iPhoneのモデル番号は、「設定」→「一般」→「情報」を開き、モデル番号の欄をタップすれば確認できます。背面を探しても見つからないのは故障でも不良品でもありません。新しい世代のiPhoneには、そもそも背面にモデル番号が印字されていないからです。刻印を探す時間があるなら、設定から見るほうが確実で早く済みます。
この記事では、モデル番号の3つの調べ方、番号の読み方、番号から機種名を特定する手順を整理します。電源が入らない端末での確認方法、見た目から機種を絞り込むコツ、世代が分かりにくいiPhone SEの扱いもまとめました。
モデル番号の調べ方3つの早見表
調べ方は端末の状態で変わります。電源が入るなら設定から見るのが最も確実で、入らない場合は本体や箱を頼ることになります。まずはどの方法が使えるかを確認してください。
| 方法 | どこを見るか | 使える条件 | 確実性 |
|---|---|---|---|
| 設定から見る | 「設定」→「一般」→「情報」 | 電源が入り、画面が操作できる | 最も確実 |
| 本体の刻印を見る | 背面、またはカードを入れるトレイの周辺 | 刻印のある世代の端末 | 機種による |
| 箱や書類を見る | 外箱のラベル、購入時の明細 | 箱や書類が残っている | 確実だが手元にないことが多い |
刻印を探して見つからず、この記事にたどり着いた方も多いはずです。見つからないのは異常ではありません。理由は3章で説明します。まずは設定から確認する手順を押さえておきましょう。
設定から確認する手順
手順は4手です。最後のタップを知らないと、目的の番号にたどり着けません。ここが分かれ目になります。
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」を選ぶ
- 「情報」を開く
- 「モデル番号」の欄をタップする
4番目が要点です。情報の画面に最初から表示されているのは、アルファベット2文字から始まる長めの番号(パーツ番号)であることが多く、これは機種そのものを示す番号ではありません。この欄をタップすると表示が切り替わり、アルファベットのAで始まる4桁の数字の番号が現れます。これが機種を示すモデル番号です。
タップしても切り替わらない場合は、すでにモデル番号が表示されている状態です。表示されている番号の形を見て、どちらなのかを判断してください。
背面にモデル番号がないのはなぜか
古いiPhoneの背面には、小さな文字で規格の情報やモデル番号が印字されていました。ところが新しい世代では、この印字が省略され、同じ情報が端末内で表示される形に変わっています。デザインを優先した結果で、故障や偽物を意味するものではありません。
| 状況 | どうなっているか | 確認する場所 |
|---|---|---|
| 背面に細かい文字がある | 比較的古い世代。刻印から読み取れる | 背面の下部を明るい場所で見る |
| 背面に文字がない | 新しい世代。印字が省略されている | 設定の情報画面、または端末内の認証情報 |
| ケースをつけている | 刻印があっても見えない | ケースを外してから探す |
端末内の認証情報は、「設定」→「一般」→「法定情報と認証」から確認できます。背面の印字がなくなった代わりに、この画面へ移されたと考えると分かりやすいでしょう。刻印がない世代で背面を探し続けても、時間を使うだけになります。
電源が入らない端末で調べるには
設定を開けない状態では、確認できる情報が限られます。カードを入れるトレイの周辺や本体の側面に刻印がある機種もあるため、まずはそこを見てください。それでも分からない場合は、外箱のラベルや購入時の書類を探すことになります。買取に出す際は、こちらで確認できるため、分からないままお持ちいただいても構いません。
2種類の番号の違いと読み方
情報画面で切り替わる2つの番号は、役割が違います。用途によって、どちらを伝えるべきかが変わります。
| 番号の種類 | 形 | 示すもの | 使う場面 |
|---|---|---|---|
| モデル番号 | アルファベットのAと4桁の数字 | 機種そのもの。同じ機種でも地域により複数ある | 機種の特定、対応アクセサリの確認 |
| パーツ番号 | アルファベット2文字から始まり、記号で終わる | 容量、色、販売された国や地域まで含む | 色や容量まで含めた特定、修理の受付 |
パーツ番号の末尾にある記号は、販売された国や地域を示します。日本向けの端末では、末尾が J で始まる形になります。海外で購入された端末は別の記号になるため、この部分を見れば国内向けかどうかの見当がつきます。買取や修理の場面では、この違いが扱いに影響することがあります。
番号と機種の対応はApple公式のiPhoneモデルを識別するページで公開されています。正確な照合は、この公式ページで行うのが確実です。
モデル番号から機種名を調べる
番号が分かったら、次はそれがどの機種なのかを調べます。実は、機種名を知るだけなら番号を経由する必要はありません。設定の情報画面には、モデル番号のすぐ近くに機種名がそのまま表示されています。
- 機種名を知りたいだけなら:情報画面の上部に表示される名称を見る
- 番号から特定したいなら:Apple公式の識別ページで番号を照合する
- 容量や色まで知りたいなら:パーツ番号を控えて照合する
- 世代まで確定させたいなら:番号での照合が最も確実
この記事では、モデル番号と機種名の対応表そのものは掲載していません。番号は世代や販売地域ごとに数が多く、転記の過程で誤りが混ざると、機種を取り違える原因になるためです。照合は必ず公式ページで行ってください。歴代の機種の並びや発売時期を知りたい場合はiPhoneシリーズ一覧が参考になります。
見た目から機種を絞り込む
電源が入らない端末や、番号を調べる前に大まかに知りたい場合は、外観から絞り込めます。ホームボタンの有無、画面の大きさ、背面のカメラの数。この3点で、かなりの範囲まで狭まります。
| 手がかり | 見るところ | 分かること |
|---|---|---|
| ホームボタン | 画面下部に丸いボタンがあるか | ボタンがあれば比較的古い世代か、SEの系統 |
| 画面の切り欠き | 上部が黒く欠けているか、穴が開いているか | 切り欠きの形で世代がおおまかに分かれる |
| 背面のカメラ | レンズが1つか2つか3つか、並び方は縦か斜めか | 数と配置で系統が絞れる |
| 本体のふち | 丸みがあるか、平らか | 世代によって形が変わっている |
ただし、外観だけで世代まで確定させるのは危険です。見た目がほとんど同じで、中身だけが違う機種が存在します。次章のiPhone SEがその典型で、外観からの判断が通用しません。売却や修理のように機種の確定が必要な場面では、必ず番号で確認してください。
iPhone SEの世代が分かりにくい理由
「モデル番号が見つからない」という相談で最も多いのが、このiPhone SEです。理由は2つ重なっています。背面に印字がない世代であることと、外観がほぼ同じ機種が存在することです。
| 世代 | 外観の特徴 | 見分けやすさ |
|---|---|---|
| 第1世代 | 小さい画面、角ばった本体、ホームボタンあり | 他とはっきり違うため見分けやすい |
| 第2世代 | やや大きい画面、丸みのある本体、ホームボタンあり | 第3世代とほぼ同じで見分けにくい |
| 第3世代 | 第2世代とほぼ同じ外観 | 外観では判別できない |
第2世代と第3世代は、手に取って見比べても違いが分かりません。ここで頼りになるのがモデル番号です。設定の情報画面を開けば、機種名として世代まで表示されます。外観で悩む時間は不要になります。世代ごとの性能差や選び方はiPhone SE 第2世代と第3世代の違いで詳しく比較しています。
なお、iPadでも同じように世代が分かりにくい問題があります。確認方法はiPadの機種・世代一覧の調べ方にまとめました。
型番が必要になる場面
そもそも型番を調べる理由は、たいてい次の4つのどれかです。目的によって、必要な情報の細かさが変わります。
- 買取や下取りに出す:機種と容量が価格を左右する。パーツ番号まで分かると話が早い
- 修理に出す:部品の手配に機種の確定が必要になる
- アクセサリを買う:ケースや保護フィルムは機種ごとに寸法が違う
- 売買のやり取り:出品や購入の際に、相手へ正確に伝える必要がある
お問い合わせの際に「機種が分からない」とおっしゃる方は珍しくありません。特にiPhone SEは世代の判別が難しく、ご本人も分からないままお持ちになるケースがよくあります。査定ではこちらで確認できますので、分からないままで問題ありません。ただし、事前に金額の目安を知りたい場合は、設定の情報画面から機種名と容量をお伝えいただけると、正確な回答ができます。海外で購入された端末は国内向けと扱いが変わることがありますので、その場合もお申し出ください。査定額に影響するのは機種と容量、そして本体の状態です。
買取をお考えなら、機種と容量が分かるだけで見積もりの精度が上がります。iPhoneの買取査定から相談できます。買い替え先を中古で探す場合も、型番が分かると同じ機種の在庫を絞り込めます。中古iPhoneの在庫一覧から状態と価格を見比べてください。中古を買うときの注意点はiPhone中古を買うならどこにまとめました。
まとめ|設定から見るのが最短
iPhoneのモデル番号は、「設定」→「一般」→「情報」を開き、モデル番号の欄をタップすると確認できます。最初に表示されているのは容量や地域まで含むパーツ番号で、タップすると機種を示すモデル番号に切り替わります。背面に印字が見当たらないのは、新しい世代では刻印が省略され、同じ情報が端末内に移されたためです。故障でも偽物でもありません。
機種名を知りたいだけなら、情報画面に表示される名称を見れば済みます。番号から正確に照合したい場合は、Apple公式の識別ページを使ってください。この記事で対応表を掲載していないのは、転記の誤りで機種を取り違える事故を避けるためです。外観からの絞り込みも可能ですが、iPhone SEの第2世代と第3世代のように見た目で判別できない機種があるため、確定が必要な場面では必ず番号で確認しましょう。
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モデル番号に関するよくある質問(FAQ)
iPhoneのモデル番号はどこで確認できますか?
「設定」から「一般」、「情報」の順に進み、モデル番号の欄をタップすると確認できます。最初に表示されているのはアルファベット2文字から始まるパーツ番号で、タップするとアルファベットのAと4桁の数字からなるモデル番号に切り替わります。このタップの操作を知らないと目的の番号にたどり着けません。
背面にモデル番号が印字されていないのはなぜですか?
新しい世代のiPhoneでは背面の印字が省略され、同じ情報が端末内で表示される形に変わっているためです。故障でも偽物でもありません。端末内の認証情報は「設定」から「一般」、「法定情報と認証」の順に進むと確認できます。刻印のない世代で背面を探し続けても見つかりません。
モデル番号とパーツ番号は何が違いますか?
モデル番号は機種そのものを示す番号で、アルファベットのAと4桁の数字からなります。パーツ番号は容量や色、販売された国や地域まで含んだ番号です。機種の特定だけならモデル番号、色や容量まで含めて伝えるならパーツ番号を使います。日本向けの端末はパーツ番号の末尾がJで始まる形になります。
電源が入らないiPhoneの型番はどう調べますか?
設定が開けないため、まずカードを入れるトレイの周辺や本体の側面に刻印がないか確認してください。刻印のある機種もあります。それでも分からない場合は、外箱のラベルや購入時の書類を探すことになります。買取に出す場合はこちらで確認できますので、分からないままお持ちいただいても問題ありません。
iPhone SEの世代はどうやって見分けますか?
第2世代と第3世代は外観がほぼ同じで、手に取って見比べても判別できません。設定の情報画面を開けば、機種名として世代まで表示されるため、これが最も確実です。第1世代は画面が小さく本体が角ばっているため、外観で見分けられます。売却や修理のように機種の確定が必要な場面では、必ず番号で確認してください。
機種名を知りたいだけでも番号を調べる必要がありますか?
必要ありません。設定の情報画面には、モデル番号の近くに機種名がそのまま表示されています。番号を経由するのは、世代まで確定させたい場合や、容量と色まで含めて特定したい場合です。番号から機種名を照合するときは、Apple公式の識別ページを使うのが確実です。
買取に出すとき型番は伝えたほうがいいですか?
事前に金額の目安を知りたい場合は、機種名と容量をお伝えいただくと正確な回答ができます。査定額に影響するのは機種と容量、そして本体の状態です。店頭や査定の場ではこちらで確認できるため、分からないままお持ちいただいても構いません。海外で購入された端末は国内向けと扱いが変わることがあるため、その場合はお申し出ください。
最終更新:(リンクサスモバイル 今井一輝 監修)。画面の表記や項目名はiOSのバージョンにより異なる場合があります。番号と機種の照合はApple公式ページでご確認ください。

