結論からいえば、iPhone SE初代(第1世代)は、電話・ネット・カメラ中心なら今も使い続けられます。最後のメジャーアップデートはiOS 15ですが、その後もiOS 15.8系のセキュリティ更新が配信されているためです。ただしiOS 16以降には上がれず、最新版のLINEなど対応アプリは減っています。
この記事では、SE初代の発売日とスペック、最終アップデートの中身、今使うと困ること、使い続けるか買い替えるかの判断、売るときの準備まで、査定士の視点でまとめます。
iPhone SE初代はいつまで使える?現状の概要
「まだ使えるのか」の答えは、何に使うかで変わります。OSの更新・アプリの対応・修理の3つで見ると、SE初代の現状がはっきりします。
| 項目 | SE初代の現状 | 確認元 |
|---|---|---|
| 最後のメジャーiOS | iOS 15(iOS 16以降は対象外) | Apple |
| セキュリティ更新 | 2026年5月にiOS 15.8.8が配信 | Apple |
| Appleでの修理 | オブソリート製品のため受けられない | Apple |
| LINE | iOS 15で使えるのはバージョン14.6.3まで。最新版は入らない | LINE公式ヘルプ |
表のとおり、SE初代は「今日すぐ使えなくなる」状態ではありません。とはいえ、セキュリティ更新がいつまで続くかをAppleは公表しておらず、アプリが求めるiOSも年々上がっています。使える期間は、毎日使うアプリが対応を切るまでと考えるのが現実的です。
- 使い続けやすい用途:電話・SMS、Safariでの閲覧、カメラ、音楽
- 困りやすい用途:LINEの新機能、銀行・決済などの対応OSが上がりやすいアプリ
- 代わりが利かないもの:故障したときのApple正規修理
iPhone SE初代の発売日とスペック
iPhone SE初代は2016年3月31日に発売されました(予約は3月24日から)。iPhone 5sと同じ4インチの本体に、当時のiPhone 6sと同じA9チップを積んだ小型モデルです。2017年3月には容量が32GB・128GBに切り替わり、2018年9月に販売を終えています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2016年3月31日 |
| 画面 | 4インチ Retinaディスプレイ |
| チップ | A9 |
| 容量 | 16GB・64GB(2017年3月から32GB・128GB) |
| 認証・端子 | Touch ID/Lightning、イヤホンジャックあり |
| 発売時の価格 | 16GB 52,800円・64GB 64,800円(税別) |
※価格は2016年3月の発表時にAppleが示した税別価格です。新品の販売は終了しているため、中古の価格は販売ページで最新額をご確認ください。
片手に収まる4インチとイヤホンジャックは、4.7インチになったSE第2世代にはない特徴です。この小ささこそ、SE初代を手放しにくい理由でしょう。世代ごとの見分け方はiPhone SE 第1世代・第2世代の違いで比べています。
最終アップデートはiOS 15|セキュリティ更新は今も届く
SE初代が上がれる最後のメジャーバージョンはiOS 15です。2022年に配信されたiOS 16はiPhone 8以降が対象となり、SE初代はここで外れました。
ただし、最新iOSの対象から外れたことと、更新が止まったことは別の話になります。Appleはその後もiOS 15向けの修正を出しており、2026年5月11日にはiOS 15.8.8がSE初代を含む機種に配信されました(Apple公式:iOS 15.8.8のセキュリティコンテンツについて)。
とはいえ、この更新がこの先いつまで続くかは決まっていません。届くのは修正だけで、新機能は増えないうえ、iOS 16以降を前提にしたアプリは入れられません。更新の有無を確かめる場所は「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」です。
今iPhone SE初代を使うと困ること
普段使いはこなせても、いざというときに困る場面がSE初代にはあります。アプリ・修理・バッテリー・容量の4つは、使い続ける前に知っておきたいところです。
- LINE:iOS 15の端末で使えるのはバージョン14.6.3まで(LINE公式ヘルプ)。2026年11月上旬に14.6.3未満のサポートが終わる予定のため、14.6.3への更新が必要
- 修理:AppleはSE初代をオブソリート製品(販売店への供給停止から7年以上)に分類しており、Appleの修理は受けられない
- バッテリー:発売から10年近くたち、電池の状態は個体ごとに大きく違う
- 容量:16GB・32GBモデルはOSと写真ですぐに空きが足りなくなる
なかでも見落とされがちなのが修理です。画面割れや電池の交換が必要になっても、Appleの窓口では受け付けてもらえません。非正規の修理店で対応している場合はありますが、部品の品質は店ごとに異なります。費用の考え方はiPhoneバッテリー交換費用にまとめています。
まだ使い続けるか、買い替えるかの判断

迷ったときは、使いたいアプリが動くか、電池が持つか、壊れても困らないかの3点で考えると決めやすくなります。
| 今の状況 | 判断の目安 |
|---|---|
| 電話・ネット中心で、LINEも今のまま使えている | 使い続けてよい(バックアップは必須) |
| 必要なアプリが「iOS 16以降」を求めて入らない | 買い替えどき |
| 電池が半日もたない・突然電源が落ちる | 買い替えか、非正規店での電池交換を検討 |
| メインの電話で、壊れたら連絡手段がなくなる | 早めの買い替えが安心 |
サブ機や音楽プレーヤーとして残すなら、SE初代はまだ役に立ちます。ただしメインの電話となると話は別で、故障すれば正規修理という逃げ道がありません。使い続けるなら、iCloudやパソコンへのバックアップだけは今のうちに済ませておきましょう。スマホ全般の寿命の目安はスマホの寿命は何年?で確認できます。
買い替えるならSE第2・第3世代と16eのどれ?
SE初代からの乗り換え先は、SE第2世代・第3世代・iPhone 16eが軸になります。3機種とも最新のiOS 27に対応しており、iOS 15止まりのSE初代とは使える期間が違います。
| 機種 | 画面・認証 | 向いている人 |
|---|---|---|
| SE第2世代 | 4.7インチ・Touch ID | 予算を抑えてホームボタンを残したい |
| SE第3世代 | 4.7インチ・Touch ID・5G対応 | ホームボタンと5Gを両方ほしい |
| iPhone 16e | 6.1インチ・Face ID | サイズより新しさを重視する |
注意したいのはサイズです。16eは6.1インチになり、4インチのSE初代と比べるとひと回り以上大きく感じます。小ささを優先するならSE第2・第3世代が近い選択肢です。各機種のサポートの見通しはiPhone SE2はいつまで使える?とiPhone SE3はいつまで使える?、中古の在庫はリンクサスモバイルの中古iPhone一覧で確かめられます。
使わなくなったSE初代を売る前の準備
買い替えたあとのSE初代も、状態しだいで買取の値がつく場合があります。引き出しにしまったままにすると、バッテリーが劣化して状態が落ちることもあります。
SE初代の査定では、電源が入るか、画面や本体の傷、バッテリー最大容量、「iPhoneを探す」がオフになっているか、ネットワーク利用制限の状態を見ます。古い機種でも、動作や外装の状態によって査定額が出ることがあります。画面割れや起動しない端末でも査定できる場合がありますので、処分する前に一度ご相談ください。
売る前には、バックアップを取り、「iPhoneを探す」をオフにしてから初期化しておきます。ここを飛ばすと、買取店で受け付けてもらえないことがあるので注意してください。手順で迷ったらスマホ下取りの危険性と売却前の注意点が参考になります。
- ▶ iPhone買取(リンクサス買取) — 古い機種・画面割れも査定可能
まとめ|SE初代は用途しだいでまだ使える
iPhone SE初代は2016年3月発売の4インチモデルで、最後のメジャーアップデートはiOS 15です。iOS 15.8系のセキュリティ更新が届いているため、電話やネット中心なら今も使い続けられます。一方で、最新版のLINEは入らず、Appleでの修理も受けられません。
メインの電話として使うなら、アプリが動かなくなる前、壊れる前に買い替えを考えておくと安心です。乗り換え先は、小ささ重視ならSE第2・第3世代、新しさ重視なら16eが候補になります。手放すSE初代は、バックアップと初期化を済ませてから査定に出しましょう。
▼iPhoneの販売・買取はこちらから
▶ 中古iPhoneを探す:リンクサスモバイル iPhone一覧
▶ iPhoneの査定・買取:iPhone買取
iPhone SE初代のよくある質問
iPhone SE初代はいつまで使えますか?
電話・ネット・カメラ中心なら今も使えます。最後のメジャーアップデートはiOS 15ですが、2026年5月にもiOS 15.8.8のセキュリティ更新が配信されました。ただし更新がいつまで続くかは公表されておらず、毎日使うアプリが対応を切った時点が実質的な使用期限になります。
iPhone SE初代の発売日はいつですか?
2016年3月31日に発売されました。予約は3月24日に始まり、発表時の価格は16GBが52,800円、64GBが64,800円(いずれも税別)でした。2017年3月に容量が32GB・128GBに変わり、2018年9月に販売を終えています。
iPhone SE初代は最新のiOSにアップデートできますか?
できません。SE初代が上がれるのはiOS 15までで、iOS 16以降は対象外です。ただしiOS 15向けのセキュリティ更新は続いており、2026年5月にはiOS 15.8.8が配信されました。更新は「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で確認できます。
iPhone SE初代でLINEはまだ使えますか?
LINE公式ヘルプでは、iOS 15の端末で使えるLINEはバージョン14.6.3までです。2026年11月上旬に14.6.3未満のサポートが終わる予定のため、14.6.3に更新しておけば使い続けられます。最新版は入らないので、トーク履歴のバックアップは早めに取っておきましょう。
iPhone SE初代のバッテリー交換はAppleでできますか?
できません。AppleはSE初代を、販売店への供給停止から7年以上たったオブソリート製品に分類しており、Appleでの修理は受けられません。非正規の修理店で交換できる場合はありますが、部品の品質は店ごとに異なります。
使わなくなったiPhone SE初代は買取してもらえますか?
状態しだいで買取の値がつく場合があります。画面割れや起動しない端末でも査定できることがあります。売る前にバックアップを取り、「iPhoneを探す」をオフにして初期化しておきましょう。リンクサスモバイルでは店頭・宅配買取に対応しています。
監修:リンクサスモバイル 査定士 今井一輝。iOSの配信状況・アプリの対応OSは2026年10月時点の情報です。

