近年「楽天Edy」や「モバイルSuica」といった電子決済アプリを利用する方が増えています。
電子決済アプリは現金を持ち歩く手間がなく、サッと会計を済ませることができるとても便利なサービスです。
Android端末だと「おサイフケータイ」というアプリで電子決済サービスを管理することができますが、機種変更や買取を行いたいときはスマホの初期化とは別に、おサイフケータイの初期化や引き継ぎの手続きを行う必要があります。
今回の記事では、Androidスマホ向けにおサイフケータイの初期化方法や引き継ぎ方法の手順を詳しく紹介していきます。
おサイフケータイを初期化する際の注意点は?

おサイフケータイを初期化するにあたって、注意してほしいことがあります。
おサイフケータイには「FeliCaチップ」といった、かざすだけでデータを送受信できる非接触型のICカード技術が使用されています。
この「FeliCaチップ」の中に保存された残高や履歴などのデータは、Android端末をリセットして初期化しても削除はされません。
そのため、スマホの買取などを理由にお持ちのAndroid端末を手放す場合は、スマホの初期化とは別の方法でおサイフケータイのデータを初期化しなければならないのです。
https://twitter.com/yuki476/status/1708412360120283392
もし、データが残っている状態でスマホの買取に出しても、受付されなかったり悪用されてしまったりする可能性があります。
少し手間かもしれませんが、こういったことを防ぐためにもおサイフケータイの初期化は必ず行いましょう。
なお、機種変更して新しいスマホでもおサイフケータイを利用する場合は、初期化の操作を行う前に移行の手続きから行う必要があります。
https://linx-as.co.jp/dangers-of-selling-your-iphone-smartphone/
端末のおサイフケータイの確認方法

それではまずはじめに、おサイフケータイの初期化を行いたいAndroid端末の利用状況から確認していきましょう。
- 「おサイフケータイ」アプリを開いて、画面左上にある三本線(メニュー)を押下
- 「サポート・規約」の項目を押下
- 「メモリ使用状況」を押下
- 「共通領域」と表示されているブロックを確認
ブロックが「0」と表示されている場合は、おサイフケータイを利用していない状況なので初期化の操作を行う必要はありません。
しかし「0」でない場合は利用中のため、これから紹介するおサイフケータイの初期化やデータ移行の操作を行いましょう。
おサイフケータイの初期化方法

実際におサイフケータイの利用状況を確認し、現在利用中だった場合は初期化の操作を行う必要があります。
ここからは、おサイフケータイの初期化について、以下の3パターンを紹介するので参考にしてみてください。
- キャリア(docomo・au・ソフトバンク)に契約中の場合
- SIMフリースマホの場合
- 手動でデータ移行を行う場合
キャリア(docomo・au・ソフトバンク)に契約中の場合
まずは、docomo・au・ソフトバンクといった通信キャリアに契約中の場合から紹介していきます。
このいずれかのキャリアに契約中の場合は、各キャリアのショップでおサイフケータイの初期化の手続きを行うことができます。
docomoで契約中のAndroid端末の場合は、docomoショップに設置してある「DOCOPY(ドコピー)」を使って、おサイフケータイの初期化を行うことができます。
https://twitter.com/arukamo12/status/1493041797307584512
auやソフトバンクで契約中の場合は、それぞれのキャリアのショップにて店舗スタッフに初期化の手続きをしてもらいましょう。
ただし、店舗で初期化の手続きを依頼する際は、店舗によっては対応できない場合があるので、事前に店舗へ問い合わせをして確認しておくのがおすすめです。
なお、移行の手続きはできないので、必要だと思うデータについては事前に自分で移行の手続きを行いましょう。
SIMフリースマホの場合
もうすでにdocomo・au・ソフトバンクといった通信キャリアと契約が切れたスマホや、各通信キャリアでしか使うことができないようにする「SIMロック」がかかっていない「SIMフリー」スマホの場合は、先ほど紹介したキャリアのショップで初期化の手続きを行うことはできません。
そのため、おサイフケータイと連携しているアプリの設定から、一つずつ初期化の手続きを行う必要があります。
https://twitter.com/OpheliaKlain2/status/1710349621506224188
手動でデータ移行を行う場合
機種変更後、新しいスマホでもおサイフケータイを引き続き利用したい場合は、初期化の前に利用したい各アプリからデータ移行の手続きを行う必要があります。
アプリによっては、公式サイトでデータ移行の手続き方法を紹介しているので、操作に困ったときは公式サイトで紹介しているか確認してみましょう。
後ほど、代表的な電子決済アプリの移行方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
https://linx-as.co.jp/android-machine/
電子決済アプリの移行方法

先ほど、機種変更したときに新しいスマホでもおサイフケータイを引き続き利用したい場合は、初期化を行う前に移行の手続きを行う必要があることをお伝えしました。
ここからは、以下の3つの電子決済アプリの移行方法について詳しく紹介していきます。
- 楽天Edy
- nanaco
- モバイルSuica
移行手続きを行う際は、機種変更前にインターネットに接続した状況で行いましょう。
もし、機種変更後に移行手続きを行う場合は、Wi-Fiに繋いで移行手続きを行う必要があります。
なお、今回紹介する電子決済アプリ以外のサービスも、基本的には同じような操作で移行手続きを行うことができます。
1.楽天Edyの移行方法
まずは、楽天Edyの移行方法について紹介していきます。
- 「楽天Edy」のアプリを開いて、画面左上の三本線(メニュー)を押下
- 「機種変更の手続き」の項目を押下
- 「預ける」を押下
- 「おサイフケータイに機種変更」の項目を押下
- 楽天ID・パスワードでログインする
- 新しいスマホに4と同じ楽天ID・パスワードでログインし初期設定をして完了
万が一古いバージョンのアプリを利用していた場合は、残高が「0」だと「機種変更の手続き」ではなく「楽天Edyの削除」を選択する必要があります。
なお、新しいスマホでの初期設定は、機種変更の手続き後「30日以内」に行いましょう。
また、残高が「0」であっても登録状況を引き継ぐためには、必ず移行手続きを行う必要があります。
2.nanacoの移行方法
続いて、nanacoの移行方法について紹介していきます。
- 「nanaco」アプリを開く
- 「機種変更(nanacoの引き継ぎ)」を押下
- 「引き継ぎ番号を発行する」を押下
- 会員メニュー用のパスワードを入力し「認証」を押下
- 新しいスマホで「nanaco」アプリを開く
- アプリで4桁の暗証番号を設定し「機種変更」の項目を押下
- 発行した引き継ぎ番号・会員メニュー用のパスワードを入力して完了
なお、移行手続きの操作を行う前に機種変更し、Wi-Fiに接続した状況でも手続きを行うことができない場合は「nanacoお問合わせセンター」で対応可能なため、すぐに相談しましょう。
3.モバイルSuicaの移行方法
最後に、モバイルSuicaの移行方法を紹介します。
- 「モバイルSuica」アプリを開く
- トップ画面で「会員メニュー」を押下
- 「カードを預ける(機種変更)」を押下※「おサイフケータイ」アプリが開いたら、預けるカードを選び「預ける」を押下
- 【「おサイフケータイ」アプリを起動】を押下
- 預けるカードを選び「カードを預ける(機種変更)」を押下
- 新しいスマホで「モバイルSuica」アプリを開き「すでに会員の方はこちら」を押下
- メールアドレスとパスワードでログイン
- 「受け取る」を押下
- 受け取るSuicaを選択し「受け取る」を押下後「おサイフケータイ」アプリが開いたらカードを選び「受け取る」を押下することで完了
これらの機種変更手続きについては、改札の中に入った状態だと手続きを行うことができないので注意してください。
まとめ
今回の記事では、Androidスマホ向けのおサイフケータイの初期化について紹介しました。
Androidスマホを初期化してリセットした状態でも、おサイフケータイに登録された情報までは削除されません。
そのため、おサイフケータイの初期化を行いたい場合は、おサイフケータイの利用状況を確認の上、今回紹介したスマホの契約状況や手続き状況に合わせて初期化を行うようにしましょう。
