結論からいえば、AndroidからiPhoneへのデータ移行は可能で、Googleアカウントを引き継げば、メール・連絡先・カレンダーはサインインするだけで移せます。写真や一括移行はApple公式の「Move to iOS」やGoogleフォトを使います。ただしLINEのトーク履歴や電子マネー、一部アプリは自動では移らないため、事前の引き継ぎ準備が欠かせません。
この記事では、移行方法の全体像を早見表で整理し、Googleアカウントの引き継ぎ手順、Move to iOSでの一括移行、写真の移し方、移行前の準備、移行できないものの対処、AndroidとiPhoneの違いまでまとめました。査定士 今井一輝が解説します。
移行方法と移せるもの・早見表
AndroidからiPhoneへの移行は、「Googleアカウント同期」「Move to iOS」「Googleフォト」の3つを組み合わせるのが基本です。どれか1つですべてが移るわけではなく、データの種類で使い分けます。まずは全体像を早見表で確認しましょう。
| 方法 | 得意なデータ | ポイント |
|---|---|---|
| Googleアカウント同期 | メール・連絡先・カレンダー | iPhoneでサインインするだけ。最も手軽 |
| Move to iOS(Apple公式) | 連絡先・写真・メッセージ等を一括 | iPhoneの初期設定時に使う |
| Googleフォト/ドライブ | 写真・動画・ファイル | アプリを入れてサインインすれば見られる |
一方で、LINEのトーク履歴・電子マネー・一部の有料アプリは自動では移りません。これらは事前の引き継ぎ設定が必要です。「とりあえずMove to iOSをやれば全部移る」と思い込むと、あとで後悔します。まずは移せるものと移せないものを分けて考えるのが、失敗しないコツです。
基本はGoogleアカウントの引き継ぎ
AndroidからiPhoneへの移行で土台になるのが、Googleアカウントの引き継ぎです。AndroidはGoogleアカウントに多くのデータが同期されているため、iPhoneで同じアカウントにサインインすれば、メール・連絡先・カレンダーがそのまま使えるようになります。Move to iOSより手軽で、移行後の日常でも役立ちます。
- Gmail:iPhoneのメールアプリやGmailアプリで同じ受信箱をそのまま使える
- 連絡先:Googleに同期していれば、iPhoneの連絡先に自動で反映される
- カレンダー:予定がiPhoneのカレンダーにも表示される
- 写真:Googleフォトに預けていれば、アプリを入れるだけで見られる
逆にいえば、Androidでこまめに同期していなかったデータは、引き継げません。移行前にAndroid側で同期がオンになっているかを確認しておくのが重要です。iPhone同士の移行手順はiPhoneからiPhoneへのデータ移行、逆にiPhoneからAndroidへ移す場合はiPhoneからAndroidへのデータ移行で解説しています。
Googleアカウントの引き継ぎ手順
Googleアカウントの引き継ぎは、「Android側で同期を確認」→「iPhoneでサインイン」→「同期をオン」の3ステップです。写真や動画などの大きいデータは、GoogleフォトやGoogleドライブにも保存しておくと安心です。順に見ていきましょう。
| 手順 | 操作 |
|---|---|
| ①Androidで同期を確認 | 「設定」→「アカウント」→Googleアカウントを開き、連絡先・カレンダー・メールの同期をオンにする |
| ②iPhoneでアカウントを追加 | iPhoneの「設定」からアカウントを追加し、同じGoogleアカウントでサインインする |
| ③同期をオンにする | 連絡先・カレンダー・メールの同期を有効にすると、データが反映される |
手順自体はむずかしくありませんが、Android側で「手動で同期」を実行してから移行すると、最新の状態で引き継げます。二段階認証を設定している場合は、サインイン時に認証コードが必要になるため、コードを受け取れる状態にしておきましょう。iPhoneの初期設定でつまずいたときは機種変更前後にやることガイドもあわせて確認できます。
Move to iOSで一括移行する手順
連絡先や写真などをまとめて移したいなら、Apple公式アプリ「Move to iOS」で一括移行できます。注意したいのは、この方法が使えるのはiPhoneの初期設定中だけという点です。すでにセットアップ済みのiPhoneで使うには、いったん初期化が必要になります。
- ①iPhoneの初期設定を進める:「Androidからデータを移行」を選ぶ
- ②AndroidにMove to iOSを入れる:Google Playから「Move to iOS」をインストールして起動
- ③コードで接続する:iPhoneに表示されたコードをAndroidに入力し、Wi-Fiで直接つなぐ
- ④移行するデータを選ぶ:連絡先・メッセージ・写真・カレンダーなどから選択して転送
- ⑤完了まで待つ:データ量が多いと時間がかかる。両端末を充電しながら待つ
転送中に接続が切れると最初からやり直しになることがあります。両端末を電源につなぎ、Wi-Fiが安定した場所で行いましょう。移行できるのは連絡先・メッセージ履歴・写真や動画・メールアカウント・カレンダーなどで、アプリ本体は移らず再インストールが必要です。正確な対応範囲はApple公式サポート(Androidからの移行)で確認してください。
写真・動画を移す方法
写真・動画だけを確実に移したいなら、Googleフォトを使うのが近道です。Android側でGoogleフォトにバックアップしておけば、iPhoneにGoogleフォトアプリを入れて同じアカウントでサインインするだけで、すべての写真・動画を見られます。Move to iOSがうまくいかないときの受け皿にもなります。
| 方法 | 向いているケース |
|---|---|
| Googleフォト | 写真・動画をクラウドで見たい/端末をまたいで共有したい |
| Googleドライブ | 写真以外のファイルや書類もまとめて移したい |
| Move to iOS | 初期設定時に写真も含めて一括で移したい |
Googleフォトはクラウド上に写真が残るため、iPhone本体の容量を圧迫しにくいのも利点です。ただし無料の保存容量には上限があります。写真が多い人は、iPhoneの本体容量とあわせて保存先を決めておきましょう。保存先の選び方はスマホの空き容量の確認方法も参考になります。
移行前にやっておく準備
移行をスムーズに進めるには、Wi-Fi・充電・容量・アプリの引き継ぎ設定の4点を先に整えておきます。特にLINEや電子マネーは、移行を始めてからでは間に合わないことがあります。始める前のひと手間が、トラブルを防ぎます。
- 安定したWi-Fiを用意する:大量のデータ転送には高速で安定した回線が必要
- 両端末を充電しておく:転送中に電源が切れると途中で止まる。電源につなぐと安心
- iPhoneの空き容量を確認する:Androidのデータ量が入りきるか事前にチェック
- LINE・電子マネーの引き継ぎ設定を先に行う:移行後では間に合わないものは事前に手続き
LINEはアカウントの引き継ぎ設定を事前にオンにしておく必要があります。OSをまたぐ移行では、移せるトーク履歴の範囲に制約がある場合があるため、LINE公式の手順を必ず確認してください。iPhoneの空き容量が足りないときは空き容量の確認と整理を先に済ませておきましょう。
移行できない・注意が必要なもの
OSをまたぐ移行では、自動では移らない・移せないデータがあります。ここを知らずに古いAndroidを手放すと、取り戻せなくなります。代表的なものと対処を整理しました。
| 移せない・注意が必要なもの | 対処 |
|---|---|
| LINEのトーク履歴 | 事前に引き継ぎ設定が必須。移せる範囲に制約がある場合あり |
| おサイフケータイ・電子マネー | 各サービスで「預け入れ→iPhoneで受け取り」の手続きが必要 |
| アプリ本体・有料アプリ | App Storeで入れ直す。iPhone版がないアプリは代替を探す |
| SMS・通話履歴 | 公式ツールで移せない場合がある。必要な内容は控えておく |
移行後は、各アプリで再ログインや二段階認証が必要になる場面が多くあります。パスワードを事前に確認し、認証コードを受け取れる状態にしておきましょう。古いAndroidは、移行と引き継ぎがすべて完了したことを確認してから手放すのが鉄則です。特に電子マネーは、預け入れを忘れて初期化すると残高を失うおそれがあります。
AndroidとiPhoneの違い・移行のメリット
AndroidとiPhoneは、iPhoneは製品間の連携とシンプルさ、Androidはカスタマイズ性と価格の幅が持ち味です。移行前に違いを押さえておくと、iPhoneに変えたあとの戸惑いが減ります。それぞれの特徴を整理します。
| 項目 | iPhone | Android |
|---|---|---|
| 操作性 | シンプルで直感的。初心者も使いやすい | 自由にカスタマイズできる |
| 製品連携 | Mac・iPad・Apple Watchとスムーズに連携 | Googleサービスとの連携が強い |
| 価格帯 | 比較的高め | 幅広く、安価な機種も選べる |
iPhoneに移るメリットは、Apple製品同士の連携と、長いOSサポートによる使いやすさです。一方で、ウィジェットの自由度や価格ではAndroidに分があります。中古のiPhoneを選べば、価格の差は大きく縮められます。はじめてのiPhoneなら、まず中古で試すのも手堅い選択です。中古iPhoneはリンクサスモバイルの中古iPhone一覧から選べます。
使わなくなったAndroidの買取【リンクサスモバイル】
iPhoneへの移行が終わったら、使わなくなったAndroidを買取に出せば、機種変更の資金にできます。個人情報を扱う端末なので、フリマよりも買取専門店のほうがトラブルを避けやすく安心です〔査定額は状態により変動〕。
Androidの査定では、メーカー・機種・容量・バッテリーの状態・外観・付属品の有無で評価が変わります。手放す前に、データ移行と各アプリの引き継ぎ、電子マネーの預け入れがすべて完了しているかを必ず確認してください。そのうえで、Googleアカウントからのサインアウトと端末の初期化、SIMカードの取り外しをお願いします。初期化前に手放すと、個人情報が残ったままになり危険です。移行が済んで不要になった端末は、早めの査定がおすすめです。
査定額は、ちょっとした準備で変わります。データの引き継ぎと初期化を済ませ、画面や本体をきれいにし、箱や付属品を揃え、SIMロックを解除しておく。この一手間で査定が上向くことは珍しくありません。店頭買取・宅配買取のどちらにも対応しています。
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まとめ|アカウント引き継ぎと準備が鍵
AndroidからiPhoneへのデータ移行は、Googleアカウントを引き継げばメール・連絡先・カレンダーがそのまま使え、写真はGoogleフォトやMove to iOSで移せます。どれか1つで完結するわけではなく、データの種類ごとに方法を使い分けるのが基本です。移行前にはWi-Fi・充電・空き容量を整え、LINEや電子マネーは事前の引き継ぎ設定を済ませておきましょう。
LINEのトーク履歴・電子マネー・一部アプリは自動では移らないため、古いAndroidは移行がすべて完了してから手放すのが鉄則です。移行を終えて不要になったAndroidは、買取に出せば次の端末代の足しになります。はじめてのiPhoneなら、リンクサスモバイルの中古iPhoneから始めてみてください。
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AndroidからiPhoneの移行に関するよくある質問(FAQ)
AndroidからiPhoneへGoogleアカウントを引き継ぐには?
まずAndroid側で、設定のアカウントからGoogleアカウントの連絡先・カレンダー・メールの同期をオンにします。次にiPhoneの設定でアカウントを追加し、同じGoogleアカウントでサインインして同期を有効にすると、メール・連絡先・カレンダーがiPhoneに反映されます。二段階認証を設定している場合は、サインイン時に認証コードが必要です。
AndroidからiPhoneへデータ移行はできますか?
できます。Googleアカウントの同期でメール・連絡先・カレンダーを、Apple公式の『Move to iOS』で連絡先や写真などを一括で、GoogleフォトやGoogleドライブで写真・動画やファイルを移せます。どれか1つで完結するわけではなく、データの種類ごとに方法を使い分けます。
Move to iOSはいつ使えますか?
Move to iOSは、iPhoneの初期設定中に使うアプリです。初期設定で『Androidからデータを移行』を選び、Android側にもアプリを入れてコードで接続します。すでにセットアップ済みのiPhoneで使うには、いったん初期化が必要になります。転送中に接続が切れるとやり直しになることがあるため、両端末を充電し、安定したWi-Fiで行いましょう。
AndroidからiPhoneへ移行できないものはありますか?
LINEのトーク履歴、おサイフケータイ・電子マネー、アプリ本体、有料アプリ、SMSや通話履歴などは自動では移りません。LINEは事前の引き継ぎ設定が必須で、OSをまたぐ移行では移せる範囲に制約がある場合があります。電子マネーは各サービスで預け入れとiPhoneでの受け取り手続きが必要です。古いAndroidは、すべての引き継ぎが完了してから手放してください。
移行前にどんな準備が必要ですか?
安定したWi-Fiを用意し、両端末を充電し、iPhoneの空き容量がAndroidのデータ量を上回っているかを確認します。あわせて、LINEや電子マネーなど移行後では間に合わないものは、事前に引き継ぎ設定や預け入れを済ませておきます。各アプリのパスワードと二段階認証の準備もしておくと、移行後の再ログインがスムーズです。
使わなくなったAndroidは買取できますか?
できます。メーカー・機種・容量・バッテリーの状態・外観・付属品の有無で査定額が変わります。手放す前に、データ移行と各アプリの引き継ぎ、電子マネーの預け入れが完了していることを確認し、Googleアカウントからサインアウトして端末を初期化し、SIMカードを抜いてください。リンクサスモバイルでは店頭・宅配買取に対応しています。
最終更新:(リンクサスモバイル 今井一輝 監修・2026年最新)。手順は目安です。

