iPad mini 第5世代はiPadOS 27の対応機種から外れ、最後のメジャーアップデートはiPadOS 26になりました。一方の第6世代はiPadOS 27に対応しており、最新のiPadOSを使い続けられる側にいます。
ただし、対象外になった日から第5世代が使えなくなるわけではありません。2026年9月末にも、第5世代を含むiPadにセキュリティ修正を含むiPadOS 26.7.1が配信されています。この記事では、第5世代と第6世代それぞれの現状、OSの対象外で何が変わるのか、バッテリーと修理の注意点、サポート終了後の使い道、そして買い替えと売り時までを順に見ていきます。
iPad miniはいつまで使える?世代別の早見表
まずは手元のiPad miniがどの位置にいるかを確認しておきます。iPadOS 27に対応しているiPad miniは、第6世代とiPad mini(A17 Pro)の2機種だけです。第5世代はiPadOS 26までで、第4世代以前はさらに前に最新OSの対象から外れています。
| モデル | 発表 | チップ | 対応する最新のiPadOS | 現状 |
|---|---|---|---|---|
| iPad mini 4 | 2015年9月 | A8 | iPadOS 15 | Appleの修理対象外(オブソリート製品) |
| iPad mini(第5世代) | 2019年3月 | A12 Bionic | iPadOS 26 | 最新OSの対象外。セキュリティ修正の配信は続いている |
| iPad mini(第6世代) | 2021年9月 | A15 Bionic | iPadOS 27 | 最新OSに対応。Apple Intelligenceは非対応 |
| iPad mini(A17 Pro) | 2024年10月 | A17 Pro | iPadOS 27 | 現行モデル。Apple Intelligenceに対応 |
対応状況はAppleのサポートページiPadOS 27に対応しているiPadのモデルで確認できます。手元の端末が何世代か分からない場合は、iPadの世代の調べ方でモデル番号から特定してください。ホームボタンがあれば第5世代以前、画面の周りが細くホームボタンがなければ第6世代以降です。
- 第5世代:今は使える。ただし新しいiPadOSの機能は入らず、アプリの対応が徐々に減っていく段階
- 第6世代:最新のiPadOSで使える。急いで買い替える理由は少ない
- 第4世代以前:Appleの修理も受けられないため、買い替えを考える時期
第5世代はiPadOS 26が最後|いつまで使えるか
第5世代は2019年3月に登場した、ホームボタンのある最後のiPad miniです。iOS 12を搭載して発売され、iPadOS 26まで合わせて8つのメジャーバージョンに対応してきました。そして2026年9月15日に配信されたiPadOS 27で、対応機種から外れています。
| 項目 | iPad mini(第5世代) |
|---|---|
| 画面 | 7.9インチ |
| チップ | A12 Bionic |
| 認証・端子 | ホームボタン(Touch ID)/Lightning |
| Apple Pencil | Apple Pencil(第1世代) |
| 対応する最新のiPadOS | iPadOS 26 |
| 直近のセキュリティ修正 | iPadOS 26.7.1(2026年9月28日配信) |
では、いつまで使えるのか。答えは「使い方しだい」で、日付では決まりません。Appleは最新OSの対象外になった機種にも、旧OS向けのセキュリティ修正を配信することがあります。実際に2026年9月28日のiPadOS 26.7.1は、第5世代も対象でした。この配信がいつまで続くかは公表されていません。
一方で、新しいiPadOSの機能はもう入りません。さらにアプリは、新しいバージョンで動作に必要なOSを引き上げることがあり、時間がたつほど使えるアプリが減っていきます。電子書籍や動画の視聴が中心ならしばらく問題になりにくく、仕事や学校で決まったアプリを使う人ほど早く影響を受けます。
最新OSの対象外になると何が変わるか

「サポート終了」という言葉から、ある日を境にiPadが動かなくなる、と心配する人は少なくありません。実際に起きるのは「新しいiPadOSに上げられなくなる」ことで、本体はそのまま動きます。変わること・変わらないことを分けておきます。
| 項目 | 最新OSの対象外になった後 |
|---|---|
| 本体の動作 | これまでどおり使える |
| 新しいiPadOSの機能 | 使えない(iPadOS 27の新機能は入らない) |
| セキュリティ修正 | 旧OS向けに配信されることがある。期間は公表されていない |
| アプリ | 対応OSが引き上げられたアプリから、新規インストールや最新版への更新ができなくなる |
| Webサイト・動画 | 多くはそのまま見られる。サイト側の仕様変更で表示が崩れることはある |
ここで混同しやすいのが、「最新OSに上げられない」ことと「セキュリティ更新が止まる」ことは別の話という点です。前者は確定していても、後者はAppleの判断で続くことがあります。安全に使い続けるには、「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」で、配信された修正を適用しておくことが前提になります。
アプリで影響が出やすいのは、銀行・決済・行政のように安全性の要件が厳しい分野です。こうしたアプリをiPad miniで使っているなら、各アプリの対応OSを早めに確認しておくと慌てずに済みます。iPhoneで同じアプリが使えるなら、そちらに寄せるのも手です。
第6世代はiPadOS 27に対応|いつまで使えるか
第6世代は2021年9月に発表され、全面ディスプレイとUSB-Cに刷新されたモデルです。iPadOS 27の対応機種に入っており、最新のiPadOSを使える状態が続いています。発売時のiPadOS 15から数えると、すでに6つのメジャーバージョンに対応してきました。
| 項目 | 第5世代 | 第6世代 |
|---|---|---|
| 画面 | 7.9インチ | 8.3インチ |
| チップ | A12 Bionic | A15 Bionic |
| 認証・端子 | ホームボタン(Touch ID)/Lightning | トップボタン(Touch ID)/USB-C |
| Apple Pencil | 第1世代 | 第2世代 |
| iPadOS 27 | 非対応 | 対応 |
| Apple Intelligence | 非対応 | 非対応 |
気をつけたいのは、最新OSに対応していても、すべての新機能が使えるわけではないという点です。Apple IntelligenceはiPad mini(A17 Pro)またはM1以降のiPadが対象で、第6世代では使えません。iPadOS 27に上げても、AI関連の機能は表示されないものがあります。
第6世代がいつまで最新OSに対応するかを、Appleは事前に公表していません。参考になるのは第5世代の実績で、発売から約7年半、8つのメジャーバージョンに対応しました。とはいえ同じ年数が保証されるわけではありません。毎年6月のWWDCで次のiPadOSの対応機種が発表されるので、そのタイミングで確認するのが確実です。
長く使うならバッテリーと修理の扱いを確認
OSの対応より先に、使い心地を左右するのがバッテリーです。Appleは、iPadのバッテリーはフル充電サイクルを1,000回繰り返した時に、本来の容量の最大80%を維持できるように設計されていると説明しています。毎日充電する使い方なら、数年で持ちの短さを感じ始めるのは自然なことです。
交換するか買い替えるかは、本体の状態と合わせて考えます。画面の割れや端子の不調など、ほかの不具合も重なっているなら、修理を重ねるより買い替えたほうが結果的に安く済むことがあります。交換費用はAppleのiPadの修理サービスで機種ごとに確認できます。
| Appleの区分 | 定義 | 修理の扱い |
|---|---|---|
| 通常 | 販売店への供給停止から5年未満 | 修理サービスを受けられる |
| ビンテージ製品 | 供給停止から5年以上7年未満 | 部品の在庫がある場合にかぎり修理を受けられる |
| オブソリート製品 | 供給停止から7年以上 | 修理サービスを受けられない |
2026年9月15日に更新されたAppleのビンテージ製品とオブソリート製品の一覧では、iPad mini 4以前がオブソリート製品に入っており、第5世代と第6世代はどちらの一覧にも載っていません。ただし第5世代は販売終了から5年前後にあたり、今後ビンテージ製品に移った場合は部品の在庫しだいになります。修理して使い続けるつもりなら、早めに動くほうが選択肢は残ります。
サポート終了後のiPad miniの使い道
最新OSの対象外になったiPad miniでも、個人情報や決済を扱わない用途に絞れば、まだ十分に役目があります。小さく軽いminiは、据え置きのサブ機としても使いやすい大きさです。
- 電子書籍・漫画のリーダー:片手で持てる7.9インチは読書との相性がよい
- 動画の視聴専用機:キッチンや寝室に置いておく使い方
- パソコンの横のサブ画面:資料やレシピ、チャットの表示用
- 子ども用の学習・知育:保護者による利用制限(スクリーンタイム)を設定したうえで
- デジタルフォトフレーム:写真のスライドショーを流しておく
反対に、ネットバンキングや決済、仕事のメールなど、重要なアカウントにログインする用途は新しい端末に移すのが安全です。使い道を決めたら、不要なアカウントからサインアウトし、使わないアプリは削除しておきます。それでも使う予定がないなら、引き出しで眠らせるより売却を考えたほうが手元に残る金額は大きくなります。
買い替え先の選び方と今のminiの売り時
第5世代から買い替えるなら、候補は大きく3つです。AI機能まで使いたいなら現行のiPad mini(A17 Pro)、費用を抑えるなら中古の第6世代、急がないなら新型の発表を待つ選択肢もあります。
| 候補 | 向いている人 | 押さえておく点 |
|---|---|---|
| iPad mini(A17 Pro) | 長く使いたい人、Apple Intelligenceを使いたい人 | 新品はWi-Fiモデル128GBで99,800円(2026年10月時点の目安) |
| 中古の第6世代 | 費用を抑えつつ最新OSで使いたい人 | iPadOS 27に対応。Apple Intelligenceは非対応 |
| 新型を待つ | 急いでいない人 | 発売時期や価格は未発表 |
※価格は2026年10月時点の目安(Apple公式ストアの税込価格)です。最新額はApple公式のiPad miniのページでご確認ください。
新型の噂と待つかどうかの判断はiPad mini新型はいつ?2026年の第8世代は待つべきかにまとめました。中古を選ぶなら、バッテリーの状態とアクティベーションロックの解除は必ず確認したいところです。確認の手順はiPad中古で後悔しない7つの確認を、リンクサスモバイルの中古iPadの在庫もあわせてご覧になれます。
iPad miniの査定では、電源が入るか、画面と本体の傷や打痕、バッテリーの状態、そしてApple Accountからのサインアウトと「探す」がオフになっているかを確認します。最新OSの対象外になった第5世代でも、状態がよければ値がつきます。ただし年数がたつほどバッテリーの劣化は進むため、使わないと決めた時点で査定に出すのがおすすめです。Apple Pencilや充電ケーブル、箱が揃っていれば一緒にお持ちください。
売却前の準備は、バックアップ、Apple Accountからのサインアウト、初期化、付属品の確認の4つです。とくにアクティベーションロックが残っていると査定を進められないため、初期化の前に「探す」をオフにしておきます。iPadの買取は店頭・宅配のどちらにも対応しています。
まとめ|第5世代は使い方しだい、第6世代はまだ現役
iPad mini 第5世代はiPadOS 27の対象から外れ、iPadOS 26が最後のメジャーアップデートになりました。それでも本体は動き続け、2026年9月にはセキュリティ修正を含むiPadOS 26.7.1も届いています。読書や動画が中心なら使い続けられますが、アプリの対応は少しずつ減っていくため、決済や仕事に使っているなら新しい端末へ移る準備を始める時期です。
第6世代はiPadOS 27に対応しており、急いで買い替える理由は多くありません。ただしApple Intelligenceは使えないため、AI機能が目的なら現行のiPad mini(A17 Pro)が候補になります。どちらの世代でも、使わなくなったminiはバッテリーが劣化する前に査定へ出すのが得策です。
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iPad miniのサポート終了でよくある質問
iPad mini 第5世代はいつまで使えますか?
使えなくなる日が決まっているわけではありません。第5世代はiPadOS 27の対応機種から外れ、最後のメジャーアップデートはiPadOS 26になりましたが、本体はそのまま動きます。2026年9月28日にはセキュリティ修正を含むiPadOS 26.7.1も配信されました。ただし新しいiPadOSの機能は入らず、対応OSを引き上げたアプリから使えなくなっていくため、どこまで使えるかは使うアプリしだいです。
iPad mini 第5世代はサポート終了ですか?
最新のiPadOSの対象からは外れました。ただし「最新OSに上げられない」ことと「セキュリティ更新が止まる」ことは別の話です。Appleは最新OSの対象外になった機種にも、旧OS向けのセキュリティ修正を配信することがあり、第5世代にも2026年9月にiPadOS 26.7.1が届いています。修理については、2026年9月15日更新のAppleの一覧で、第5世代はビンテージ製品にもオブソリート製品にも載っていません。
iPad mini 第6世代はいつまで使えますか?
第6世代はiPadOS 27に対応しており、最新のiPadOSを使える状態です。いつまで対応するかをAppleは事前に公表していません。参考として、第5世代は発売から約7年半、8つのメジャーバージョンに対応しました。次のiPadOSの対応機種は毎年6月のWWDCで発表されるため、そのタイミングで確認するのが確実です。
iPad mini 第6世代でApple Intelligenceは使えますか?
使えません。Apple IntelligenceはiPad mini(A17 Pro)またはM1以降のiPadが対象です。第6世代はiPadOS 27に対応していますが、AI関連の機能は対象外になります。
iPad mini 第5世代のアップデートはどこで確認できますか?
「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」で確認できます。第5世代ではiPadOS 27は表示されませんが、iPadOS 26向けのセキュリティ修正が配信された場合はここに表示されます。安全に使い続けるため、配信された修正は適用しておいてください。
サポートが終了したiPad miniの使い道はありますか?
個人情報や決済を扱わない用途なら、まだ役目があります。電子書籍や漫画のリーダー、動画の視聴専用機、パソコンの横のサブ画面、スクリーンタイムを設定した子ども用の学習端末、デジタルフォトフレームなどです。ネットバンキングや決済、仕事のメールなど重要なアカウントを使う用途は、新しい端末に移すのが安全です。
iPad miniのバッテリーが減りやすいときは交換と買い替えのどちらがいいですか?
本体の状態と合わせて判断します。Appleは、iPadのバッテリーはフル充電サイクルを1,000回繰り返した時に本来の容量の最大80%を維持できるよう設計されていると説明しています。画面割れなどほかの不具合も重なっているなら、買い替えたほうが結果的に安く済むことがあります。交換費用はAppleの修理サービスのページで機種ごとに確認してください。
使わなくなったiPad miniは買取できますか?
買取できます。最新OSの対象外になった第5世代でも、状態がよければ値がつきます。査定で確認するのは、電源が入るか、画面や本体の傷、バッテリーの状態、Apple Accountからのサインアウトと「探す」がオフになっているかです。アクティベーションロックは初期化の前に必ず解除してください。リンクサスモバイルでは店頭・宅配のどちらにも対応しています。
監修:リンクサスモバイル 査定士 今井一輝。iPadOSの対応状況・修理の区分・価格は2026年10月時点のApple公式情報にもとづく内容です。最新情報はApple公式サイトでご確認ください。画面名称はiPadOSのバージョンにより表記が変わる場合があります。

