iPhone初期化でLINEはどうなる?消えるものと復元・引き継ぎ

iPhone初期化でLINEはどうなる?消えるものと復元・引き継ぎ
iPhone初期化でLINEはどうなる?消えるものと復元・引き継ぎ
2026年8月6日
iPhone初期化でLINEはどうなる?消えるものと復元・引き継ぎ

iPhoneを初期化しても、LINEのアカウント自体は消えません。友だちリストも購入したスタンプも残ります。消えるのは端末の中にしかなかったトーク履歴です。ただし電話番号やパスワードなどの登録情報を確認していないと、同じアカウントを引き継げなくなる場合があります。初期化のボタンを押す前に、登録内容を確かめておくかどうかで結果が変わります。

この記事では、消えるものと残るものを早見表で整理し、初期化前に確認する登録情報、トーク履歴のバックアップ手順、取り忘れたときに直近14日分だけ引き継ぐ方法、旧端末が手元にないときの対処までをまとめました。LINE以外に解除しておくべきものも並べています。

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初期化するとLINEはどうなる?早見表

初期化するとLINEはどうなる?早見表
消えるものと残るものは、はっきり分かれている

初期化と聞くと「LINEが全部なくなる」と身構えてしまいますが、消えるものと残るものははっきり分かれています。恐れる必要があるのは1行だけです。まず全体像を確認してください。

項目 初期化後 備考
アカウント本体 残る LINEのサーバー側で管理されている
友だちリスト・グループ 残る ログインすれば戻る
購入したスタンプ・着せかえ 残る 再ダウンロードが必要
LINEポイント 残る 同じLINEアカウントを引き継げば残る
トーク履歴 消える バックアップがあれば戻せる
アルバム・ノート 残る サーバー側に保存されている
Keepメモ 残る ログイン後に確認できる
いちばん気をつけたいのはトーク履歴です。端末の中にしかないため、初期化すると消えます。そして復元の案内が出るのは、新しい端末で最初にログインしたときです。ここを飛ばして進めてしまうと、後から戻せなくなる場合があります。

もうひとつ押さえておきたい点があります。アカウントが残っていても、登録情報や利用できるログイン方法を確認していないと引き継げない場合があります。初期化してから慌てるのが、まさにこのパターンです。次章から順に確認していきます。

アカウントは消えない|消えるのは端末の中身

アカウントは消えない|消えるのは端末の中身
保管されている場所が違う

初期化すると、iPhoneは工場出荷時の状態に戻ります。端末に保存されていた写真、アプリ、設定はすべて消えます。ではなぜアカウントだけ残るのか。アカウントの情報は端末ではなく、LINEのサーバー側に保管されているからです。

保管場所 該当するもの 初期化の影響
サーバー側 アカウント、友だち、購入履歴、LINEポイント、アルバム 受けない
端末の中だけ トーク履歴、端末に保存した写真や動画 消える

つまり、アカウントを削除する操作と、端末を初期化する操作はまったくの別物です。アプリを消しただけ、端末を初期化しただけでは、LINEアカウントは削除されません。逆にいえば、アカウントを本当に消したい場合は、アプリ内から削除の手続きを行う必要があります。

ここで釘を刺しておきます。アカウントを削除すると、友だちも購入したスタンプもLINEポイントもすべて失われ、元に戻せません。端末を手放すだけなら、削除は不要です。初期化だけで足ります。

「LINEの初期化」と「端末の初期化」は別物

「LINEの初期化」と「端末の初期化」は別物
3つの操作で、失うものがまったく違う

相談の場でよく起きるのが、「LINEを初期化する」と「iPhoneを初期化する」の取り違えです。言葉は似ていても、失うものが違います。自分がやろうとしているのはどれなのか、先に見分けてください。

操作 何が起きるか アカウント
iPhoneを初期化する 端末が工場出荷時に戻る。トーク履歴は消える 残る
LINEアプリを削除して入れ直す 端末内のトーク履歴は消える。ログインし直せば友だちは戻る 残る
アプリ内でトーク履歴を削除する 選んだトークの履歴だけが消える 残る
LINEアカウントを削除する 友だち・スタンプ・LINEポイントがすべて消え、元に戻せない 消える

表のとおり、アカウントが消えるのは最後の1行だけです。「LINEを初期化したい」という言葉の中身が、実際にはアプリの入れ直しやトーク履歴の削除であることは珍しくありません。アカウントを削除せずに端末だけをきれいにしたいなら、iPhoneの初期化を選べば足ります。売却や譲渡が目的なら、なおさら削除する理由はありません。

ひとつ補足しておきます。アプリを入れ直す場合も、トーク履歴は端末から消えます。入れ直す前にバックアップを取るという手順は、端末の初期化とまったく同じです。

初期化前に確認する3つの登録情報

初期化前に確認する3つの登録情報
この3つを確認しておけば引き継ぎやすい

初期化の前に、いちばん先にやるべきことです。電話番号、パスワード、メールアドレスの3つが登録されているかを確認してください。LINEの設定から「アカウント」に進むと一覧で見られます。LINEのヘルプでも、登録している電話番号とメールアドレスが現在使用中のものと一致しているか確認するよう案内されています〔LINEヘルプセンター〕。

LINEの設定からアカウントの登録情報を確認する操作画面
電話番号・メールアドレス・パスワードの登録状況を確認する
確認する項目 あるべき表示 未設定だと
電話番号 自分の番号が入っている ログインの起点がなくなる
パスワード 登録完了と表示される 入り直せなくなる
メールアドレス 自分のアドレスが入っている 番号が変わったときに詰む

パスワードの欄が「未登録」になっている場合は、その場で設定してください。ここが空のまま初期化すると、アカウントは残っているのに入れない状態になります。買取のご相談でいちばん多い失敗がこれです。端末のパスコードを忘れている場合の対処はiPhoneのパスワードを忘れたときの初期化方法にまとめました。

メールアドレスは、キャリアを解約した後も使えるものを登録しておくのが安全です。キャリアが発行したアドレスを登録していると、解約した時点で受け取れなくなります。電話番号が変わる予定がある方は、特に確認しておいてください。

トーク履歴のバックアップ手順

トーク履歴のバックアップ手順
iCloud側とLINE側の2段構えで準備する

トーク履歴を残したいなら、iCloudへのバックアップを取っておく必要があります。iPhone全体のバックアップとは別扱いのため、LINEアプリ側で操作しなければ保存されません。LINEのヘルプでも「新しい端末でメッセージの内容を復元するには、トーク履歴のバックアップが必要です」と明記されています〔LINEヘルプセンター〕。

まずiCloud側の設定を確認する

「設定」→自分の名前→「iCloud」と進み、iCloud Driveがオンになっているか確認します。ここがオフだと、LINE側でバックアップを実行しても保存先がありません。

設定のiCloud画面で保存機能をオンにする操作画面
iCloud側の保存機能をオンにしておく

LINE側でバックアップを実行する

手順 操作
LINEを開き、ホームの歯車アイコンから設定に入る
「トーク」を選ぶ
「トークのバックアップ」に進む
「今すぐバックアップ」を実行する
前回のバックアップ欄の日付が今日になっているか確認する

⑤の確認を必ず行ってください。実行したつもりで失敗しているケースがあります。日付が古いままなら保存されていません。Wi-Fiに切り替えるなど通信環境を変えて、もう一度試してください。

あわせて、バックアップ用PINコードを登録しておくと安心です。この6桁の番号は、後から履歴を戻すときに求められます。忘れると使えなくなるため、控えを残しておいてください。バックアップ全般の考え方はiPhoneのバックアップはパソコンとiCloudどちらがいいかで扱っています。

バックアップを忘れた場合の引き継ぎ

バックアップを忘れた場合の引き継ぎ
直近14日分なら救える場合がある

バックアップを取らずに進めてしまった場合でも、直近14日間のトーク履歴だけなら引き継げる道があります。LINEのヘルプでは、バックアップできない場合や異なるOSへ引き継ぐ場合について、「バックアップ用のPINコードを事前に登録すると、直近14日間のトーク履歴を自動的に引き継げます」と案内されています〔LINEヘルプセンター〕。

旧端末がまだ操作できるなら、使うのはかんたん引き継ぎQRコードです。旧端末の「設定」→「かんたん引き継ぎQRコード」で表示したコードを、新しい端末のカメラで読み取ります。同じOS同士の移行であれば、この方法でも直近14日間の履歴を引き継げます。

状況 戻せる範囲
バックアップがある(iPhoneからiPhoneへ) バックアップ時点までの履歴
バックアップがない(旧端末が使える) 直近14日間
異なるOSへ移す(PINコード登録済み) 直近14日間
バックアップがなく、旧端末も使えない 戻せない

ここが分かれ目です。旧端末がまだ動くうちなら手があります。初期化した後や旧端末が手元にない場合は、バックアップ用PINコードを事前に登録していたかどうかで決まります「バックアップを忘れた」と気づいた時点で、旧端末をそれ以上いじらないことが最優先になります。

※LINEには、OSを問わずテキストとメディアのトーク履歴をバックアップできる有料の「プレミアムバックアップ」も用意されています。提供条件と料金は変わる場合があるため、申し込む前にLINEアプリ内の案内で最新の内容をご確認ください。

旧端末が手元にない場合の引き継ぎ

旧端末が手元にない場合の引き継ぎ
登録情報を確認しておけば引き継げる

故障した、すでに手放したといった理由で旧端末がない場合でも、電話番号とパスワード、またはApple ID・Googleアカウントなど登録済みのログイン方法が分かればアカウントに入り直せます。ただしトーク履歴は、事前のバックアップかPINコードの登録がある分しか戻りません。

手順 操作
新しい端末にLINEを入れて起動する
「ログイン」から電話番号での方法を選ぶ
電話番号を入力し、届いた認証番号を入れる
表示されたアカウントが自分のものか確認する
登録済みのパスワードを入力する
トーク履歴の復元を選び、PINコードを入力する
⑥のトーク履歴の復元は、この場面を逃すと後から実行できない場合があります。「あとでやろう」と飛ばすと、バックアップがあっても戻せなくなることがあります。画面に案内が出たら、必ずその場で進めてください。

もうひとつ知っておきたいのが、新しい端末でログインした時点で、旧端末のLINEは使えなくなるという点です。スマートフォン2台で同じアカウントに同時に入ることはできません。旧端末で確認したいことがあれば、ログインの前に済ませておいてください。機種変更の前後にやることはiPhoneの機種変更前後に必要なやることで通しで整理しています。

LINE以外にも初期化前にやること

LINE以外にも初期化前にやること
後から取り返しがつかないものを先に

初期化はLINEだけの問題ではありません。先に解除しておかないと、新しい端末で使えなくなるものがあります。順番を間違えると、復旧に余計な手間がかかります。

対象 初期化前にやること 忘れるとどうなるか
モバイルSuicaなどの交通系IC ウォレットアプリから削除する 新しい端末に追加できない
Apple Watch ペアリングを解除する 新しい端末で復元できない
二段階認証アプリ 移行手順を実行する 各サービスに入れなくなる
ゲームアプリ 引き継ぎコードを発行する 最初からになる場合がある
端末のパスコード 控えを確認する 初期化の操作自体ができない
「探す」(アクティベーションロック) オフにする 次に使う人が初期設定を進められない

特に交通系ICとApple Watchは、初期化してからでは解除できません。これらの解除を全部済ませてから、最後に初期化という順番になります。手順はそれぞれおサイフケータイの初期化と売却前のデータ消去Apple Watchのペアリング解除にまとめました。

あわせて、初期化の直前にもう一度バックアップを取り直してください。定期的に取っていても、最後に取った日以降のデータは入っていません。初期化そのものの操作はiPhoneを初期化して「こんにちは」の画面を表示させる方法で解説しています。

初期化済みiPhoneの買取【リンクサスモバイル】

初期化済みiPhoneの買取【リンクサスモバイル】
引き継ぎの確認が済んでから査定へ

初期化する理由が「売るため」という方も多いはずです。初期化とデータ消去が済んだiPhoneは、そのまま査定に出せます。相場は新機種が出るたびに下がるため、使わないと決めた時点が最も高く売れるタイミングになります。

監修:リンクサスモバイル 査定士 今井一輝

買取のご相談で最も多いのが、初期化を急ぎすぎたことによるトラブルです。トーク履歴の復元は新しい端末での初回ログイン時にしかできませんし、交通系ICやApple Watchは初期化前に解除しておく必要があります。査定にお出しになるのは、新しい端末ですべてが問題なく使えると確認できてからで十分です。お持ち込みの際は、初期化とデータ消去、「探す」をオフにすること、SIMカードを抜くことの3点をお願いしています。この設定が残っていると、次にお使いになる方が初期設定を進められません。

準備は3つだけです。初期化とデータ消去を済ませ、「探す」をオフにし、箱や付属品を揃える。これで査定額が上向くことは珍しくありません。データ消去そのものに不安があるならスマホのデータを完全消去する方法も確認しておいてください。買い替え先を中古で探せば、費用はさらに抑えられます。

中古iPhoneの在庫を見る(リンクサスモバイル)iPhoneの買取査定へ

まとめ|初期化の前に登録情報を確かめる

iPhoneを初期化しても、LINEのアカウントは消えません。友だちリストも購入したスタンプもLINEポイントも残ります。消えるのは端末の中にあったトーク履歴だけです。ただし、電話番号やパスワードなどのログイン方法が登録されていなければ、アカウントが残っていても引き継げない場合があります。初期化の前に、登録内容を必ず確認してください。「LINEを初期化する」と「iPhoneを初期化する」も別物です。アカウントが消えるのは、アプリ内で削除の手続きをしたときだけになります。

トーク履歴を残したいなら、iCloudへのバックアップを取り、日付が更新されたか確かめましょう。取り忘れた場合でも、旧端末が動くうちならかんたん引き継ぎQRコードで直近14日間は引き継げます。旧端末が手元になくても、バックアップ用PINコードを登録していれば直近14日間を復元できます。復元の案内は新しい端末での初回ログイン時にしか出ないため、その場で進めるのが確実です。交通系ICとApple Watchの解除を済ませてから、最後に初期化する。この順番だけは守ってください。使わなくなった端末は、リンクサスモバイルにご相談ください。

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初期化とLINEに関するよくある質問

iPhoneを初期化するとLINEはどうなりますか?

アカウント自体は消えません。友だちリスト、グループ、購入したスタンプ、LINEポイントはLINEのサーバー側で管理されているため残ります。消えるのは端末の中にあったトーク履歴です。ただし電話番号やパスワードなどのログイン方法が登録されていないと、アカウントが残っていても引き継げない場合があるため、初期化の前に必ず確認してください。

LINEアカウントを削除せずに初期化できますか?

できます。端末の初期化とアカウントの削除はまったく別の操作で、iPhoneを初期化してもLINEアカウントは残ります。アプリを消して入れ直した場合も同じで、ログインし直せば友だちリストは戻ります。アカウントが消えるのは、アプリ内で削除の手続きを行ったときだけです。売却や譲渡が目的なら、初期化するだけで足ります。

初期化前にLINEで確認すべきことは何ですか?

電話番号、パスワード、メールアドレスの3つです。LINEの設定からアカウントに進むと一覧で確認できます。パスワードが未登録のまま初期化すると、アカウントは残っているのに入れない状態になります。メールアドレスはキャリアを解約した後も使えるものを登録しておくと安全です。

バックアップを忘れた場合トーク履歴は戻せますか?

旧端末がまだ操作できる状態であれば、かんたん引き継ぎQRコードを使って直近14日間のトーク履歴を引き継げます。旧端末の設定でコードを表示し、新しい端末のカメラで読み取る方法です。旧端末が使えない場合でも、バックアップ用PINコードを事前に登録していれば直近14日間を引き継げます。気づいた時点で旧端末をそれ以上操作しないことが最優先です。

トーク履歴の復元はいつでもできますか?

復元の案内が表示されるのは、新しい端末で最初にログインしたときです。この場面で飛ばしてしまうと、バックアップがあっても後から戻せなくなる場合があります。案内が表示されたら必ずその場で進めてください。復元には、事前に登録したバックアップ用PINコードが必要になります。

旧端末が手元になくてもLINEを引き継げますか?

電話番号とパスワード、またはApple ID・Googleアカウントなど登録済みのログイン方法が分かれば、新しい端末でログインしてアカウントに入り直せます。手順は、LINEを起動してログインから電話番号での方法を選び、届いた認証番号とパスワードを入力する流れです。ただしトーク履歴は、事前のバックアップかPINコードの登録がある分しか戻りません。

初期化したiPhoneは買取に出せますか?

出せます。初期化とデータ消去が済んでいれば査定が可能です。あわせて「探す」をオフにし、SIMカードを抜いてお持ちください。この設定が残っていると、次に使う方が初期設定を進められません。査定に出すのは、新しい端末ですべてが問題なく使えると確認できてからが安全です。

監修:リンクサスモバイル 査定士 今井一輝。LINEアプリの画面表示や項目名は、アプリの更新により変わる場合があります。

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