iPhone SE4いつ出る?最新情報「16e」に名称変更?発売日・特徴・進化まとめ

Appleの最新チップ 「A18」 を搭載したiPhone 16シリーズが、2024年9月に登場し注目を集めています。
そして新たに登場した 「iPhone 16e」 は、エントリーモデルながらもハイエンドに近い性能を備え、2025年2月28日に発売されました。
実はこのiPhone 16eは、「iPhone SE(第4世代)」として事前にリークされていたモデルでもあります。ただし従来のSEシリーズとは、画面サイズやスペックなど、大幅な変更も加えられています。
本記事では、iPhone 16eの最新情報や発売時期、スペック、価格について詳しく紹介します。
これまでのiPhone SEシリーズからの進化ポイントや、上位モデルであるiPhone16シリーズとの違いもまとめています。iPhone選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
iPhone SE 第4世代の発売日はいつ?
iPhone SEのこれまで|第1世代〜第3世代の発売日
Appleのコンパクトモデル「iPhone SE」シリーズは、手頃な価格と高性能を兼ね備えた人気ライン。
まずはこれまでのモデルの進化を振り返りつつ、次世代モデルの最新情報についても見ていきましょう。
世代 | 発売日 | 主な特徴 |
---|---|---|
iPhone SE(第1世代) | 2016年3月 | iPhone 5sのデザインを継承しつつ、iPhone 6sと同じA9チップを搭載 |
iPhone SE(第2世代) | 2020年4月 | iPhone 8のボディにA13 Bionicを搭載し、ホームボタン復活 |
iPhone SE(第3世代) | 2022年3月 | A15 Bionic搭載、5G対応、デザインは第2世代とほぼ同じ |
初代iPhone SE(2016年)は、iPhone 5sの筐体にiPhone 6sのA9チップを搭載し、小型スマホを好むユーザーに向けて登場しました。
その後、第2世代(2020年)はiPhone 8のデザインを踏襲しつつA13 Bionicを搭載し、ホームボタンを維持したことで、従来モデルのユーザーにスムーズな移行を提供しました。
【関連リンク】iPhone SE(第2世代)VS iPhoneXどっちがいい?スペック・サイズ等比較
さらに、第3世代(2022年)ではA15 Bionicを搭載し、ついに5G対応を果たしました。2022年の頃には、そのほかのiPhoneに関して大型化が進んでいたため、「小型のiPhoneが欲しい」といったニーズに対応する端末として人気を博していました。
上表の流れを見るとわかるように、iPhone SEシリーズはこれまでに数回リニューアルを行い、2〜4年間隔で新作が発表されています。
iPhone SE第3世代使い続けてるけど、そろそろ動きにモタつきを感じてる。来年3月まで SEシリーズ出るらしいからどうにか頑張ってもらわないと…
— 競馬と酒と魚? (@K4raV8C7ZUIRvmj) October 9, 2024
これまでの流れから、2025年の春には新作となる「iPhone SE(第4世代)」がリリースされるのではないか、とファンの間で予想されていました。
第4世代は「iPhone 16e」として登場
次世代の「iPhone SE」にあたる端末は、従来の名称ではなく「iPhone 16e」として登場しました。
発売日は2025年2月28日で、iPhone SE(第4世代)の予想やリーク情報とほぼ同じ時期に発売されたことになります。
なお、このモデルはiPhone16eという名称からもわかるように、2024年9月10日に登場したiPhone16シリーズの廉価版といった位置付けでもあります。
アップルの新しいAI機能である「Apple Intelligence」を、低価格でも使えるモデルであることが大きな特徴です。
iPhone SE(第4世代)は、iPhone16eとなり新発売に。
発売日は2025年2月28日となっています。
iPhone16e(iPhone SE 第4世代)のスペックまとめ
サイズ | 縦:146.7 mm 横:71.5 mm 厚さ:7.8 mm |
重量 | 167 g |
カラー | ホワイト・ブラック |
OS | iOS 18.3.1 |
SoC | Apple A18 |
CPU | Apple A18 6コア (高性能x2コア+高効率x4コア) |
GPU | Apple A18 GPU (4コア) |
ストレージ | 128GB / 256GB / 512GB |
ディスプレイ | 6.1インチSuper Retina XDRディスプレイ |
カメラ |
48MP/F1.6(Fusion)の背面カメラ
|
接続 | USB-C (USB 2.0)に対応 Wi‑Fi 6 Bluetooth 5.3 |
価格 |
128GB:99,800円(税込)~ 256GB:114,800円(税込)~ 512GB:144,800円(税込)~ |
Appleの新型「iPhone 16e(iPhone SE 第4世代)」は、これまでのSEシリーズとは大きく異なり、ハイエンドモデルに近い性能を持つ進化したデバイスです。
従来のSEシリーズではコストパフォーマンスを重視した設計が特徴でしたが、今回のモデルはフルスクリーンデザインを採用し、処理能力やカメラ性能も大幅に向上しています。
特にA18チップの搭載やApple Intelligenceへの対応など、最新技術を積極的に取り入れた点が注目されています。
ディスプレイ & デザイン|6.1インチOLEDで美しい表示
6.1インチOLEDディスプレイ
iPhone 16シリーズと同じOLEDディスプレイを採用し、液晶(LCD)に比べて発色が鮮やかで、黒の表現がより深みのあるものに。
HDR対応により、映画や写真の視聴体験が向上しています。
アルミニウム製ボディ
耐久性に優れながらも軽量な設計のアルミニウム製ボディを採用。
デザイン面では、iPhone 14に近い形状を採用し、従来のSEシリーズのベゼル(画面周囲の枠)が大きいデザインとは異なり、よりスタイリッシュな印象に進化しています。
プロセッサ & パフォーマンス|A18チップ搭載で処理速度が向上
最新のA18チップを搭載
高性能なチップにより、ゲームや動画編集、マルチタスクでも快適な動作を実現しています。
従来のiPhone SE(第3世代)に比べ、処理速度が向上し、より長く最新のiOSのサポートを受けられるのも大きなポイントです。
Apple Intelligence対応
Appleが導入するAI技術に対応し、音声アシストや自動文字生成、写真編集などの機能が強化。
よりスマートな使い方が可能になります。
カメラ機能|4800万画素のFusionカメラを搭載
iPhone16e、カメラ性能意外と良いかも pic.twitter.com/qVlGGpANsc
— Toby (@tobyyy_pic) March 5, 2025
4800万画素のFusionカメラ
iPhone 15シリーズの技術を活用し、1枚の写真の中で複数の撮影結果を組み合わせ、より鮮明でダイナミックな画像を生成。
特に低照度下での撮影性能が向上しました。
光学手ぶれ補正(OIS)搭載
手持ちで撮影してもブレを抑え、夜景や動画撮影においても安定したクオリティを実現できるように進化しました。
Hybrid Focus Pixels
高速オートフォーカス技術により、動く被写体でも素早くピントを合わせることが可能に。
ポートレート撮影や動きのあるシーンでも鮮明に撮影できるのが特徴です。
バッテリー & 充電|シリーズ最長の駆動時間を実現
6.1インチサイズでは最長のバッテリー駆動時間
バッテリー持ちがさらに向上し、1日を通して快適に使用可能になりました。
省電力性能が向上したA18チップの効果もあり、前世代のSEよりも長時間の利用が可能になったのが魅力です。
急速充電対応(USB-PD 20W以上)
高速充電に対応し、30分で50%の充電が可能になりました。
さらにUSB-Cポートを搭載することで、iPadやMacBookと同じケーブルで充電できる利便性が向上しています。
価格(日本国内)|ストレージ容量ごとの価格帯
今回のiPhone 16eは、エントリーモデルとしては高性能な仕様となった分、価格もやや上昇しています。
- 128GB – 99,800円(税込)~
- 256GB – 114,800円(税込)~
- 512GB – 144,800円(税込)~
従来のSEシリーズと比べると価格はやや高めですが、その分 ディスプレイやカメラ、バッテリー性能の向上 を考えるとコストパフォーマンスは十分に高いと言えます。
iPhone SE(第3世代)と比べてどこが進化した?
iPhone 16e(iPhone SE 第4世代)は、iPhone SE(第3世代)と比べて デザイン・性能・カメラ・バッテリー すべてが大幅に進化しました。
どのような点が変わったのか、それぞれ細かく見ていきましょう。
POINT①:4.7インチLCD → 6.1インチOLED に進化し、フルスクリーン化
iPhone SE(第3世代)の4.7インチLCDディスプレイは、視認性や発色の面でやや古い仕様でした。
しかし、iPhone 16eでは6.1インチのSuper Retina XDR OLEDに進化し、より鮮やかで高精細な表示が可能に。黒の表現もより深くなり、コントラストが向上しました。
画面サイズの拡大により、動画視聴やゲーム、ブラウジングの快適さが大幅にアップ。狭額ベゼルのフルスクリーン設計により、没入感も向上しています。
POINT②:ホームボタン廃止 & Face ID採用 でより洗練されたデザインへ
従来のSEシリーズは、Touch IDを搭載したクラシックなデザインを採用していましたが、iPhone 16eでは ホームボタンを完全に廃止。
代わりに Face IDを搭載したフルスクリーンデザイン になり、よりモダンで洗練された見た目に進化しました。
これにより、画面占有率が向上し、デザインの統一感もアップ。さらに、ロック解除や決済時の認証もスムーズになり、利便性が向上しています。
POINT③:A15 Bionic → A18チップ搭載 で処理能力アップ
iPhone 16eは最新のA18チップを搭載し、前世代のA15 Bionicと比べて処理能力が大幅に向上しました。高性能な 6コアCPU(高性能×2 + 高効率×4) により、アプリの起動やゲームの動作がスムーズに進化しています。
特に、マルチタスクや動画編集などの負荷のかかる作業において、レスポンスの速さを実感できます。
また、消費電力の最適化も進み、より省電力で長時間の使用が可能 になっています。
POINT④:Apple Intelligence対応 でAI機能が利用可能
iPhone16eブラック買ってしまいました
— ぽてチノ (@HCz1v) March 9, 2025
MagSafe非対応やシネマティックモード非対応等多少安価だから機能が少ないかもしれないがバッテリー持ちはかなり良いそしてApple Intelligence対応は大きいこれからスマホにAI機能は搭載される機種が必ず増えてきて使うのが当たり前の時代になるから買いました pic.twitter.com/V1ZFQxbL6e
iPhone 16eはApple Intelligenceに対応し、AIを活用したスマートな操作が可能に。例えば、テキスト入力時の自動補完や、写真の自動編集機能がより高度になり、簡単にプロ並みの編集ができるようになりました。
また、Siriの音声認識や翻訳機能も向上し、日常の操作がよりスムーズに。AIを活用したアプリが増えていく中で、今後のソフトウェアアップデートにも長く対応できる仕様になっています。
POINT⑤:48MP(Fusionカメラ) で写真の解像度が向上
iPhone SE(第3世代)の12MPカメラから 48MPのFusionカメラに大幅アップグレード。高解像度化により、より細かいディテールまで鮮明に記録できるようになり、トリミングや拡大時の画質低下も少なくなりました。
さらに、写真撮影時に複数の画像を合成する技術(Fusion)を採用し、より自然な色味や立体感のある表現が可能に。
普段使いのスナップ撮影はもちろん、風景やポートレート撮影でも大きな違いを実感できます。
POINT⑥:ナイトモード追加で暗所撮影が強化
iPhone SE(第3世代)ではナイトモードが非対応でしたが、iPhone 16eではナイトモードが搭載され、暗い場所でも鮮明な撮影が可能になりました。
AI処理による複数枚の合成技術を活用し、ノイズを抑えつつ明るさを確保 できます。
これにより、夜景撮影や室内での低光量撮影でも、従来よりもクリアな写真を撮影可能に。フラッシュを使わずに雰囲気のある夜の風景を撮れるのも大きな魅力です。
POINT⑦:バッテリー持ちが向上し、USB-C対応で充電の利便性アップ
iPhone 16eは、SEシリーズ史上最長のバッテリー駆動時間を実現。従来のiPhone SE(第3世代)と比べて、動画再生時のバッテリー持ちが数時間延長され、長時間の使用が可能になりました。
また、USB-Cポートを採用 したことで、iPadやMacと同じケーブルで充電できるようになり、利便性が向上。
20W以上の急速充電に対応 し、30分で50%の充電が可能。旅行や外出時でも、短時間で効率的に充電できるのがポイントです。
POINT⑧:SE(第3世代)より高価だが、長期間使えるハイスペック仕様
iPhone 16eは、SE(第3世代)よりも 約3〜4万円ほど価格が上昇しました。しかし、その分ディスプレイの進化・A18チップ搭載・カメラ性能向上・バッテリー持ちの改善など、多くのアップグレードが施されています。
特に、最新のA18チップを搭載しているため、今後のiOSアップデートにも長く対応可能。価格が高くなった分、長期間快適に使える ハイスペックなエントリーモデル としての魅力が強化されています。
iPhone 16シリーズとの違い!廉価版でも十分な性能?
iPhone 16e(iPhone SE 第4世代)は、iPhone 16シリーズと比べて価格が抑えられているものの、十分な性能を備えているのか気になるところです。
ここでは、デザインや性能の違いを比較しながら、iPhone 16eがどれほど実用的なのかを解説します。
デザイン & ディスプレイの違い
iPhone 16eは 6.1インチのOLEDディスプレイ を採用し、画面の美しさはiPhone 16と同等です。しかし、リフレッシュレートは60Hz に制限されており、iPhone 16 Proのような120Hzの滑らかな表示には対応していません。
また、MagSafe非対応のため、ワイヤレスアクセサリの互換性も異なります。
チップ性能の違い
iPhone 16eはA18チップを搭載し、通常のiPhone 16と同等の処理能力を持っています。
ただし、iPhone 16 Proが搭載する A18 Proチップには及ばないため、高負荷なゲームやクリエイティブ作業では差が出る可能性があります。
それでも、日常的なアプリの使用や動画編集などには十分な性能です。
カメラの違い
iPhone 16eの 背面カメラはシングルレンズ(48MP広角) で、超広角カメラが省かれています。一方で、iPhone 16は デュアルカメラ(広角+超広角) を搭載しており、広範囲の撮影が可能です。
ナイトモードやポートレートモードはどちらも対応しており、一般的な撮影ではiPhone 16eでも十分なクオリティが得られます。
バッテリー & 充電
iPhone 16eは SEシリーズ史上最長のバッテリー駆動時間 を誇り、長時間の使用が可能です。
ただし、MagSafeには非対応のため、ワイヤレス充電アクセサリの利用には制限があります。
価格の違い
iPhone 16eは 99,800円(税込)~ で、iPhone 16の 124,800円(税込)~ よりも約2〜3万円安価です。
コストを抑えつつ最新のA18チップやApple Intelligenceを利用したい人には最適な選択肢です。
結論:廉価版でも十分な性能!
iPhone 16eは、iPhone 16シリーズの廉価版でありながらも、十分なスペックを備えたモデルです。
特に、価格を重視しつつ 最新のチップやカメラ機能を求める人にはコスパの高い選択肢 となります。
一方で、超広角カメラや120Hzリフレッシュレート、MagSafeが必要な人は、iPhone 16やProモデルを選ぶのがベストでしょう。
iPhone 16eは買うべき?iPhone15とも比較しよう
ここまでは、iPhone 16e(iPhoneSE 第4世代)の情報・スペックについて紹介しました。それでは実際に、購入をするべきなのでしょうか?
以下に当てはまる方は、iPhone16eを候補に入れてみましょう。
- 最新のA18チップで長く使いたい
- Apple Intelligence機能を活用したい
- 最新機種をコスパよく試したい
一方で以下のような方は、廉価版のiPhone16eではなく、16シリーズや16Proなど上位モデルを検討することをおすすめします。
- 超広角カメラや光学ズームを使いたい
- MagSafe対応アクセサリを使いたい
- 動画編集やゲームなどを深く楽しみたい
またスペックとコストパフォーマンスのバランスが良いモデルをお探しの方は、1シーズン昔のモデル「iPhone15」のシリーズを候補に入れるのも良いでしょう。
iPhoneをお得に買う方法はある?
iPhoneを安く手に入れるには、型落ちモデルの値下げを狙う、下取り・買取サービスを活用する、整備済み品や中古端末を狙う の3つの方法があります。
まず、新型iPhoneが登場すると、旧モデルが値下げされるため、そのタイミングを狙うのが賢い選択です。
Apple公式やキャリアでは 毎年9月頃に価格改定が行われ、キャリアの在庫処分セールでも割引が適用されることがあります。最新機能にこだわらなければ、1世代前のモデルを狙うことで数万円お得に購入 できます。
次に、Appleの 「Trade In」 やキャリアの下取りプログラムを活用すれば、古いiPhoneを下取りに出して 新しいiPhoneの購入費用を抑えることが可能です。
また、フリマアプリや中古買取店を利用すると、公式の下取りよりも 高額で売却できるケースもあります。
さらに、Apple公式の 「認定整備済み品」 は、新品同様の品質を保ちながら 1〜2万円安く 購入できます。中古市場では、専門店を利用すれば、状態の良い端末を低価格で購入することも可能です。
最新機種にこだわらなければ、これらの方法を組み合わせることで、iPhoneをよりお得に手に入れることができます!
まとめ
iPhone 16e(iPhone SE 第4世代)は、エントリーモデルながらハイエンドに迫るスペックを備えた、いわゆる進化版SEです。
処理能力やディスプレイが大幅に向上し、価格も10万円以下から購入可能という高コスパモデル。
今後の購入を検討している方は、ぜひ下取りや型落ち割引を活用しながら、お得に手に入れてください!