結論からいえば、iPhone SE 第2世代と第3世代の大きな違いは「チップ(A13かA15か)」「5G対応の有無」「バッテリー持ち」の3点です。第3世代はiPhone 13と同じA15 Bionicを搭載し、5Gに対応、ビデオ再生は最大15時間まで伸びました。第2世代はA13で4G専用、ビデオ再生は最大13時間です〔Apple公式〕。本体サイズ・4.7インチ画面・Touch ID・IP67防水は両者ほぼ同じで、見た目だけでは区別がつきにくいのが実際のところです。
この記事では、SE2とSE3を発売時期・チップ・5G・カメラ・バッテリー・重量・カラーの点で比較し、見た目がそっくりな2台を「モデル番号」で見分ける方法まで整理します。中古価格と買取の目安もまとめました。2026年時点の情報で構成しています。
iPhone SE 第2世代と第3世代の違い一覧
iPhone SE(第2世代)は2020年4月、iPhone SE(第3世代)は2022年3月に発売されました。ボディ・4.7インチ画面・Touch ID・IP67防水は共通で、中身のチップと通信(5G)、バッテリーが世代交代したという位置づけです。まずは主な仕様を早見表で押さえておきましょう。
| 項目 | iPhone SE(第2世代) | iPhone SE(第3世代) |
|---|---|---|
| 発売 | 2020年4月 | 2022年3月 |
| チップ | A13 Bionic | A15 Bionic(iPhone 13と同じ) |
| 5G | 非対応(4G専用) | 対応 |
| 画面 | 4.7インチ 液晶(Retina HD) | 4.7インチ 液晶(Retina HD) |
| 本体サイズ | 138.4×67.3×7.3mm | 138.4×67.3×7.3mm |
| 重量 | 148g | 144g |
| カメラ | 広角シングル+スマートHDR | 広角シングル+スマートHDR 4・Deep Fusion |
| 生体認証 | Touch ID(指紋) | Touch ID(指紋) |
| バッテリー(ビデオ再生) | 最大13時間 | 最大15時間 |
| モデル番号(日本) | A2296 | A2782 |
ざっくり分けると、価格の手頃さを取るならSE2、チップの新しさ・5G・電池持ちを取るならSE3という選び方になります。とはいえ、見た目がほぼ同じなので中古で買うときは「どちらの世代か」を必ず確認したいところです。次の章から、見分け方と各項目の違いを順に見ていきます。中古で選ぶならリンクサスモバイルのiPhone一覧で在庫と価格も確認できます。
見た目はほぼ同じ|モデル番号での見分け方
SE2とSE3は、ボディの寸法もホームボタンの位置も同じで、外観だけで世代を言い当てるのは困難です。確実なのは「モデル番号」で見分ける方法で、日本国内モデルはSE(第2世代)がA2296、SE(第3世代)がA2782です。ただし、これは日本向けモデルの番号で、海外で購入された端末は番号が異なる点には注意してください。
モデル番号は2つの場所で確認できます。ひとつは設定アプリ>一般>情報の「モデル番号」で、A から始まる番号をタップすると表示されます。新しいiOSでは同じ画面の「機種名」に「iPhone SE(第2世代)」「iPhone SE(第3世代)」と直接出る場合もあり、こちらが分かりやすいです。もうひとつはSIMトレイを引き出し、スロット内側に刻印された番号を読む方法です。中古端末で電源が入らないときは後者が役立ちます。カラーでの推測もできますが、両世代とも(PRODUCT)REDがあり判別しきれないため、番号での確認が確実です。モデル番号の詳しい調べ方はiPhoneのモデル番号の調べ方もあわせてご覧ください。
サイズと重さの違い
本体サイズは、SE2もSE3も138.4×67.3×7.3mmで完全に同じです。画面も両方4.7インチの液晶(Retina HD)で、片手で扱えるコンパクトさはそのまま引き継がれています。そのため、SE2用に買ったケースやフィルムがSE3でもそのまま使えるケースが多く、周辺アクセサリーの選択肢が広いのはこのシリーズの利点です。
差が出るのは重さで、SE2が148g、SE3が144gと、SE3のほうが4gだけ軽くなりました。数値は小さく、持ち比べてはっきり分かるほどの差ではありません。とはいえ、同じサイズ感で軽くなったこと自体は、毎日握る端末としては素直にうれしい変化です。サイズを重視して選ぶなら、寸法は同じなので「重さ4gの差」と「後述の中身の違い」で判断するのが現実的です。同じ4.7インチの使い勝手はiPhone 8が今も使えるかの記事も参考になります。
チップ性能の違い|A13とA15
中身で最も大きく変わったのがチップです。SE2はA13 Bionic、SE3はiPhone 13と同じA15 Bionicを搭載しています。世代がひとつ新しくなった分、SE3のほうが処理や省電力の面で有利で、重いゲームや複数アプリの切り替えでも余裕を感じやすい構成です。仕様の詳細はApple公式のiPhoneモデル比較でも確認できます。
もっとも、日常的なメール・SNS・動画視聴の範囲では、A13のSE2でも動作に不満は出にくいのが実際のところです。チップの新しさは「今より数年先まで快適さを保ちたいか」で効いてきます。長く使う前提ならA15のSE3、当面の必要十分でよければA13のSE2、という考え方になります。処理が重くなってきたと感じる場合の対処は充電の減りが早い原因と対処法もあわせてご覧ください。
5G対応の違い
通信面の違いははっきりしています。SE3は5Gに対応し、SE2は4G(LTE)専用で5Gは使えません。5Gは高速・大容量の通信規格で、対応エリアであれば大きなファイルのダウンロードや高画質動画がより快適になります。これから数年使うことを考えると、5G対応は無視できない差です。
ただし、5Gは対応エリアや契約プランがそろって初めて活きる点は押さえておきたいところです。生活圏が5Gエリア外だったり、4Gで不便を感じていなかったりすれば、SE2の4Gでも実用上は困りにくいのが正直なところです。5Gの対応機種やエリアの考え方はiPhone 5G対応機種一覧で整理しています。SIMや通信の見直しをするならSIMフリー端末一覧もあわせて検討できます。
カメラとバッテリーの違い
カメラは、レンズ構成はどちらも広角シングルで同じですが、画像処理はSE3のほうが進化しています。SE3はA15チップにより、スマートHDR 4やDeep Fusionといった処理に対応し、明暗差の大きい場面や細部の描写で有利です。とはいえ、レンズそのものは共通のため、望遠や超広角のような撮影の幅が広がるわけではありません。日常のスナップが中心なら、SE2でも十分にきれいに残せます。
バッテリーは、ビデオ再生でSE2が最大13時間、SE3が最大15時間と、SE3のほうが持ちがよくなっています〔Apple公式〕。どちらも高速充電に対応し、対応アダプタで短時間の充電が可能です。ただし、これは新品時の設計値です。発売から年数が経った中古では、内蔵バッテリーが劣化している場合があります。購入時はバッテリーの最大容量を確認し、必要なら交換前提で選ぶと後悔しにくいです。
カラーとストレージの違い
カラーは両世代とも3色展開ですが、色の名称と色味が異なります。SE2はホワイト・ブラック・(PRODUCT)RED、SE3はミッドナイト・スターライト・(PRODUCT)REDです。白と黒にあたる色は、SE3ではやや落ち着いたトーンに変わりました。ただし前述のとおり、両世代に(PRODUCT)REDがあるため、色だけで世代を断定するのは避け、モデル番号での確認が確実です。
ストレージは、SE2・SE3ともに64GB・128GB・256GBの3容量から選べます。写真や動画を多く保存する使い方なら、64GBだと早めに埋まりやすいため、128GB以上が扱いやすい選択です。SE3はカメラ処理が向上した分、写真1枚あたりの容量も増えがちなので、容量には少し余裕をみておくと安心です。容量の考え方はスマホの容量確認と管理方法も参考になります。
中古価格・買取価格の目安と使わない端末の売却
中古価格は、一般的にA15搭載で5G対応のSE3のほうが、SE2より値がつきやすい傾向があります。SE2は発売が古い分、状態や容量によっては手頃な価格で見つかることもあります。価格は容量・状態・時期で変わるため、最新の在庫価格はリンクサスモバイルのiPhone一覧で確認するのが確実です。
買い替えで使わなくなったiPhoneは、そのまま眠らせるより買取に出したほうが次の端末代の足しになります。画面割れやバッテリー劣化があっても、ジャンク品として値がつく場合があります。買取価格は状態・時期で変動するため、目安はiPhone買取ページで確認してください。※中古価格・買取価格は2026年7月時点の目安で、時期や状態で変わります。最新額は各公式ページでご確認ください。
SE2とSE3の査定では、まず世代の取り違えが起きやすいので、モデル番号(A2296かA2782か)で確認しています。評価は、電源が入るか、画面割れの有無、バッテリーの最大容量、初期化・データ消去が済んでいるか、付属品が揃っているかで変わります。SE3は5G対応で人気が続いており、状態が良ければしっかり値がつきます。SE2も需要は根強く、画面割れや起動しない端末でも部品取りとして査定できることがあるので、処分の前に一度ご相談ください。売却前は必ずバックアップとデータの初期化をおすすめします。
買取額は、ちょっとした準備で変わってきます。初期化・データ消去を済ませ、本体をきれいにし、箱や付属品を揃え、SIMロックを解除しておく。この4点で査定額が上向くことは珍しくありません。スマホは新しい機種が出るたびに相場が下がるため、使わないと決めたら早めの査定が得策です。売却時の注意はスマホ売却の危険性と安全な下取り方法もご覧ください。
まとめ|コスパのSE2、性能のSE3
iPhone SE 第2世代と第3世代は、ボディ・画面・Touch ID・防水が共通で、違いは中身に集約されています。第3世代はiPhone 13と同じA15チップ、5G対応、ビデオ再生最大15時間、重量144gと、性能面で一歩進んでいます。第2世代はA13・4G専用・最大13時間・148gですが、日常使いでは不満が出にくく、手頃な価格で選べるのが強みです。価格を抑えたいならSE2、長く快適に使いたいならSE3が目安といえます。
見た目がそっくりな2台なので、中古で買うときはモデル番号(SE2=A2296/SE3=A2782)で世代を確認し、バッテリーの最大容量もあわせて見ておくと安心です。使わなくなったiPhoneは、ジャンク品でも買取できる場合があるので、値下がり前の早めの査定がおすすめです。
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SE2とSE3の違いに関するよくある質問
iPhone SE 第2世代と第3世代の違いは何ですか?
主な違いはチップ・5G対応・バッテリーの3点です。第3世代はiPhone 13と同じA15 Bionicを搭載し5Gに対応、ビデオ再生は最大15時間です。第2世代はA13 Bionicで4G専用、ビデオ再生は最大13時間です。本体サイズ・4.7インチ画面・Touch ID・IP67防水は両世代でほぼ同じです。
SE2とSE3の見分け方はありますか?
外観はほぼ同じため、モデル番号で見分けるのが確実です。日本国内モデルはSE(第2世代)がA2296、SE(第3世代)がA2782です。設定アプリ>一般>情報の「モデル番号」、またはSIMトレイのスロット内側の刻印で確認できます。新しいiOSでは同じ画面の機種名に世代が直接表示される場合もあります。
SE2とSE3のサイズや重さは違いますか?
本体サイズはどちらも138.4×67.3×7.3mmで同じ、画面も4.7インチの液晶で共通です。重さは第2世代が148g、第3世代が144gで、第3世代のほうが4g軽くなっています。寸法が同じため、ケースやフィルムが両世代で共通して使えることが多いです。
iPhone SE 第2世代は5Gに対応していますか?
iPhone SE(第2世代)は4G(LTE)専用で、5Gには対応していません。5Gを使いたい場合は、5Gに対応したiPhone SE(第3世代)が候補になります。ただし5Gは対応エリアと契約プランがそろって活きるため、生活圏や使い方に合わせて選ぶのが現実的です。
コスパで選ぶならSE2とSE3のどちらがいいですか?
価格を抑えたいなら第2世代、性能と5G・電池持ちを重視するなら第3世代が目安です。第2世代は発売が古い分手頃な価格で見つかりやすく、日常使いでは不満が出にくいです。数年先まで快適に使いたい場合は、A15チップと5G対応の第3世代が無難です。
使わなくなったiPhone SE2やSE3は買取できますか?
画面割れやバッテリー劣化があっても、ジャンク品として買取できる場合があります。買取額は状態・付属品・SIMロック解除の有無・時期で変わります。売却前はバックアップとデータの初期化を行いましょう。リンクサスモバイルでは店頭・宅配買取に対応し、ジャンク品も査定します。
最終更新:(リンクサスモバイル 今井一輝 監修・2026年最新)。仕様は各メーカー公式に基づく目安です。

