iPhoneが突然起動しない・電源がつかないときは、①強制再起動 → ②充電しながら様子を見る → ③リカバリモードで復元 → ④Appleや修理店に相談の順で試すのが基本です。画面が真っ暗でも、軽いシステムエラーや充電切れであれば、強制再起動や充電で復帰する場合があります。ボタンを押しても無反応で強制再起動もできないなら、水没や落下による故障の可能性が高くなります。
この記事では、機種別の強制再起動のやり方から、電源がつかない5つの原因、リカバリモードでの復元時のデータの注意点、修理に出す前の判断、起動しなくなったiPhoneの買取までを順にまとめました。作業前のバックアップの大切さも解説します。
iPhoneが起動しない時の対処4ステップ早見表
iPhoneが起動しない・電源がつかないときは、手軽で安全な方法から順に試すのが鉄則です。いきなり初期化を伴うリカバリモードに進むと、データを失うおそれがあります。まずは次の4ステップの順番を頭に入れておきましょう。
| 順番 | やること | ねらい・注意 |
|---|---|---|
| ①強制再起動 | 機種別のボタン操作で再起動 | データは消えない。一時的な不具合の解消をねらう |
| ②充電しながら様子見 | 純正ケーブルで30分以上充電 | 充電切れ・充電器の不具合を切り分ける |
| ③リカバリモードで復元 | PCにつないで復元 | 初期化されデータが消える。バックアップ前提 |
| ④Apple・修理店に相談 | 正規・修理店で診断 | 故障の可能性。修理前にバックアップを |
①と②はデータが消えないので、まず安心して試せます。③のリカバリモードは初期化を伴うため、バックアップがない状態では慎重に判断してください。それぞれのやり方を、次章から順に見ていきます。
まず強制再起動を試す|機種別のやり方
強制再起動は、データを消さずにフリーズや軽い不具合をリセットする方法です。操作はiPhoneの世代で異なるため、お使いの機種に合わせて行ってください。ホームボタンの有無で手順が分かれます。
| 機種 | 強制再起動の操作 |
|---|---|
| iPhone 8以降 (Face ID機種・SE第2/第3世代含む) |
音量を上げるボタンを押してすぐ離す→音量を下げるボタンを押してすぐ離す→サイドボタンをAppleロゴが出るまで長押し |
| iPhone 7 / 7 Plus | 音量を下げるボタンとサイドボタンを、Appleロゴが出るまで同時に長押し |
| iPhone 6s / SE(第1世代)以前 | ホームボタンとトップ(サイド)ボタンを、Appleロゴが出るまで同時に長押し |
画面にAppleロゴが表示され、そのまま起動すれば復帰の可能性があります。一時的なシステムエラーや発熱が原因であれば、強制再起動で改善する場合があります。ただし、これで直らなくても異常とは限りません。次の充電を試してください。手順の詳細はApple公式のユーザガイドでも確認できます。関連してAppleロゴのまま進まないリンゴループや画面が真っ暗で反応しない場合も参考になります。
充電しながら様子を見る|充電まわりの確認
強制再起動で直らないときは、純正または認証済みのケーブルで、最低30分ほど充電しながら様子を見ます。バッテリーが完全に切れていると、充電を始めてしばらくは画面が真っ暗のままで、少し経ってから充電中の表示が出ることがあります。すぐ諦めず、しばらく待つのがポイントです。
充電中の表示が出ないときは、iPhone本体ではなく充電まわりが原因かもしれません。次の点を確認してみてください。
- iPhone対応の純正・認証ケーブルとアダプターを使っているか
- 別のケーブルやアダプターに替えても充電できないか
- モバイルバッテリー使用時、十分な残量があるか
- 充電ポートにほこりやゴミが詰まっていないか
- ケーブルやアダプターに断線・傷みがないか
本体の故障だけでなく、ケーブルやアダプター側の不具合で電源がつかないケースも珍しくありません。別の充電器で試すだけで解決することもあります。それでも反応がなければ、充電できない原因をiPhoneが充電できない時のトラブルで切り分けたうえで、次のリカバリモードを検討します。
リカバリモードで復元|データ消去の注意
強制再起動と充電で改善しない場合、リカバリモードでの「復元」が次の手段になります。ただし復元はiPhoneを初期化する操作です。復元するとiPhone内のデータは消去されます〔Apple公式に明記〕。バックアップがあればその時点まで戻せますが、なければ写真や連絡先などは戻りません。リスクを理解したうえで行ってください。
手順の概要は次のとおりです。パソコンとつないで操作します。
| 環境 | 使うもの |
|---|---|
| Mac(macOS Catalina以降) | Finder |
| Windows PC・古いMac | Appleデバイスアプリ(または iTunes) |
パソコンにつないでリカバリモードにすると、「アップデート」か「復元」を選ぶ画面が出ます。まずデータを保持できる「アップデート」を試し、それでも起動しない場合に「復元」を検討するのが安全です。「復元」しても起動しない・元に戻らない場合は、自力での解決は難しく、修理が必要な状態と考えられます。Apple公式も、復元できない場合は修理が必要になることがあるとしています。
電源がつかないときのよくある5つの原因
iPhoneの電源がつかない背景には、大きく分けて5つの原因があります。どれに当てはまりそうかを知ると、対処の見当がつけやすくなります。
| 原因 | 特徴・見分け方 |
|---|---|
| ①充電不足 | ボタンに無反応、または電池アイコンだけ表示。充電で復帰することがある |
| ②充電ケーブル・充電器の不具合 | 正しく挿しても充電アイコンが出ない。別の充電器で改善することも |
| ③バッテリーの劣化・故障 | ケーブルを替えても充電できない。経年劣化で発生しやすい |
| ④ソフトウェアの不具合 | iOS更新後などに発生。ロゴで再起動を繰り返すブートループも |
| ⑤ハードウェアの故障 | 画面・基板・ボタンの故障。水没・落下の後に多い |
①②のように充電まわりが原因なら、充電や充電器の交換で戻ることがあります。一方、④のソフトウェア不具合はリカバリモード、⑤のハードウェア故障は修理が必要になりやすいです。ケーブルを替えても充電できず、別のiPhoneでは同じ充電器で充電できる場合は、本体側(バッテリーや基板)の問題が疑われます。バッテリーの状態はiPhoneバッテリー交換の目安もあわせて確認しておくと安心です。
強制再起動もできない・動かない時は故障の可能性
ここまでの方法を試しても反応がなく、強制再起動すらできない場合は、本体の故障が疑われます。特に水没や落下のあとに起動しなくなったときは、内部の基板やバッテリーが物理的に損傷している可能性があります。次のような状態は、自力での復旧が難しいサインです。
- ボタンを押しても、充電しても一切反応がない
- 水没・落下のあとから電源がつかなくなった
- 本体が熱い・膨らんでいる・変形している
- リカバリモードでの復元でも起動しない
本体が膨張・変形している場合は、無理に充電や分解をせず、使用を控えてください。ハードウェアの故障は、正規サービスや修理店での診断・修理が現実的な選択肢になります。ただし、修理費用が高くつくケースでは、買い替えたうえで古い端末を買取に出すほうが合理的なこともあります。画面割れをともなう場合は画面割れの応急処置も確認しておきましょう。
修理に出す前に|データと料金の注意点
Apple StoreやApple正規サービスプロバイダに相談する前に、データと料金の2点を押さえておきましょう。まずデータについて、注意したい事実があります。
Apple正規の修理はデータ復旧サービスではありません。起動しないiPhoneの修理では本体交換となる場合があり、そのときは中のデータは戻りません。修理の過程で初期化されることもあります。バックアップがあれば、修理後にそこから復元できます。修理に出す前に、可能な範囲でバックアップを取っておくのが基本です。起動しない状態ではバックアップが取れないこともあるため、日頃からこまめにバックアップする習慣が身を守ります。
料金は、保証の加入状況で大きく変わります。AppleCare+に加入していたり保証期間内であれば、無償や割引になる場合があります。一方、落下や水没が原因の故障は、有償になることがあります。正確な料金は診断後に確定します。事前の金額はあくまで目安と考えてください。
※修理料金は2026年7月時点の考え方です。実際の費用は機種・保証状況・故障内容で変わるため、Apple公式の修理案内で最新額と条件をご確認ください。正規店は予約が取りにくいことがあるため、来店前の予約がおすすめです。売却前提のデータ消去の手順は初期化とバックアップの手順にまとめています。
起動しないiPhoneの買取【リンクサスモバイル】
「修理代を考えると、買い替えたほうがいいかも」と感じたら、起動しないiPhoneでも買取できる場合があります〔査定額は状態により変動〕。リンクサスモバイルは横浜・関内の店頭買取に加え、全国からの宅配買取に対応しています。電源が入らない・画面がつかない端末も、部品取りとして値がつくことがあります。
起動しないiPhoneの査定では、機種、水没・落下の有無、画面や基板の状態、部品として使えるかを見ます。動かない端末でも、需要のある機種は部品取りとして買取できることがあります。ただし売却前には、可能であればバックアップとデータ消去をお願いします。起動しない場合はデータ消去が難しいため、その旨をお申し出いただければ、当店での取り扱い方法をご案内します。修理か買取かで迷ったら、査定は無料ですのでお気軽にご相談ください。
スマホは新しい機種が出るたびに相場が下がります。直らないと分かったら、寝かせずに早めの査定が得策です。修理して使い続けるか、買い替えて買取に出すかは、修理費用と端末の価値を比べて判断してください。買取の相場やコツはiPhone買取ページで確認できます。
- ▶ iPhone買取 — 起動しない・画面割れ・ジャンク品も査定可能
- ▶ 壊れたジャンクiPhoneの買取方法
- ▶ 中古iPhoneの在庫一覧(買い替え先を探す)
まとめ|落ち着いて順番に試すのが近道
iPhoneが起動しない・電源がつかないときは、①強制再起動、②充電しながら様子見、③リカバリモードで復元、④修理相談の順で試すのが基本です。①②はデータが消えないので安心して試せます。③のリカバリモードは初期化を伴うため、バックアップの有無を確認してから判断してください。
ボタンにも充電にも反応がなく、強制再起動もできない場合は、水没や落下による故障の可能性が高くなります。修理に出す前は可能な範囲でバックアップを取り、料金は診断後に確定する点を押さえておきましょう。修理費用が高いと感じたら、買い替えて古い端末を買取に出す選択もあります。起動しないiPhoneでも査定できる場合があるので、リンクサスモバイルにご相談ください。
▼iPhoneの販売・買取はこちらから
▶ 中古iPhoneを探す:リンクサスモバイル iPhone一覧
▶ 起動しないiPhoneの買取:iPhone買取
iPhoneが起動しない時のよくある質問(FAQ)
iPhoneが起動しない・電源がつかない時はまず何をすればいいですか?
まず強制再起動を試します。データは消えません。直らなければ純正ケーブルで30分以上充電しながら様子を見ます。それでも起動しない場合はリカバリモードでの復元(初期化を伴うためバックアップ前提)、最後にAppleや修理店に相談する、という順番が基本です。
iPhoneの強制再起動のやり方は?
iPhone 8以降(Face ID機種・SE第2/第3世代含む)は、音量を上げるボタンを押してすぐ離し、音量を下げるボタンを押してすぐ離し、サイドボタンをAppleロゴが出るまで長押しします。iPhone 7/7 Plusは音量下げとサイドボタンを同時長押し、iPhone 6s/SE第1世代以前はホームボタンとトップボタンを同時長押しします。
iPhoneが動かない、再起動もできないのはなぜですか?
充電切れ、充電器の不具合、バッテリーや基板の故障、ソフトウェアの不具合などが考えられます。充電しても強制再起動もできず一切反応しない場合や、水没・落下のあとに起動しなくなった場合は、本体の故障が疑われ、修理が必要になりやすい状態です。
リカバリモードで復元するとデータは消えますか?
復元するとiPhone内のデータは消去されます。バックアップがあればその時点まで復元できますが、なければ写真や連絡先などは戻りません。リカバリモードでは初期化を伴わない「アップデート」を先に試し、それで直らない場合に「復元」を検討すると安全です。
修理に出せばデータは戻りますか?
Apple正規の修理はデータ復旧サービスではありません。起動しないiPhoneの修理では本体交換になる場合があり、その際はデータは戻りません。修理の過程で初期化されることもあります。修理前に可能な範囲でバックアップを取り、日頃からこまめにバックアップしておくことが大切です。
起動しなくなったiPhoneは買取できますか?
できる場合があります。電源が入らない・画面がつかない端末でも、需要のある機種は部品取りとして値がつくことがあります。売却前は可能であればバックアップとデータ消去を行ってください。起動しない場合はデータ消去が難しいため、その旨を伝えれば取り扱い方法を案内してもらえます。リンクサスモバイルは店頭・宅配買取に対応しています。
最終更新:(リンクサスモバイル 今井一輝 監修・2026年最新)。手順・料金は目安です。

