iPhoneの録音機能はどこ?ボイスメモの使い方と編集・文字起こし

iPhoneの録音機能はどこ?ボイスメモの使い方と編集・文字起こし
iPhoneの録音機能はどこ?ボイスメモの使い方と編集・文字起こし
2026年9月5日
iPhoneの録音機能はどこ?ボイスメモの使い方と編集・文字起こし

iPhoneの録音は、標準の「ボイスメモ」アプリだけで録音から編集まで完結します。アプリを入れる必要はありません。赤い丸のボタンを押せば録音が始まり、録音後は不要な部分を切り取ったり、途中から録り直したりできます。録音時間にアプリ側の上限は設けられておらず、実質的な上限は端末の空き容量です。

この記事では、録音機能がどこにあるかから始めて、聞き取りやすくする再生設定、トリミングと置き換えの編集手順、音質とファイル容量の設定、文字起こしが表示されないときの確認先とやり直したいときの考え方、パソコンへの書き出し方までを整理します。録音が途中で止まるときの原因もまとめました。

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ボイスメモでできること早見表

ボイスメモでできること早見表
ボイスメモの5つの機能

ボイスメモは「録るだけのアプリ」と思われがちですが、実際には録ったあとの手当てまで用意されています。編集と再生調整まで標準機能でこなせるため、会議や講義の記録なら他社製アプリを入れなくても足ります。

できること 内容 使う場面
録音・一時停止 赤い丸のボタンで開始。途中で止めて同じファイルに続けられる 休憩をはさむ会議や講義
トリミング 前後の不要な部分を切り落とす 録り始めと録り終わりの雑音を消したいとき
置き換え 指定した位置から録り直して上書きする 言い間違えた部分だけを直したいとき
再生速度・無音スキップ 速度を変え、無音部分を飛ばして聞く 長い録音を短時間で確認したいとき
録音補正 背景の雑音を抑え、声を聞き取りやすくする ざわついた場所で録ったとき

操作の詳細はApple公式のiPhoneユーザガイド(ボイスメモ)にも掲載されています。ただし、画面の表記や項目の位置はiOSのバージョンで変わります。手元の画面と説明が食い違うときは、バージョンの違いを疑うのが早道です

iPhoneで録音する手順と一時停止

iPhoneで録音する手順と一時停止
録音の3ステップ

iPhoneの録音機能がどこにあるか分からない、という声は少なくありません。録音機能は独立した「ボイスメモ」というアプリで、ユーティリティのフォルダに入っているか、Appライブラリに置かれています。ホーム画面で見つからないときは、画面を下へスワイプして検索欄に「ボイスメモ」と入力すれば一発で出てきます。

アプリさえ開けば、録音そのものは3手で終わります。赤い丸を押し、終わったらもう一度押す。それだけで自動的に保存されます。保存し忘れて消えることはありません。

  1. ホーム画面またはAppライブラリから「ボイスメモ」を開く(見当たらないときは画面を下へスワイプして検索欄に「ボイスメモ」と入力する)
  2. 画面下の赤い丸のボタンをタップすると録音が始まる
  3. 停止ボタンをタップすると、録音日時や場所をもとにした名前で保存される

録音中に画面を上へスワイプすると、大きい一時停止ボタンが現れます。一時停止から「再開」を押せば、同じファイルの続きとして録り足せます。休憩をはさむ会議で、ファイルを分けたくない場合に効いてくる操作です。停止を押してしまうとそこで確定するので、押し間違いには注意しましょう。

ロック中や他のアプリを使いながらでも録音は続く

録音を始めたあとにホーム画面へ戻ったり、画面をロックしたりしても録音は継続します。ただし、電話の着信を受けると録音は中断されます。長時間の録音を確実に残したい場面では、機内モードにしたうえでWi-Fiだけをオンにしておくと、着信で止まる事故を避けられます。

聞き取りやすくする再生設定

聞き取りやすくする再生設定
再生画面の3つの調整

録音を聞き返すとき、そのまま再生するのは効率が悪いものです。再生画面のメニューから3つの調整ができ、1時間の会議録音を実質20分ほどで確認できるようになります。

調整項目 効果 向いている録音
再生速度 遅くも速くもできる。速めれば確認時間が短縮できる 内容を把握したいだけの会議録音
無音をスキップ 音が入っていない部分を飛ばして再生する 沈黙の多い打ち合わせ、講義
録音補正 背景の雑音を抑え、声を前に出す カフェや屋外で録ったもの

録音補正は万能ではありません。もともと声が小さすぎる録音や、話し手から離れて録った音声では、補正しても聞き取りやすくならないことがあります。マイクの位置を話し手に近づけて録るほうが、あとから補正するより確実です。会議室なら、端末を机の中央に置くだけで結果が変わります。

ボイスメモを編集する方法

ボイスメモを編集する方法
編集は3種類

編集は、録音を選んでメニューから「録音を編集」に進むと始められます。できるのはトリミング、削除、置き換えの3つです。目的で使い分けます。

編集の種類 やること 結果
トリミング 黄色いハンドルで残したい範囲を囲み、トリミングを選ぶ 範囲の外側が切り落とされる
削除 範囲を選んで削除を選ぶ 選んだ範囲だけが消え、前後がつながる
置き換え 録り直したい位置まで再生し、置き換えを押して録音する その位置から新しい音声で上書きされる

編集を終えると、保存の方法を2つから選べます。「録音を保存」を選ぶとオリジナルを上書きし、「新規録音として保存」を選ぶとオリジナルを残したまま編集版が別ファイルとして保存されますApple公式〕。大事な録音は「新規録音として保存」を選んでください。編集の前に複製を作っておく方法もあります。一覧で録音を左にスワイプするか、長押しのメニューから複製できます。切りすぎに気づいたときの保険になります。

削除した録音を元に戻す

誤って録音そのものを削除しても、すぐに諦める必要はありません。削除したデータは「最近削除した項目」フォルダに一定期間残ります。この保存期間は「設定」→「ボイスメモ」から変更できます。すぐに消える設定にしていると復元の余地がなくなるため、録音を仕事で使うなら長めにしておくほうが無難です。

音質とファイルの設定を変える

音質とファイルの設定を変える
音質の設定は2種類

「設定」→「ボイスメモ」を開くと、オーディオ品質を圧縮とロスレスから選べます。初期状態は圧縮で、これは容量を抑える設定です。音楽や環境音をきれいに残したいならロスレスに切り替えますが、そのぶんファイルは大きくなります。

設定 音質 ファイルサイズ 向いている用途
圧縮 会話の聞き取りには十分 小さい 会議、講義、メモ代わり
ロスレス 録った音をそのまま残す 大きい 楽器の演奏、環境音の記録

同じ設定画面では、保存する名前に位置情報を使うかどうかも選べます。初期状態では録音した場所の名前が自動で付くため、自宅で録ると住所に近い地名が残ります。人に渡すファイルなら、この設定をオフにするか、保存後に名前を変えておくほうが安心です。名前の変更は、一覧でタイトルをタップするだけで行えます。

録音を種類ごとに分けたい場合は、フォルダを作って整理できます。仕事用と個人用を分けておくと、あとから探す手間が減ります。

ファイルの容量を小さくしたいときも、この設定が効きます。圧縮を選んでおけば、同じ長さの録音でもロスレスよりファイルは小さく収まります。ただし、すでに録り終えたファイルの容量が後から縮むわけではありません。設定が反映されるのは次に録るぶんからです。手元にたまった長時間の録音を軽くしたいなら、聞き返す予定のない部分をトリミングで落とすか、パソコンやクラウドへ書き出して端末から消すのが現実的な手になります。

ボイスメモで文字起こしはできる?

ボイスメモで文字起こしはできる?
文字起こしの3つの選択肢と精度を上げるコツ

文字起こしの扱いは、iOSのバージョンと機種によって変わります。対応している環境では録音の再生画面に文字起こしのボタンが現れ、対応していなければ表示されません。手元の端末で使えるかどうかは、録音を1つ開いてボタンの有無を見るのが最も確実です。

方法 できること 注意点
ボイスメモの文字起こし 録音済みの音声をそのまま文字にする 対応するバージョンと機種でのみ表示される
メモアプリの音声入力 話した内容をその場で文字として入力する 録音済みファイルの変換には使えない
他社製の文字起こしアプリ 録音ファイルを読み込んで文字にする 多くが有料または回数制限あり。音声を外部に送る点に留意

ここで一つ釘を刺しておきます。どの方法でも、変換された文字をそのまま議事録として使える精度にはなりません。専門用語、社名、同音異義語は取り違えが起きます。文字起こしは「聞き返す場所の当たりをつける下書き」として使い、要点は自分で直す前提で考えておくと、期待外れになりません。業務で扱う録音を他社製アプリに渡す場合は、社内の情報の取り扱いルールも確認しておきましょう。

文字起こしのボタンが出ないときに見るところ

再生画面に文字起こしのボタンが見当たらない場合、原因は端末側の条件にあります。この機能はiOSのバージョン・機種・言語の3つがそろって初めて表示されます。順に確認してください。

  • iOSのバージョン:「設定」→「一般」→「情報」でバージョンを確認し、更新できるなら上げてみる
  • 機種:古い世代では対応していないことがあります。設定を見直しても現れないなら、機種側の条件と考えるのが妥当です
  • 言語:対応している言語で話された録音でなければ、うまく変換されません。設定の言語と録音の言語がずれていないか確認します

3つを確認しても表示されないなら、その端末では使えないという結論で構いません。粘って設定を探すより、メモアプリの音声入力や他社製アプリへ切り替えるほうが早く済みます

文字起こしをやり直したいとき

変換結果が思ったものと違うとき、押せば作り直せるボタンを探す人は多いはずです。ただ、文字起こしの出来を決めているのは、変換の側ではなく元の音声のほうです。ボタンを探すより、録音そのものを整えたほうが結果は変わります。

  • マイクを話し手に近づける:端末下部のマイクを机に伏せず、話し手のほうへ向けて置く
  • 環境音を減らす:空調や人の行き来がある席を避けるだけでも変換の精度は変わります
  • 録音補正を切って試す:雑音を抑える補正が、かえって声の輪郭をぼかすことがあります
  • 長い録音は分けて録る:議題ごとにファイルを分けると、聞き返しも変換の確認も楽になります

とはいえ、すでに録り終えた音声はやり直せません。大事な場面では、録音の前に10秒だけ試し録りをして、その音声で文字起こしまで通してみるのが確実です。ここで精度に納得できなければ、最初から他社製アプリや専用のレコーダーを併用するという判断もできます。

パソコンや他のアプリへ書き出す方法

録音した音声をパソコンや周辺機器へ書き出す場面

録音の書き出しは、共有ボタンから行います。ファイル形式は『m4a』で、パソコンでもそのまま再生できます。相手や用途で使い分けられるよう、主なルートを並べます。

  • メールやメッセージで送る:短い録音向き。送信できるサイズには上限があるため、長時間の録音では弾かれることがある
  • 近くの端末へ直接送る:『AirDrop』を使えば、パソコンや他のiPhoneへ短時間で渡せる
  • クラウド経由で渡す:ファイルアプリやクラウドサービスに保存し、リンクで共有する。長時間の録音に向く
  • ケーブルでパソコンにつなぐ:端末をパソコンに接続し、ファイルとしてコピーする

長時間の会議録音をメールで送ろうとして跳ね返された経験のある人は多いはずです。1時間を超える録音は、最初からクラウド経由を選ぶほうが手戻りがありません。複数人に配るなら、一度クラウドに置いてリンクを共有するのが結局いちばん早く済みます。

録音できない・途中で止まるときの原因

録音できない・途中で止まるときの原因
録音が止まる6つの原因

「録れているつもりだったのに空だった」は、会議のあとに気づくと取り返しがつきません。原因はおおむね次の6つに絞られます。事前に潰しておけば、本番で慌てずに済みます。

症状 考えられる原因 対処
録音ボタンが押せない マイクへのアクセスが許可されていない 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「マイク」で許可する
途中で録音が終わっている 電話の着信が入った 録音中は機内モードにし、必要ならWi-Fiだけをオンにする
音が小さい・入っていない マイク部分がケースや手でふさがれている 本体下部のマイクを覆わない置き方にする
録音が始まらない 空き容量が不足している 不要なファイルを整理してから録り直す
アプリが見当たらない 削除された、またはホーム画面から非表示 Appライブラリで探すか、App Storeで入れ直す
再生できるが音が割れる 音源に近すぎる、または端末側の不具合 距離をとって録り直す。改善しなければ端末の状態を確認する

大事な録音の前には、10秒だけ試し録りをして再生する習慣をつけておくと確実です。この10秒が、1時間の会議を失う事故を防ぎます。マイク周りの汚れが原因のこともあるため、音がこもると感じたら本体下部の穴も見ておきましょう。アプリを消してしまった場合の戻し方はiPhoneの不要なアプリ削除と元に戻す方法にまとめています。

長時間の録音と容量の考え方

録音がたまり容量が苦しくなった端末を整理する場面

ボイスメモに録音時間の上限は設けられていません。止めるのは空き容量のほうです。会議を毎週録って残していく使い方だと、写真ほど目立たないまま容量を圧迫していきます。

対策は単純で、聞き返す予定のない録音を定期的に整理し、残すものはクラウドかパソコンへ移すこと。これで端末側は軽く保てます。それでも足りなくなるなら、容量の大きい端末に移るほうが手間もリスクも減ります。空き容量の確認方法はスマホの容量不足を解消する方法、容量の選び方はiPhoneは128GBと256GBどっちで整理しました。

監修:リンクサスモバイル スマホ買取 査定士 今井一輝

録音を業務で使われている方から、機種変更のときに音声を失わないかというご相談をよくいただきます。ボイスメモのデータはバックアップの対象になりますが、移行前にパソコンかクラウドへ書き出しておくほうが確実です。買取査定の面では、録音データが入っているかどうかは価格に影響しません。評価が変わるのは本体の状態と付属品、そして初期化とデータ消去が済んでいるかどうかです。売却前には必ず書き出しとバックアップを済ませてから初期化してください。

買い替えで使わなくなったiPhoneは、置いておくほど相場が下がります。iPhoneの買取査定に出せば次の端末代の足しになります。容量に余裕のある機種は中古iPhoneの在庫一覧から価格と状態を見比べて選べます。

まとめ|録音から編集まで標準アプリで足りる

iPhoneの録音はボイスメモだけで完結します。赤い丸のボタンで録音を始め、一時停止をはさめば同じファイルに録り足せます。録音後はトリミングで前後を切り、置き換えで言い間違いを直し、再生画面では速度変更と無音スキップ、録音補正で聞き取りやすくできます。音質は「設定」→「ボイスメモ」から圧縮とロスレスを選べます。

文字起こしはiOSのバージョンと機種で扱いが変わるため、手元の再生画面にボタンがあるかで判断してください。書き出しは共有ボタンから行い、長時間の録音はクラウド経由が確実です。録音が止まる原因は着信と容量不足が大半なので、大事な場面の前には10秒の試し録りを。ためこんだ録音で容量が苦しくなったら、書き出しと端末の見直しを検討しましょう。

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iPhoneの録音に関するよくある質問(FAQ)

iPhoneのボイスメモに録音時間の制限はありますか?

アプリ側の上限は設けられていません。実質的な上限は端末の空き容量になります。長時間の録音を予定している場合は、事前に空き容量を確認し、必要なら不要なファイルを整理してから始めてください。録音中に容量が尽きると、そこで記録が止まります。

ボイスメモの録音を編集して一部だけ切り取れますか?

できます。録音を選んで「録音を編集」に進み、黄色いハンドルで範囲を指定します。範囲の外側を切り落とすのがトリミング、指定した範囲だけを消すのが削除です。保存するときに「録音を保存」でオリジナルを上書きするか、「新規録音として保存」でオリジナルを残したまま編集版を別ファイルにするかを選べます。大事な録音は「新規録音として保存」を選んでください。

iPhoneのボイスメモで文字起こしはできますか?

iOSのバージョンと機種によって扱いが変わります。対応している環境では再生画面に文字起こしのボタンが表示され、対応していなければ表示されません。使えるかどうかは録音を1つ開いてボタンの有無を確認してください。変換された文字は専門用語や同音異義語で取り違えが起きるため、下書きとして扱うのが現実的です。

文字起こしのボタンが出ない・やり直したいときはどうすればいいですか?

ボタンが出ない場合は、iOSのバージョン、機種、言語の3つを順に確認してください。3つを確認しても表示されないなら、その端末では使えないと判断し、メモアプリの音声入力や他社製アプリに切り替えるほうが早く済みます。変換をやり直したい場合、出来を決めているのは元の音声です。マイクを話し手へ向ける、環境音の少ない席を選ぶ、録音補正を切って試す、議題ごとにファイルを分けるといった録り方の調整が結果に効きます。

録音が途中で止まってしまうのはなぜですか?

電話の着信が入ると録音は中断されます。長時間の録音では機内モードにし、必要ならWi-Fiだけをオンにしておくと止まりにくくなります。ほかに空き容量の不足でも録音が続けられなくなるため、大事な場面の前には10秒ほど試し録りをして再生を確認しておくと安心です。

ボイスメモのデータをパソコンに移せますか?

移せます。共有ボタンからメールやクラウド、近くの端末への直接送信を選べるほか、ケーブルでパソコンにつないでファイルとしてコピーもできます。ファイル形式は『m4a』で、パソコンでもそのまま再生できます。1時間を超える録音はメールでは送れないことがあるため、クラウド経由が確実です。

削除したボイスメモは復元できますか?

削除した録音は「最近削除した項目」フォルダに一定期間残り、そこから元に戻せます。保存期間は「設定」から「ボイスメモ」を開いて変更できます。すぐに消える設定にしていると復元できなくなるため、仕事で録音を使う場合は長めに設定しておくほうが安全です。

録音をためて容量が足りなくなった場合はどうすればいいですか?

聞き返す予定のない録音を整理し、残すものはパソコンやクラウドへ書き出すのが基本です。それでも足りない場合は、容量の大きい端末に移るほうが手間もリスクも減ります。中古端末なら新品で容量を上げるより費用を抑えられ、使わなくなった端末は買取に出すと次の端末代の負担を減らせます。

監修:リンクサスモバイル 査定士 今井一輝。画面の表記や項目の位置は、iOSのバージョンや機種により表記が変わる場合があります。

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