iPhone・iPadのイコライザおすすめ設定|効かない時と選び方

iPhone・iPadのイコライザおすすめ設定|効かない時と選び方
iPhone・iPadのイコライザおすすめ設定|効かない時と選び方
2026年8月10日
iPhone・iPadのイコライザおすすめ設定|効かない時と選び方

iPhoneとiPadのイコライザは、「設定」→「アプリ」→「ミュージック」→「イコライザ」から23種類のプリセットを選べます。ただし効果が出るのはミュージックアプリの再生だけで、他社の音楽アプリや動画アプリの音は変わりません。

この記事では、設定手順を実際の画面で示し、効かないと感じる原因、目的別のおすすめ5選、探しているプリセットが見当たらないときの代わり、イヤホンやスピーカーに合わせた選び方、そして他のアプリでも音を調整する方法までをまとめました。

スマホ・タブレット・ゲーム機の高価買取ならリンクサス買取

目的別おすすめイコライザ早見表

目的別おすすめイコライザ早見表
迷ったらこの表から選ぶ

プリセットが23種類もあると、どれを選べばいいのか迷います。まずは「何を聴くか」ではなく「何を良くしたいか」で選ぶと決めやすくなります。

やりたいこと おすすめのプリセット
歌詞・声を聞き取りたい Vocal Booster、Spoken Word
低音に迫力がほしい Bass Booster、Small Speakers
電車内でも聞き取りたい ヒップホップ、ラウドネス
そのままの音で聴きたい フラット
夜に小音量で聴きたい Late Night(レイトナイト)
高音が耳に刺さる Treble Reducer(高音リデューサー)

ここで先に伝えておきたい大事な点があります。この設定が効くのは、標準のミュージックアプリで再生した音だけです他社の音楽アプリや動画アプリの音は変わりません。「設定したのに変化がない」という場合、ほぼこれが原因です。詳しくは後の章で扱います。

イコライザの設定方法|iPad・iPhone共通

イコライザの設定方法|iPad・iPhone共通
3ステップで切り替えられる

設定はiPadでもiPhoneでも同じです。音楽アプリの中ではなく、端末の「設定」から入るのがポイントで、ここを間違えて「見つからない」となる方が多くいます。なお、iOS・iPadOSのバージョンによって「設定」→「アプリ」→「ミュージック」と進む場合と、「設定」の一覧から直接「ミュージック」を選ぶ場合があります。

手順 操作
ホーム画面から「設定」を開く
「アプリ」→「ミュージック」をタップする(バージョンにより一覧から直接「ミュージック」)
再生の項目にある「イコライザ」をタップする
一覧から好みのプリセットを選ぶ
設定画面を下にスクロールしてミュージックの項目を開く操作画面
設定の一覧から「ミュージック」を選ぶ
ミュージックの設定画面でイコライザの項目を開く操作画面
再生の項目にある「イコライザ」に進む
イコライザのプリセット一覧から設定を選ぶ操作画面
一覧から好みのプリセットを選ぶ

選んだ瞬間に切り替わるため、曲を再生しながら順番に試すのがいちばん早い方法です。保存や適用のボタンはありません。元に戻したいときは一覧の一番上にある「オフ」を選んでください。

イコライザが効かない理由と見つからないとき

イコライザが効かない理由と見つからないとき
効く範囲は決まっている

「設定したのに音が変わらない」という相談で、原因はほぼ1つに絞られます。この設定が効くのは標準のミュージックアプリの再生だけだからです。

再生元 効くか
標準のミュージックアプリ 効く
他社の音楽配信アプリ 効かない
動画アプリ 効かない
ブラウザで再生した音 効かない
通話の音声 効かない

他社のアプリで音を変えたい場合は、そのアプリ自身が持つ音質設定を使うのが基本です。多くの音楽配信アプリには、アプリ内に独自のイコライザが用意されています。それでも足りない場合の方法は、後の章で扱います。

プリセットが見つからないとき

「低音を強調する設定が見当たらない」「特定のプリセットがない」という場合、探している場所が違う可能性があります。音楽アプリの中を探しても出てきません。端末の「設定」から入り直してください。

もうひとつ、プリセット名が英語と日本語で混在している点も見落としがちです。低音を強調するものは英語表記のまま並んでいる一方、ジャンル名のものは日本語で表示されます。一覧を上から下まで一度眺めてみると、探していたものが別の表記で見つかることがあります。

※プリセットの名称や並び順は、端末のバージョンによって変わる場合があります。手元の画面と一覧が一致しない場合は、近い名前のものから試してください。

Bass BoosterやLate Nightが見当たらないとき

「Apple Musicで低音を上げたいのにBass Boosterがない」という声をよくいただきます。探す場所が音楽アプリの中になっているのが原因です。プリセットの一覧は端末の「設定」側にあり、音楽アプリの再生画面からはたどり着けません。

もうひとつ、iPhone・iPad以外の環境では、同じプリセットが用意されていないことがあります。パソコンやほかのOSのアプリで同じ名前を探しても見つからない場合は、近い性格のものを選んでください。低音を上げたいならジャンル系の中で低音が強いもの、高音を抑えたいならこもり気味の設定が代わりになります。

探しているもの 代わりに使えるもの
Bass Booster(低音を上げたい) ヒップホップ、ロック、ラウドネス
Late Night(音量差を抑えたい) 同じミュージックの設定にある「サウンドチェック」
Vocal Booster(声を聞き取りたい) Spoken Word、ポップ

とくに覚えておきたいのが「サウンドチェック」です。これは曲ごとの音量差をならす機能で、イコライザとは別の項目として同じ画面に並んでいます。アルバムごとに音量がばらつくのが気になる、という場合はこちらのほうが効きます。夜に小さな音で聴くなら、Late Nightとあわせて使うと聴きやすくなります。

目的別おすすめプリセット5選

目的別おすすめプリセット5選
場面ごとに使い分ける

23種類すべてを試す必要はありません。使い分けるのは、せいぜい3つか4つで足ります。場面別に絞って紹介します。

1. 歌詞や声を聞き取りたい|Vocal Booster・Spoken Word

歌詞をはっきり聞きたいときはVocal Boosterです。声が乗る中音域を持ち上げるため、ボーカルが前に出てきます。ポップも中音寄りですが、声だけを立たせたいならVocal Boosterのほうが分かりやすく変化します。

会話が中心の動画や音声コンテンツならSpoken Wordが向きます。音楽向けの味付けを抑え、話し声の帯域に寄せた設定です。ただし標準のミュージックアプリ以外では効かないため、動画アプリで使いたい場合は次章以降の方法になります。

2. そのままの音で聴きたい|フラット

加工を加えず、録音された状態に近い音で聴きたいならフラットです。すべての帯域を持ち上げも下げもしない設定になります。

物足りなく感じることもありますが、もともと音の作り込みが良いイヤホンやスピーカーでは、余計な加工がないほうが素直に鳴ります。価格帯の高い機器を使っているなら、一度フラットで聴き比べてみてください。

3. 電車やバスの中で聴く|ヒップホップ

移動中は周囲の低い騒音が音楽の低音域を覆い隠します。ヒップホップは高音・中音・低音をまんべんなく持ち上げるため、騒がしい場所でも全体が埋もれにくくなります。

ジャンルの好みとは切り離して考えてください。ヒップホップを聴かない人でも、騒音下での聞き取りやすさという点で効果を感じられる設定です。

4. 低音に迫力がほしい|Bass Booster

低音を強く出したいときの定番がBass Boosterです。小型のイヤホンやスピーカーは構造上、低音を鳴らしきれないことがあります。その不足分を補う使い方になります。

ただし持ち上げすぎると他の音がぼやけます。低音が出ていないと感じたときだけ使い、常用しないほうが結果的に聴きやすくなります。

5. 夜に小さな音で聴く|Late Night

夜間に音量を絞って聴くときはLate Nightが便利です。大きい音を抑え、小さい音を持ち上げることで、音量差を縮める働きをします。小音量でも細かい音が聞こえるようになります。

この設定が見当たらない場合や、もう少し穏やかにしたい場合は、Treble Reducerで高音を抑える方法もあります。耳に刺さる帯域が減るぶん、就寝前でも聴き疲れしにくくなります

プリセット23種類の特徴一覧

プリセット23種類の特徴一覧
強調される帯域で3つに分けられる

用意されているプリセットは23種類です。細かく見ると、どの帯域を持ち上げるかで大きく3つに分かれます。全体を眺めておくと、目当てのものを探しやすくなります。

プリセット 特徴
Bass Booster(低音ブースター) 低音を持ち上げる。低音の弱いイヤホンを補える
Bass Reducer(低音リデューサー) 低音を抑え、中音と高音を前に出す
Treble Booster(高音ブースター) 高音を持ち上げる。きらびやかで輪郭のある音になる
Treble Reducer 高音を抑える。耳に刺さる音を和らげる
Vocal Booster(ボーカルブースター) 声の帯域を持ち上げる。歌詞が聞き取りやすくなる
Spoken Word(スポークンワード) 話し声に寄せた設定。音声コンテンツ向き
Late Night 音量差を縮める。夜間の小音量向き
Small Speakers(小型スピーカー) 低音を補う。小型スピーカー向き
フラット 持ち上げも下げもしない。素の音に近い
ラウドネス 低音と高音を持ち上げる。迫力重視
ラウンジ やわらかく反響する印象。ゆったり聴きたいとき
ヒップホップ 全帯域を持ち上げる。騒がしい場所でも埋もれにくい
ポップ 中音を持ち上げる。ボーカル中心の曲向き
ロック 低音と高音を持ち上げる。厚みと勢いが出る
ジャズ 各楽器の輪郭を出す
クラシック 高音をすっきりさせつつ低音の重みも残す
ピアノ ピアノの音域を整える
アコースティック 低音と高音を持ち上げる。生楽器向き
エレクトロニック 高音を持ち上げる。電子音向き
ダンス 低音と中音を持ち上げる。ノリを出したいとき
ディープ 重心の低い音。重低音の多い曲向き
ラテン 華やかで明るい印象
R&B 低音を持ち上げる

名前がジャンルになっているものは、そのジャンルを聴くときにしか使えないという意味ではありませんあくまで「どの帯域をどう動かすか」の名札です。ロックを聴かない人がロックを選んでも構いません。表の「特徴」の列を見て、やりたいことに近いものを選んでください。

イヤホン・スピーカー別の選び方

イヤホン・スピーカー別の選び方
機器の弱点を補う方向で選ぶ

同じプリセットでも、鳴らす機器によって印象は変わります。使っている機器が苦手とする帯域を補う方向で選ぶと、失敗が少なくなります。

使っている機器 起きやすいこと おすすめ
耳栓型のイヤホン 高音が強く感じられることがある Treble Reducer
小型のスピーカー 低音が出にくい Small Speakers
本体のスピーカー 低音が痩せる Bass Booster
作り込みの良いヘッドホン 加工が邪魔になることがある フラット

iPadは本体のスピーカーで聴く機会が多い端末です。画面が大きいぶん動画や配信を本体だけで見ることが増えますが、その音には低音の余裕がありません。本体スピーカーで音楽を聴くならBass Boosterを試してみてください。ただし、これも標準のミュージックアプリでの再生に限られます。

ワイヤレスのイヤホンを使っている場合は、イヤホン側のアプリに独自の音質設定が入っていることがあります。端末側とイヤホン側で二重に加工すると、狙いとは違う音になりがちです。どちらか一方に絞るのが無難です。

他のアプリでも音を調整する方法

他のアプリでも音を調整する方法
アプリの枠を超えて効かせる手段

標準のミュージックアプリ以外でも音を変えたい、という場合の手段が3つあります。アクセシビリティの設定を使う方法が、いちばん幅広く効きます

方法 効く範囲 手間
アクセシビリティの音声調整 対応イヤホン使用時に広く効く 設定するだけ
アプリ内の音質設定 そのアプリの中だけ アプリごとに設定
イヤホン専用アプリ そのイヤホンで聴く音すべて アプリの導入が必要

アクセシビリティの音声調整を使う

「設定」→「アクセシビリティ」→「オーディオとビジュアル」に進むと、聞こえ方を調整する項目があります。対応するイヤホンやヘッドホンを使っている場合、こちらはミュージックアプリに限らず効きます。動画や通話の音にも反映されるため、「他のアプリの音を良くしたい」という目的にはこちらが近道です。

あわせて、同じ画面には左右の音量バランスを調整する項目もあります。片側だけ聞こえづらいと感じるときは、まずここを確認してください。イコライザをいくら変えても、バランスが偏っていれば解決しません。

アプリ側の設定を使う

他社の音楽配信アプリの多くは、アプリ内に独自の音質設定を持っています。再生画面の設定や、アカウント設定の中の音質の項目を探してみてください。端末側のイコライザより細かく調整できる場合もあります。

※パソコンの音楽ソフトで作った細かい設定を、そのまま端末側に持ち込んで反映させることはできません。端末側は用意されたプリセットから選ぶ方式のためです。

音質にこだわるなら端末の見直しも

音質にこだわるなら端末の見直しも
設定で補いきれない差もある

イコライザは万能ではありません。スピーカーの数や配置そのものが世代で違うため、設定をどういじっても埋まらない差があります。特にiPadは、モデルによって音の出方に開きが出ます。

監修:リンクサスモバイル スマホ買取 査定士 今井一輝

音質を理由に買い替えを検討される方から、査定のご相談をいただくことがあります。査定では、電源が入るか、画面や本体の傷、電池の状態に加えて、スピーカーや通話用のマイクがきちんと鳴るかも確認しています。音が割れる、片側から出ないといった症状があると評価に影響しますので、査定前にご自身で音を鳴らして確認いただけると話が早く進みます。買い替え先を中古でお探しの場合も、音の出方は世代で差が出る部分ですので、店頭でお試しいただくのが確実です。

査定前の準備はいつもどおりです。初期化とデータ消去を済ませ、本体をきれいにし、箱や付属品を揃える。この3点で査定額が上向くことは珍しくありません。買い替え先を中古で探せば、費用を抑えつつ音の良い世代に移れます。

まとめ|適用範囲を知れば迷わない

iPadとiPhoneのイコライザは「設定」→「アプリ」→「ミュージック」→「イコライザ」から選べます。23種類のプリセットが用意されていますが、実際に使い分けるのは3つか4つで足ります。声を立てたいならVocal Booster、騒がしい場所ならヒップホップ、低音が足りないならBass Booster、素の音で聴きたいならフラットです。

最も大事なのは、この設定が効くのは標準のミュージックアプリだけという点です。他社のアプリや動画の音は変わりません。アプリの枠を超えて調整したい場合は、アクセシビリティの音声調整を使うか、アプリ側の設定を探してください。設定で埋まらない差を感じたら、端末の世代を見直すのもひとつの手です。使わない端末はリンクサスモバイルにご相談ください。

▼iPad・iPhoneの販売・買取はこちらから

▶ 中古iPadを探す:リンクサスモバイル iPad一覧
▶ iPadの査定・買取:iPad買取

イコライザ設定に関するよくある質問

低音リデューサーとはどんな設定ですか?

Bass Reducer(低音リデューサー)は、低音を抑えて中音と高音を前に出すプリセットです。低音が強すぎて曇って聞こえるイヤホンや、こもりがちな環境で効果があります。逆に低音を足したい場合はBass Boosterを選びます。プリセットの名称や並び順は端末のバージョンによって変わる場合があるため、近い名前のものから試してください。

Apple MusicにBass BoosterやLate Nightが見当たりません。

プリセットの一覧は音楽アプリの中ではなく、端末の「設定」側にあります。「設定」→「アプリ」→「ミュージック」→「イコライザ」の順に開いてください。バージョンによっては「設定」の一覧から直接「ミュージック」を選びます。iPhone・iPad以外の環境では同じプリセットが用意されていないことがあり、その場合は低音が強いジャンル系のプリセットなど、近い性格のもので代用します。

iPadのイコライザはどこで設定しますか?

「設定」を開き、「アプリ」→「ミュージック」と進み、再生の項目にある「イコライザ」から選びます。バージョンによっては「設定」の一覧に直接「ミュージック」が並びます。iPhoneも同じ場所です。音楽アプリの中ではなく端末の設定から入る点に注意してください。選んだ瞬間に切り替わるため、曲を再生しながら順番に試すのが早い方法です。

イコライザを設定したのに音が変わらないのはなぜですか?

この設定が効くのは標準のミュージックアプリで再生した音だけだからです。他社の音楽配信アプリ、動画アプリ、ブラウザで再生した音、通話の音声には反映されません。他のアプリで音を変えたい場合は、アプリ内の音質設定を使うか、アクセシビリティの音声調整を利用してください。

iPadのイコライザでおすすめの設定は?

目的で選ぶのが確実です。歌詞や声を聞き取りたいならVocal Booster、会話中心の音声ならSpoken Word、騒がしい場所ならヒップホップ、低音に迫力がほしいならBass Booster、素の音で聴きたいならフラットです。iPadは本体のスピーカーで聴く機会が多く低音が痩せやすいため、Bass Boosterが合う場面が多くなります。

イコライザのプリセットは何種類ありますか?

23種類が用意されています。低音を動かすもの、高音を動かすもの、声の帯域を動かすものに大きく分かれます。名前がジャンルになっているものもありますが、そのジャンルでしか使えないという意味ではなく、どの帯域をどう動かすかの名札です。やりたいことに近い特徴のものを選んでください。

特定のプリセットが見つからない場合はどうすればいいですか?

音楽アプリの中を探しても出てこないため、端末の「設定」から入り直してください。またプリセット名は英語表記と日本語表記が混在しており、低音を強調するものは英語のまま並んでいます。一覧を上から下まで一度眺めると、別の表記で見つかることがあります。名称や並び順は端末のバージョンによって変わる場合があります。

他のアプリの音質も良くする方法はありますか?

「設定」→「アクセシビリティ」→「オーディオとビジュアル」にある音声調整を使う方法があります。対応するイヤホンやヘッドホンを使っている場合、ミュージックアプリに限らず効きます。同じ画面には左右の音量バランスの項目もあり、片側が聞こえづらい場合はまずそこを確認してください。

音質を理由に買い替えた古いiPadは買取できますか?

買取できます。古い世代も状態に応じて査定が可能です。査定では電源が入るか、画面や本体の傷、電池の状態に加えて、スピーカーやマイクがきちんと鳴るかも確認します。音が割れる、片側から出ないといった症状は評価に影響するため、査定前にご自身で音を鳴らして確認しておくと手続きが早く進みます。

監修:リンクサスモバイル 査定士 今井一輝。プリセットの名称や項目名は、iOS・iPadOSのバージョンにより異なる場合があります。

RELATED ARTICLES