Androidの画面上部に並ぶマークは、表示される位置で意味が分かれます。左側に出るのはアプリからの通知、右側に出るのは電波や電池など端末の状態です。見慣れないマークを調べるときは、まずそれが左右どちらにあるかを見てください。それだけで探す範囲が半分になります。
この記事では、右側と左側それぞれのマークを一覧で整理し、電池残量を数字で表示する方法、マークを切り替えるクイック設定の使い方、画面下にある3つのボタンの役割までをまとめます。調べても分からないマークへの対処にも触れました。
マークは表示位置で意味が分かれる
画面のいちばん上にある細い帯をステータスバーと呼びます。ここに並ぶマークには規則があり、左右で役割がはっきり分かれています。この仕組みを知っているだけで、調べる手間が半分になります。
| 位置 | 並ぶもの | 意味すること | 消し方 |
|---|---|---|---|
| 左側 | 通知アイコン | アプリからのお知らせ。不在着信、メール、ダウンロード完了など | 通知を確認するか、上から下へスワイプして消去する |
| 右側 | ステータスアイコン | 端末の状態。電波、Wi-Fi、電池、機内モードなど | 機能そのものをオフにすると消える |
ここで一つ、前提として押さえておきたいことがあります。Androidはメーカーごとに画面の作りが違うため、マークの形も並び順も機種によって変わります。この記事では広く共通するものを扱いますが、手元の端末と細部が違う場合はメーカーの取扱説明書もあわせて確認してください。iPhoneのマークとも形が異なります。
右側に出るマーク一覧(端末の状態)
右側は端末の状態を示す場所です。ここに出るマークは、対応する機能をオフにすれば消えます。よく見かけるものを整理しました。
| マークの見た目 | 意味 | 消したいとき |
|---|---|---|
| 電池の形 | バッテリー残量。塗りつぶされた量が残量を表す | 消せない。常時表示される |
| 階段状の棒 | 電波の強さ。棒が多いほど電波が良い | 消せない。圏外では棒が消える |
| 扇形の波 | Wi-Fiに接続中。波の数が電波の強さ | Wi-Fiをオフにする |
| 飛行機 | 機内モードがオン。通信がすべて切れている | 機内モードをオフにする |
| 角ばった記号 | Bluetoothがオン。周辺機器と接続できる状態 | Bluetoothをオフにする |
| 丸に囲まれた波 | テザリングがオン。他の機器に通信を分けている | テザリングをオフにする |
| ベルに斜線 | サイレントモード。着信音が鳴らない状態 | マナーモードを解除する |
| マイクに斜線 | ミュート。マイクの音を拾わない状態 | 通話画面などでミュートを解除する |
| しずく型のピン | 位置情報を使用中。地図アプリなどが現在地を取得している | 位置情報をオフにする |
| 電波の横の上下三角 | データの送受信中。通信が発生している合図 | 消せない。通信が止まると消える |
形の名前で探すより、「何をオフにすれば消えるか」で逆引きするほうが早いことがあります。見慣れないマークが出たら、直前に何か設定を触らなかったかを思い出してみてください。充電に関するマークが出ているのに充電されない場合はAndroidで充電マークがついてるのに充電されない原因が該当します。
電池マークの見方と数字の出し方
右側のマークで最も気にされるのが電池です。マークの塗りつぶされた量でおおよその残量は分かりますが、数字で表示させたほうが正確に把握できます。上の画面は数字を表示させた状態です。
設定するには、「設定」→「バッテリー」→「バッテリー残量」のように進んで、残量表示の項目をオンにします。項目名や場所は機種によって変わるため、見当たらない場合は設定内の検索で「バッテリー残量」と入力すると見つかります。
電池のマークに関しては、中に稲妻が入っていれば充電中、プラスや葉のような印が入っていれば省電力の機能が働いている状態を示すことが多くなっています。残量の減りが早いと感じる場合の対処は充電の減りが早い原因と対処法にまとめました。
左側に出るマーク一覧(通知)
左側はアプリからのお知らせが並ぶ場所です。ここのマークは、内容を確認するか消去すれば消えます。放置しても害はありませんが、たまっていくと見づらくなります。
| マークの見た目 | 意味 |
|---|---|
| 受話器に矢印 | 不在着信。電話に出られなかったことを知らせている |
| 吹き出し | メッセージの受信。メッセージアプリからの通知 |
| 封筒 | メールの受信。メールアプリからの通知 |
| 下向きの矢印 | ダウンロード中、または完了 |
| 写真や山の形 | スクリーンショットを撮影した |
| 三角に感嘆符 | 警告。空き容量不足やエラーなど、確認が必要な状態 |
| 丸い矢印 | 同期中。アカウントとデータをやり取りしている |
| アプリの絵柄 | そのアプリからの通知。絵柄はアプリごとに異なる |
通知の中身を見るには、画面を上から下へスワイプします。消すときは、消したい通知を左右どちらかにスワイプするか、一覧の下にある「すべて消去」を選びます。
特定のアプリだけ通知を止める
同じマークが何度も出て煩わしい場合は、アプリごとに通知を止められます。「設定」→「通知」から、アプリを選んで通知をオフにするのが基本の流れです。ただし止めてしまうと、そのアプリからの連絡には気づけなくなります。連絡手段として使っているアプリを止めると、大事な用件を見落とす原因になります。止める前に、そのアプリで何を受け取っているかを確認してください。
通知マークを実際の画面で確認する
実際の画面で見ると、マークの大きさや並び方がつかめます。上の画像では複数の通知が並んでおり、囲まれているのがスクリーンショットを撮ったときに出るマークです。写真や画像を思わせる絵柄をしています。
こちらは不在着信が出ている状態です。左側に不在着信のマーク、右側にBluetoothやWi-Fi、電池のマークが並んでいるのが分かります。1章で説明した左右の役割が、実際の画面でそのまま確認できます。
この並び方を頭に入れておくと、見慣れないマークが出たときも「これは左側だから通知だ」と当たりをつけられます。通知なら、上から下へスワイプすれば内容が読めます。
クイック設定でマークを切り替える
右側のマークの多くは、クイック設定から直接オンオフを切り替えられます。設定アプリを開く必要はありません。画面を上から下へスワイプすると、上の画面のようなボタンが並びます。
- タップでオンオフ:Wi-Fi、Bluetooth、機内モード、位置情報などをその場で切り替える
- 長押しで詳細設定:そのまま詳しい設定画面へ移動できる項目がある
- 並び替えができる:鉛筆のような編集ボタンから、よく使うものを前に持ってこられる
消したいマークがあるとき、ここを見て光っているボタンを探すのがいちばん早い方法です。たとえば飛行機のマークが消えないなら、クイック設定の機内モードがオンになっています。ただし項目によっては長押ししても詳細設定に移動しないものがあります。その場合は設定アプリから開いてください。
画面下にある3つのボタン
画面のいちばん下に並ぶ記号は、ステータスバーのマークとは役割がまったく違います。これはナビゲーションバーと呼ばれ、端末を操作するためのボタンです。
| 記号 | 名前 | できること |
|---|---|---|
| 左向きの三角 | 戻る | ひとつ前の画面に戻る。長押しで連続して戻れる機種もある |
| 真ん中の丸 | ホーム | ホーム画面に戻る。長押しで音声アシスタントが起動する |
| 四角 | 履歴 | 最近使ったアプリの一覧を表示する。アプリの切り替えや終了ができる |
この3つが表示されず、細い横棒が1本だけ出ている機種もあります。ジェスチャーによる操作に設定されている状態で、画面の端からスワイプして戻る、下から上へスワイプしてホームに戻る、という操作に変わります。ボタン表示に戻したい場合は、設定内で「ナビゲーション」や「システムナビゲーション」の項目を探してください。機種により名称が異なります。
調べても分からないマークが出たとき
一覧に載っていないマークが出ることもあります。Androidは機種ごとの独自機能が多いためです。そんなときは、次の順で調べると特定できることが多くあります。
- 上から下へスワイプする:通知であれば、開いた一覧に説明が文字で書かれている
- 左右どちらかを確認する:左なら通知、右なら端末の状態。探す範囲が絞れる
- 機種名とあわせて調べる:メーカー独自のマークは、機種名を添えて検索すると見つかりやすい
- 取扱説明書を見る:メーカーの公式サイトに、マークの一覧が掲載されていることがある
それでも分からず、三角に感嘆符のような警告のマークが消えない場合は注意が必要です。空き容量の不足、システムの不具合、部品の異常などを知らせている可能性があります。放置すると使えなくなる前触れのこともあるため、内容を確認してください。空き容量が原因の場合はAndroidストレージの空き容量がありませんの解消法、充電まわりの不調はAndroidが急に充電できなくなった原因と対処が該当します。
不調が続くなら端末の状態を見直す
警告のマークが繰り返し出る、動作が重い、電池の持ちが悪い。こうした症状が重なっているなら、マークひとつの問題ではなく端末そのものが寿命に近づいているサインかもしれません。判断の目安はスマホの寿命は何年かにまとめています。
見慣れないマークが出たというご相談で多いのが、実際には通知のマークだったというケースです。まずは上から下へスワイプして、通知の一覧に説明が出ていないかをご確認ください。それで解決することがほとんどです。一方で、警告のマークが消えない、動作が重い、電池がすぐ切れるといった症状が重なっている場合は、端末の状態を一度見せていただいたほうが早いこともあります。買い替えをお考えでしたら、いま使っている端末も査定の対象になります。Androidは機種ごとに相場の動きが違いますので、まずはお気軽にご相談ください。
使わなくなった端末は、置いておくほど相場が下がります。スマホ・携帯電話の買取査定に出せば次の端末代の足しになります。買い替え先は中古Androidの在庫一覧から状態と価格を見比べられます。
まとめ|まず左右どちらかを見る
Androidのステータスバーに並ぶマークは、表示される位置で意味が分かれます。左側はアプリからの通知、右側は電波や電池といった端末の状態です。見慣れないマークを見つけたら、まず左右どちらにあるかを確認してください。左なら上から下へスワイプすれば、通知の一覧に説明が文字で出ています。右なら、対応する機能をオフにすれば消えます。
電池残量は数字で表示させると正確に把握できます。右側のマークの多くはクイック設定から直接切り替えられるので、消したいマークがあるときは光っているボタンを探すのが早道です。画面下にある三角、丸、四角はナビゲーションバーのボタンで、それぞれ戻る、ホーム、履歴の役割を持ちます。Androidはメーカーごとに画面の作りが違うため、細部が合わない場合は機種名を添えて調べるか、メーカーの説明書を確認してください。
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Androidのマークに関するよくある質問(FAQ)
Androidの画面上部のマークは何を表していますか?
表示される位置で意味が分かれます。左側に並ぶのはアプリからの通知で、不在着信やメール、ダウンロード完了などを知らせています。右側に並ぶのは端末の状態で、電波の強さ、Wi-Fi、電池残量、機内モードなどを示します。見慣れないマークを調べるときは、まず左右どちらにあるかを確認すると探す範囲が絞れます。
左上に出ているマークは何ですか?
アプリからの通知です。受話器に矢印なら不在着信、吹き出しならメッセージ、封筒ならメール、下向きの矢印ならダウンロード、三角に感嘆符なら警告を示します。内容を確認するには画面を上から下へスワイプしてください。通知の一覧に説明が文字で表示されるため、マークの形が分からなくても内容が分かります。
右上のマークを消すにはどうしますか?
対応する機能をオフにすると消えます。飛行機なら機内モード、扇形の波ならWi-Fi、角ばった記号ならBluetooth、しずく型のピンなら位置情報です。画面を上から下へスワイプしてクイック設定を開き、光っているボタンを探してタップすれば切り替えられます。電池と電波のマークは常時表示のため消せません。
電池残量を数字で表示するにはどうしますか?
「設定」から「バッテリー」を開き、バッテリー残量の表示に関する項目をオンにします。設定するとマークの横に残量がパーセントで表示され、正確に把握できるようになります。項目名や場所は機種によって変わるため、見当たらない場合は設定内の検索で「バッテリー残量」と入力すると見つかります。
画面下にある三角・丸・四角は何ですか?
ナビゲーションバーと呼ばれる操作用のボタンです。左向きの三角が戻る、真ん中の丸がホーム、四角が履歴の役割を持ちます。丸を長押しすると音声アシスタントが起動し、四角をタップすると最近使ったアプリの一覧が表示されます。細い横棒が1本だけ出ている機種は、ジェスチャーによる操作に設定されている状態です。
一覧にないマークが出た場合はどうすればいいですか?
まず画面を上から下へスワイプしてください。通知であれば一覧に説明が文字で書かれています。次に左右どちらにあるかを確認すると、通知か端末の状態かが分かります。それでも不明な場合は、機種名を添えて調べるか、メーカーの公式サイトにある取扱説明書を確認してください。Androidはメーカーごとの独自機能が多く、機種固有のマークが存在します。
警告のマークが消えない場合は故障ですか?
空き容量の不足やシステムの不具合、部品の異常を知らせている可能性があります。まず通知を開いて内容を確認してください。空き容量が原因であればデータの整理で解消します。警告が繰り返し出るうえに、動作が重い、電池の持ちが悪いといった症状が重なっている場合は、端末そのものが寿命に近づいているサインかもしれません。
最終更新:(リンクサスモバイル 今井一輝 監修)。マークの形状や設定名はメーカーとAndroidのバージョンにより異なる場合があります。

