスタートのデータ移行にかかる時間はどれくらい?
A.クイックスタートのデータ移行にかかる時間は、一般的に20分〜1時間程度です。
ただし、Wi-Fi環境やデータ量によって変動するため、スムーズに進めるためには安定したWi-Fi環境で行い、不要なデータを整理しておくことが重要です。
Q.LINEのトーク履歴は引き継がれますか?
A.クイックスタートを使っても、LINEのトーク履歴は自動では引き継がれません。引き継ぐには、事前にiCloudでトークのバックアップを取る必要があります。
新しいiPhoneでLINEにログインし、「トーク履歴を復元」を選択すると、バックアップしたデータを復元できます。ただし、復元は初回ログイン時のみ可能なので注意が必要です。
Q.クイックスタートでうまくいかない場合、どうすればよいか?
A.クイックスタートがうまくいかない場合は、まずWi-FiとBluetoothが有効になっているかを確認し、両方のiPhoneを最新のiOSにアップデートしてください。
それでも解決しない場合は、iPhoneを再起動し、再度クイックスタートを試すことで改善することがあります。
もしデータ移行が途中で止まる場合は、新しいiPhoneの空き容量を確認し、不要なデータを削除することで解決する可能性があります。
それでも問題が解決しない場合は、iCloudバックアップまたはiTunesを利用してデータを移行する方法を検討するとよいでしょう。
【関連リンク】ストレージとは?残りギガ数確認と増やし方|いっぱいです時iPhone・Android対処法
機種変後の使わないiPhoneはどうする?安全な処分方法4選
機種変更に伴って不要となったiPhoneはどうしていますか?
処分するにも、初めて自分で機種変更をする場合などは「どうしたらいいのか分からない」と困ってしまうことでしょう。
ここからは、使わなくなったiPhoneのおすすめの処分方法を4つ紹介していきます。
- 自治体が設置している「小型家電回収ボックス」を利用する
- 携帯キャリアで回収を依頼する
- Appleが提供している「リサイクルプログラム」を利用する
- スマホ買取店やフリマサービスで買い取ってもらう
また、iPhoneを処分する際にやっておくべきポイントも紹介するので、ぜひチェックしてみてください!
1.自治体が設置している「小型家電回収ボックス」を利用する
まず、iPhoneの処分方法としておすすめなのは、各自治体で設置している「小型家電回収ボックス」に持ち込むことです。
家電量販店やスーパー、公共施設などで設置していることが多く、ボックスに捨てるだけなので費用がかかることはありません。
盗難防止の対策はしてありますが、個人情報の漏洩防止のために自分でデータの初期化・削除などをしてから、投函するようにしましょう。
2.携帯キャリアで回収を依頼する
au・ドコモ・ソフトバンクなどの大手携帯キャリアでは、iPhoneの回収を行っているので、処分する際にはキャリアショップに持ち込むのもおすすめです。
基本的には、契約の有無を問わずにどのキャリアショップでも対応してくれます。
au・ドコモ・ソフトバンクでは「ケータイパンチ」と呼ばれる専用工具を使って、iPhoneを物理的に破壊します。
これによって、情報漏洩を防ぐことができるんです!
キャリアによっては、データの初期化なども対応してくれますが、持ち込む前に自分で初期化しておくことをおすすめします。
【関連リンク】ケータイパンチとは?データ流出大丈夫?スマホの穴あけ廃棄処分
3.Appleが提供している「リサイクルプログラム」を利用する
Appleで提供している「リサイクルプログラム」を利用するのもおすすめ。
Appleでは、いらなくなったiPhoneの回収やリサイクルを行っており、お近くのApple Storeや宅配サービスにて回収してもらえます。
費用は無料ですが、データ削除等はAppleで対応してもらえないので、自分で行う必要があります。
4.スマホ買取店やフリマサービスで買い取ってもらう
まだ使用することが可能なiPhoneは、スマホ買取店や「メルカリ」などのフリマサービスに売りに出すといいかもしれません。
スマホ買取店では故障した・水没したiPhoneも買取可能なお店があり、部品の価値まで見極めてくれるので、高値で買い取ってもらえる可能性があります。
ただし、スマホ買取店やフリマサービスを利用する場合も、情報漏洩を防ぐためにiPhoneの初期化は必ず行いましょう。
【関連リンク】iPhoneスマホ売るならどこがいい?ゲオ・ブックオフ等おすすめ買取店舗
iPhoneを安全に処分するためにやっておくべきこと
iPhoneを安全に処分するためには、以下のポイントを必ずチェックしておきましょう。
- データのバックアップをとり、処分するiPhoneは初期化(工場出荷状態)する
- SIMカードは抜いて、不要な場合は処分(キャリアに返却・ハサミなどで細かく裁断)する
iPhoneやSIMカードには、大切な個人情報が保存されています。
もし、初期化ができていない・SIMカードを抜いていない場合は、悪意を持った第三者が不正に利用するケースが起きてしまい、トラブルに巻き込まれることも。
安全に処分するためにも、処分前に上記の2つを自分でしっかりと確認しましょう。
まとめ
iPhoneのデータ移行は難しそうに思えますが、クイックスタートを活用すれば、誰でも簡単に機種変更ができます。
Wi-FiとBluetoothを使ってワイヤレスで移行できるため、パソコンやケーブルを使う手間もなく、初心者でも安心です。
ただし、LINEのトーク履歴やeSIMのデータは自動では移行されないため、事前にバックアップを取ることが重要です。
また、クイックスタートがうまくいかない場合は、Wi-Fi環境やiOSのバージョンを確認し、必要に応じてiCloudバックアップやiTunesを活用しましょう。
快適なiPhoneライフをスタートさせるためにも、機種変更前にしっかり準備を整えましょう。