iPad Air 第4世代はiPadOS 27に対応しており、最新のiPadOSを使い続けられる側にいます。一方の第3世代はiPadOS 27の対応機種から外れ、最後のメジャーアップデートはiPadOS 26になりました。
ただし、対象外になった第3世代もすぐに使えなくなるわけではありません。2026年9月28日には、第3世代を含むiPadにセキュリティ修正のiPadOS 26.7.1が配信されています。この記事では、2つの世代それぞれの現状、OSの対象外で何が変わるのか、Apple Pencilとキーボードの違い、バッテリーと修理、使い道、そして買い替えと売り時までを順に見ていきます。
iPad Airはいつまで使える?世代別の早見表
まずは手元のiPad Airがどの位置にいるかを確認しておきます。iPadOS 27に対応しているiPad Airは、第4世代以降のすべてのモデルです。第3世代はiPadOS 26までで、iPad Air 2以前はAppleの修理対象からも外れています。
| モデル | 発表 | チップ | 対応する最新のiPadOS | 現状 |
|---|---|---|---|---|
| iPad Air 2 | 2014年10月 | A8X | iPadOS 15 | Appleの修理対象外(オブソリート製品) |
| iPad Air(第3世代) | 2019年3月 | A12 Bionic | iPadOS 26 | 最新OSの対象外。セキュリティ修正の配信は続いている |
| iPad Air(第4世代) | 2020年9月 | A14 Bionic | iPadOS 27 | 最新OSに対応。Apple Intelligenceは非対応 |
| iPad Air(第5世代) | 2022年3月 | M1 | iPadOS 27 | 最新OSに対応。Apple Intelligenceに対応 |
| iPad Air(M4) | 2026年3月 | M4 | iPadOS 27 | 現行モデル |
対応状況はAppleのサポートページiPadOS 27に対応しているiPadのモデルで確認できます。見分け方は簡単で、画面の下にホームボタンがあれば第3世代、なければ第4世代以降です。正確な世代はiPadの世代の調べ方でモデル番号から特定できます。
- 第4世代:最新のiPadOSで使える。急いで買い替える理由は少ない
- 第3世代:今は使える。ただし新しいiPadOSの機能は入らず、アプリの対応が徐々に減っていく段階
- iPad Air 2以前:Appleの修理も受けられないため、買い替えを考える時期
第4世代はiPadOS 27に対応|いつまで使えるか
第4世代は2020年9月に発表され、全面ディスプレイとUSB-Cを採用した最初のiPad Airです。iPadOS 14を搭載して発売され、2026年9月に配信されたiPadOS 27にも対応しました。発売時から数えると、7つのメジャーバージョンを受け取っています。
| 項目 | iPad Air(第4世代) |
|---|---|
| 画面 | 10.9インチ |
| チップ | A14 Bionic |
| 認証・端子 | トップボタン(Touch ID)/USB-C |
| Apple Pencil | Apple Pencil(第2世代)、Apple Pencil(USB-C) |
| 対応する最新のiPadOS | iPadOS 27 |
| Apple Intelligence | 非対応 |
ここで気をつけたいのは、最新OSに対応していても、すべての新機能が使えるわけではないという点です。Apple IntelligenceはiPad Air(M1以降)・iPad Pro(M1以降)・iPad mini(A17 Pro)が対象で、A14 Bionicの第4世代では使えません。iPadOS 27に上げても、AI関連の機能は表示されないものがあります。
では第4世代はいつまで使えるのか。Appleは次のOSの対応機種を事前に公表しておらず、毎年6月のWWDCで発表されます。参考になるのは1つ前の第3世代で、発表から約7年半、8つのメジャーバージョンに対応しました。とはいえ同じ年数が保証されるわけではないので、来年6月の発表で第4世代が残るかどうかを確認するのが確実です。
第3世代はiPadOS 26が最後|サポート終了の中身
第3世代は2019年3月に登場した、ホームボタンとLightning端子を備えた最後のiPad Airです。iOS 12を搭載して発売され、iPadOS 26まで合わせて8つのメジャーバージョンに対応してきました。そして2026年9月のiPadOS 27で、対応機種から外れています。
| 項目 | iPad Air(第3世代) |
|---|---|
| 画面 | 10.5インチ |
| チップ | A12 Bionic |
| 認証・端子 | ホームボタン(Touch ID)/Lightning |
| Apple Pencil | Apple Pencil(第1世代) |
| 対応する最新のiPadOS | iPadOS 26 |
| 直近のセキュリティ修正 | iPadOS 26.7.1(2026年9月28日配信) |
「サポート終了」と聞くと、もう安全に使えないと受け取る人は少なくありません。実際にはAppleは最新OSの対象外になった機種にも、旧OS向けのセキュリティ修正を配信することがあります。Appleのセキュリティアップデートの一覧でも、2026年9月28日のiPadOS 26.7.1は第3世代が対象に入っていました。ただし、この配信がいつまで続くかは公表されていません。
一方で、新しいiPadOSの機能はもう入りません。アプリは新しいバージョンで動作に必要なOSを引き上げることがあり、時間がたつほど使えるアプリが減っていきます。動画や電子書籍が中心ならしばらく問題になりにくく、学校や仕事で決まったアプリを使う人ほど早く影響を受けます。
最新OSの対象外になると何が変わるか
最新OSの対象外になって起きるのは、「新しいiPadOSに上げられなくなる」ことで、本体はそのまま動きます。ある日を境に画面がつかなくなる、といった話ではありません。第3世代の持ち主が押さえておきたい変化を整理すると、次の表のとおりです。
| 項目 | 最新OSの対象外になった後 |
|---|---|
| 本体の動作 | これまでどおり使える |
| 新しいiPadOSの機能 | 使えない(iPadOS 27の新機能は入らない) |
| セキュリティ修正 | 旧OS向けに配信されることがある。期間は公表されていない |
| アプリ | 対応OSが引き上げられたアプリから、新規インストールや最新版への更新ができなくなる |
| Webサイト・動画 | 多くはそのまま見られる。サイト側の仕様変更で表示が崩れることはある |
混同しやすいのが、「最新OSに上げられない」ことと「セキュリティ更新が止まる」ことは別の話という点です。前者は確定していても、後者はAppleの判断で続くことがあります。安全に使い続けるには、「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」で、配信された修正を適用しておくことが前提になります。
影響が出やすいのは、銀行・決済・行政のように安全性の要件が厳しいアプリです。こうしたアプリを第3世代で使っているなら、各アプリの対応OSを早めに確認しておくと慌てずに済みます。iPhoneで同じアプリが使えるなら、そちらに寄せるのも手です。
Apple Pencilとキーボードは買い替え先で使えるか
iPad Airの買い替えで見落とされやすいのが、手持ちの周辺機器です。第3世代と第4世代では、使えるApple Pencilもキーボードもまったく別で、本体だけ替えると買い直しになることがあります。Appleの技術仕様で確認できる互換性をまとめました。
| モデル | Apple Pencil | キーボード |
|---|---|---|
| iPad Air(第3世代) | 第1世代 | Smart Keyboard |
| iPad Air(第4世代) | 第2世代、USB-C | Magic Keyboard、Smart Keyboard Folio など |
| iPad Air(第5世代) | 第2世代、USB-C | 第4世代と同じものが使える |
| 11インチiPad Air(M4) | Apple Pencil Pro、USB-C | 11インチiPad Air用Magic Keyboard(第4世代・第5世代にも対応) |
第4世代のユーザーにとっての朗報は、キーボードの引き継ぎやすさです。11インチiPad Air用Magic Keyboardは第4世代・第5世代とM2〜M4の11インチモデルに対応しています。ただしApple Pencil(第2世代)は11インチiPad Air(M4)では使えません。第2世代のペンを生かしたいなら、買い替え先は第5世代が候補になります。
第3世代のApple Pencil(第1世代)とSmart Keyboardは、第4世代以降のiPad Airには対応していません。周辺機器ごと新しくする前提で予算を組むか、本体と一緒に売却に出すかを先に決めておくと、買い替えの総額を見誤らずに済みます。
長く使うならバッテリーと修理の扱いを確認
OSの対応より先に使い心地を左右するのが、バッテリーです。Appleは、iPadのバッテリーはフル充電サイクルを1,000回繰り返した時に、本来の容量の最大80%を維持できるように設計されていると説明しています。第3世代も第4世代も発売から5年以上がたち、毎日充電してきた端末なら持ちの短さを感じても不思議ではありません。
交換するか買い替えるかは、本体の状態と合わせて考えます。画面の割れや端子の不調などが重なっているなら、修理を重ねるより買い替えたほうが結果的に安く済むことがあります。交換費用はAppleのiPadの修理サービスで機種ごとに確認できます。
| Appleの区分 | 定義 | 修理の扱い |
|---|---|---|
| 通常 | 販売店への供給停止から5年未満 | 修理サービスを受けられる |
| ビンテージ製品 | 供給停止から5年以上7年未満 | 部品の在庫がある場合にかぎり修理を受けられる |
| オブソリート製品 | 供給停止から7年以上 | 修理サービスを受けられない |
2026年9月15日に更新されたAppleのビンテージ製品とオブソリート製品の一覧では、iPad Air 2以前がオブソリート製品に入っており、第3世代と第4世代はどちらの一覧にも載っていません。ただし今後ビンテージ製品に移った場合は、部品の在庫しだいになります。修理して使い続けるつもりなら、早めに動くほうが選択肢は残ります。
iPad Airを使い続けるときの使い道
最新OSの対象外になった第3世代でも、個人情報や決済を扱わない用途に絞れば、まだ十分に役目があります。10インチ級の画面は、miniより見やすく、ノートパソコンより手軽という絶妙な大きさです。
- 電子書籍・漫画のリーダー:見開きでも文字を追いやすい画面サイズ
- 動画の視聴専用機:リビングや寝室に置いておく使い方
- 手書きノート・スケジュール帳:Apple Pencilでメモや予定を書き込む
- パソコンの横のサブ画面:資料やレシピ、チャットの表示用
- 子ども用の学習・知育:保護者による利用制限(スクリーンタイム)を設定したうえで
反対に、ネットバンキングや決済、仕事のメールなど、重要なアカウントにログインする用途は新しい端末に移すのが安全です。第4世代はiPadOS 27に対応しているため、今のところこうした用途もそのまま続けられます。それでも使う予定がないなら、引き出しで眠らせるより売却を考えたほうが手元に残る金額は大きくなります。
買い替え先の選び方と今のAirの売り時
第3世代から買い替えるなら、候補は大きく3つです。AI機能まで長く使いたいなら現行のiPad Air(M4)、費用を抑えるなら中古の第5世代、最新OSで使えれば十分なら中古の第4世代も選択肢に入ります。
| 候補 | 向いている人 | 押さえておく点 |
|---|---|---|
| iPad Air(M4) | 長く使いたい人、Apple Intelligenceを使いたい人 | 新品は11インチWi-Fiモデル128GBで129,800円(2026年10月時点の目安)。Apple Pencil(第2世代)は使えない |
| 中古の第5世代(M1) | 費用を抑えつつAI機能も使いたい人 | iPadOS 27とApple Intelligenceに対応。Apple Pencil(第2世代)が使える |
| 中古の第4世代 | 最新OSで使えれば十分な人 | iPadOS 27に対応。Apple Intelligenceは非対応 |
※価格は2026年10月時点の目安(Apple公式ストアの税込価格)です。最新額はApple公式のiPad Airのページでご確認ください。
中古を選ぶなら、バッテリーの状態とアクティベーションロックの解除は必ず確認したいところです。確認の手順はiPad中古で後悔しない7つの確認に、新品・整備済製品との比較はiPadを安く買う方法にまとめました。リンクサスモバイルの中古iPadの在庫もあわせてご覧になれます。
iPad Airの査定では、電源が入るか、画面と本体の傷や打痕、バッテリーの状態、そしてApple Accountからのサインアウトと「探す」がオフになっているかを確認します。最新OSの対象外になった第3世代でも、状態がよければ値がつきます。第4世代はiPadOS 27に対応している分、まだ需要がある段階です。年数がたつほどバッテリーの劣化は進むため、使わないと決めた時点で査定に出すのがおすすめです。Apple Pencilやキーボード、箱が揃っていれば一緒にお持ちください。
売却前の準備は、バックアップ、Apple Accountからのサインアウト、初期化、付属品の確認の4つです。とくにアクティベーションロックが残っていると査定を進められないため、初期化の前に「探す」をオフにしておきます。iPadの買取は店頭・宅配のどちらにも対応しています。
まとめ|第4世代はまだ現役、第3世代は使い方しだい
iPad Air 第4世代はiPadOS 27に対応しており、急いで買い替える理由は多くありません。ただしApple Intelligenceは使えず、次のiPadOSで対応が続くかは来年6月の発表を待つ必要があります。AI機能が目的なら第5世代以降が候補で、Apple Pencil(第2世代)を生かすなら第5世代が合います。
第3世代はiPadOS 27の対象から外れ、iPadOS 26が最後のメジャーアップデートになりました。それでも本体は動き続け、2026年9月にはセキュリティ修正のiPadOS 26.7.1も届いています。読書や動画が中心なら使い続けられますが、決済や仕事に使っているなら新しい端末へ移る準備を始める時期です。どちらの世代でも、使わなくなったAirはバッテリーが劣化する前に査定へ出すのが得策です。
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iPad Airのサポート終了でよくある質問
iPad Air 第4世代はいつまで使えますか?
第4世代はiPadOS 27に対応しており、最新のiPadOSを使える状態です。いつまで対応するかをAppleは事前に公表していません。次のiPadOSの対応機種は毎年6月のWWDCで発表されるため、そのタイミングで確認するのが確実です。参考として、1つ前の第3世代は発表から約7年半、8つのメジャーバージョンに対応しました。
iPad Air 第3世代はいつまで使えますか?
使えなくなる日が決まっているわけではありません。第3世代はiPadOS 27の対応機種から外れ、最後のメジャーアップデートはiPadOS 26になりましたが、本体はそのまま動きます。2026年9月28日にはセキュリティ修正のiPadOS 26.7.1も配信されました。ただし新しいiPadOSの機能は入らず、対応OSを引き上げたアプリから使えなくなっていくため、どこまで使えるかは使うアプリしだいです。
iPad Air 第3世代はサポート終了ですか?
最新のiPadOSの対象からは外れました。ただし「最新OSに上げられない」ことと「セキュリティ更新が止まる」ことは別の話です。Appleは最新OSの対象外になった機種にも旧OS向けのセキュリティ修正を配信することがあり、第3世代にも2026年9月にiPadOS 26.7.1が届いています。修理については、2026年9月15日更新のAppleの一覧で、第3世代はビンテージ製品にもオブソリート製品にも載っていません。
iPad Air 第4世代はサポート終了ですか?
終了していません。第4世代はiPadOS 27の対応機種に入っており、2026年9月15日更新のAppleの一覧でもビンテージ製品・オブソリート製品のどちらにも載っていません。ただしApple IntelligenceはiPad Air(M1以降)が対象のため、第4世代では使えません。
iPad Air 第4世代でApple Intelligenceは使えますか?
使えません。Apple IntelligenceはiPad Air(M1以降)、iPad Pro(M1以降)、iPad mini(A17 Pro)が対象です。iPad AirではM1を搭載した第5世代以降が対象になります。
iPad Air 第4世代のApple Pencilやキーボードは新しいiPad Airでも使えますか?
キーボードは引き継ぎやすく、11インチiPad Air用Magic Keyboardは第4世代・第5世代とM2〜M4の11インチモデルに対応しています。一方、Apple Pencil(第2世代)は11インチiPad Air(M4)では使えず、対応するのはApple Pencil ProとApple Pencil(USB-C)です。第2世代のペンを使い続けたいなら第5世代が候補になります。
iPad Airのバッテリーが減りやすいときは交換と買い替えのどちらがいいですか?
本体の状態と合わせて判断します。Appleは、iPadのバッテリーはフル充電サイクルを1,000回繰り返した時に本来の容量の最大80%を維持できるよう設計されていると説明しています。画面割れなどほかの不具合も重なっているなら、買い替えたほうが結果的に安く済むことがあります。交換費用はAppleの修理サービスのページで機種ごとに確認してください。
使わなくなったiPad Airは買取できますか?
買取できます。最新OSの対象外になった第3世代でも、状態がよければ値がつきます。査定で確認するのは、電源が入るか、画面や本体の傷、バッテリーの状態、Apple Accountからのサインアウトと「探す」がオフになっているかです。アクティベーションロックは初期化の前に必ず解除してください。リンクサスモバイルでは店頭・宅配のどちらにも対応しています。
監修:リンクサスモバイル 査定士 今井一輝。iPadOSの対応状況・周辺機器の互換性・修理の区分・価格は2026年10月時点のApple公式情報にもとづく内容です。最新情報はApple公式サイトでご確認ください。画面名称はiPadOSのバージョンにより表記が変わる場合があります。

