iPad(第7世代)は、最新のiPadOS 26には対応しておらず、iPadOS 18が最後のメジャーバージョンです。それでもすぐに使えなくなるわけではありません。Appleは2026年8月にも第7世代向けのセキュリティアップデート(iPadOS 18.7.10)を配信しています。
とはいえ、新機能は増えず、対応するアプリは少しずつ減っていきます。この記事では、アップデートの現状と「アップデートできない」ときの見方、第7世代かどうかの見分け方、修理とバッテリーの扱い、まだ使える用途とやめたほうがいい用途、そして買い替え先までを順に見ていきます。
iPad第7世代はいつまで使えるかの早見表
「いつまで使えるか」は、ひとつの日付では決まりません。OSの更新、セキュリティ更新、アプリの対応、修理の可否がそれぞれ別のタイミングで変わっていくからです。まずは現状を表で押さえておきます。
| 項目 | iPad(第7世代)の現状 |
|---|---|
| 発売 | 2019年(10.2インチ、A10 Fusionチップ) |
| 最後のメジャーOS | iPadOS 18(iPadOS 26の対象外) |
| セキュリティ更新 | 配信が続いている。直近は2026年8月17日のiPadOS 18.7.10 |
| Apple Intelligence | 非対応 |
| アプリ | 多くは使えるが、対応OSを引き上げるアプリが少しずつ増える |
| 修理 | 販売終了からの年数で扱いが変わる(ビンテージ製品は部品の在庫がある場合のみ) |
表を見ると分かるとおり、「今日から使えない」という項目はまだありません。ただし、いずれも新しくなることはなく、時間とともに条件が厳しくなる一方です。ここから先は、項目ごとに「どこまで使えて、どこから注意が必要か」を見ていきます。
- 使い続けられる:動画、電子書籍、ネット閲覧、子どものサブ端末
- 注意が必要:ネットバンキングや決済、仕事のデータを扱う使い方
- 難しくなる:最新の機能、重いゲーム、新しいアプリ
最新OSの対象外|iPadOS 18が最後になった理由
2025年に登場したiPadOS 26の対象は、無印iPadでは第8世代以降です。第7世代はここで線が引かれ、iPadOS 18が最後のメジャーバージョンになりました。理由として大きいのは、搭載しているA10 Fusionチップの世代です。第8世代はA12 Bionicに上がっており、この差がそのまま対応の境目になっています。
ここで押さえたいのは、「最新OSの対象外」と「使えなくなる」は別の話だという点です。iPadOS 18のまま、これまでどおりの操作は続けられます。失われるのは、iPadOS 26以降で追加された新機能と、今後のバージョンで増えていく機能です。Apple Intelligenceも、A17 ProまたはM1以降のチップを積んだiPadが対象のため、第7世代では使えません。
なお、2026年に発表されたiPadOS 27では、第8世代も対象から外れたと報じられています。第8世代や第9世代を中古で検討している場合は、この点も判断材料に入れておくと後悔が減ります。
セキュリティアップデートはいつまで届くか
検索でいちばん多い不安が、セキュリティの問題です。結論からいえば、第7世代には2026年もセキュリティアップデートが届いています。Appleのセキュリティ情報では、iPadOS 18.7.10(2026年8月17日)の対象機種にiPad(第7世代)が明記されています。iPadで対象になっているのは第7世代だけです。
| アップデート | 配信日 | 内容 |
|---|---|---|
| iPadOS 18.7.7 | 2026年3月(対象機種を拡大) | 悪用が確認された攻撃への対策 |
| iPadOS 18.7.8 | 2026年4月22日 | セキュリティの修正 |
| iPadOS 18.7.10 | 2026年8月17日 | iPadOS 26.6・27のベータで先に提供された修正を反映 |
ただし、この配信がいつまで続くかを、Appleは公表していません。今後もしばらく届く可能性はありますが、「何年まで安全」と言い切れる根拠はどこにもない状態です。届いているあいだは必ず適用し、配信が途絶えたと感じたら、お金や個人情報を扱う使い方から順に別の端末へ移すのが安全な考え方になります。最新の配信状況はAppleのセキュリティアップデートの一覧で確認できます。
アップデートできない・アプリが入らない時の見方
「ソフトウェアアップデートにiPadOS 26が出てこない」という相談は少なくありません。これは故障ではなく、対象外の機種では最初から表示されないためです。第7世代で表示されるのはiPadOS 18系の更新だけになります。
- 今のバージョンを確認する:「設定」→「一般」→「情報」でiPadOSのバージョンを見る
- 18系の最新を当てる:「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」に出ている更新を適用する
- 更新が始まらないとき:空き容量、Wi-Fiの接続、充電(電源につなぐ)を確認する
- アプリが入らないとき:App Storeのアプリ情報で「互換性」の欄を見る。対応OSが新しすぎる場合は入らない
アプリの扱いは、アプリごとに違います。ネットにつながるサービスのアプリほど、古いOSへの対応を打ち切るタイミングが早い傾向があります。一方で、すでに入っているアプリが突然消えることはありません。よく使うアプリの対応OSを一度確かめておくと、使えなくなる時期の見当がつきます。容量不足で更新が止まる場合は、タブレットの容量の目安も参考になります。
手元のiPadが第7世代かを確かめる方法
第7世代・第8世代・第9世代は、見た目がほとんど同じです。どれも10.2インチの画面にTouch IDのホームボタンという構成のため、外見では判断できません。確実なのはモデル番号で見分ける方法です。
| 世代 | 発売年 | モデル番号 | チップ |
|---|---|---|---|
| 第7世代 | 2019年 | A2197/A2200/A2198 | A10 Fusion |
| 第8世代 | 2020年 | A2270/A2428/A2429/A2430 | A12 Bionic |
| 第9世代 | 2021年 | A2602/A2604/A2603/A2605 | A13 Bionic |
モデル番号は本体の背面に小さく刻印されています。「設定」→「一般」→「情報」の「モデル番号」をタップして表示を切り替える方法もあります。番号の一覧はAppleのiPadのモデルを識別するに載っています。詳しい手順はiPadの世代の調べ方にまとめました。中古で買ったiPadの場合、出品時の表記が間違っていることもあるため、一度は自分で確かめておくと安心です。
修理とバッテリー交換|ビンテージ製品の扱い
OSとは別に、ハードウェアの修理にも期限があります。Appleは販売店への供給を止めた日からの年数で製品を分類しており、5年以上7年未満がビンテージ製品、7年以上がオブソリート製品です。
| 分類 | 供給停止からの年数 | 修理 |
|---|---|---|
| 通常 | 5年未満 | 受けられる |
| ビンテージ製品 | 5年以上7年未満 | 部品の在庫がある場合にかぎり受けられる |
| オブソリート製品 | 7年以上 | 受けられない |
ここで注意したいのは、ビンテージ製品は「修理できる」と言い切れない点です。部品が切れていれば断られることがあります。Appleのビンテージ製品とオブソリート製品の一覧(2026年9月15日更新)を見ると、iPad(第7世代)はビンテージ製品にもオブソリート製品にも載っていません。ただし一覧は随時更新されるため、修理を考えるときは最新の一覧で確かめてください。バッテリーの持ちが悪くなっている場合も同じで、交換を考えるなら早めに見積もりを取るのが得策です。発売から年数がたった端末に修理代をかけるかどうかは、買い替え費用と比べて決めるのが現実的になります。
まだ使える用途とやめたほうがいい用途
第7世代を使い続けるかどうかは、何に使うかで答えが変わります。動画や読書のような使い方なら、今でも十分に役目を果たします。逆に、お金や個人情報を扱う使い方は、セキュリティ更新が届いているうちに別の端末へ移しておくほうが安心です。
| 用途 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| 動画・電子書籍・ネット閲覧 | まだ使える | 処理の負荷が軽く、A10 Fusionでも足りる |
| 子どもの学習用・サブ端末 | まだ使える | 使うアプリの対応OSだけ確認しておく |
| キッチンや寝室の据え置き端末 | まだ使える | 充電しながら使えばバッテリーの劣化も気になりにくい |
| ネットバンキング・決済 | 移行を検討 | セキュリティ更新がいつまで続くか公表されていない |
| 重いゲーム・動画編集 | 買い替えを検討 | 処理が追いつかず、新しいアプリは入らないこともある |
Apple Pencil(第1世代)でのメモ書きも、引き続き使えます。ただし、新しいお絵描きアプリが対応OSを上げてくると、乗り換え先がなくなる場合があります。「今の使い方のまま続けられるか」と「新しいことを始められるか」は別と考えておくと、買い替えの時期を決めやすくなります。
買い替え先の選び方|何世代以降を選ぶか
買い替え先を選ぶときの軸は、これから何年、最新OSに対応し続けられるかです。同じ見た目の第8世代を選ぶと、iPadOS 27の対象から外れたと報じられているため、すぐに同じ悩みに戻ってしまいます。
| 候補 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| iPad(第9世代)の中古 | ホームボタンとLightningは第7世代と同じ。A13 Bionic | 同じ操作感のまま、費用を抑えて乗り換えたい人 |
| iPad(第10世代)の中古 | 全面ディスプレイ・USB-C・Touch IDはトップボタン | 新しいデザインを手頃に使いたい人 |
| iPad(A16)の新品 | 現行の無印iPad。Wi-Fiモデルの128GBは74,800円 | 新品で長く使いたい人 |
| iPad Air・iPad mini(A17 Pro)以上 | Apple Intelligenceに対応 | AI機能も使いたい人 |
※価格は2026年10月時点の目安(Apple公式ストアの税込価格)です。Appleは2026年6月にiPadの価格を改定しているため、最新額はApple公式でご確認ください。
見落としやすいのが、現行のiPad(A16)もApple Intelligenceの対象外という点です。AI機能を使いたいなら、iPad AirかiPad mini(A17 Pro)以上が候補になります。新品が値上がりしている今は、中古や整備済み品も現実的な選択肢です。リンクサスモバイルでも中古iPadの在庫を価格付きで掲載しています。中古を選ぶときの注意点はiPad中古で後悔しない7つの確認、シリーズの違いはiPadおすすめはどれかの選び方で整理しています。
売るなら早めに|査定前の準備
買い替えると決めたなら、第7世代は引き出しにしまう前に査定へ出すのが得策です。使わずに置いておくあいだもバッテリーは劣化し、年数がたつほど買い手の選択肢からも外れていきます。
第7世代のiPadの査定では、電源が入るか、画面の割れや傷、ホームボタンとTouch IDの動作、バッテリーの状態、そしてApple Accountからのサインアウトと「探す」がオフになっているかを確認します。アクティベーションロックが残っていると査定を進められませんので、初期化の前に必ず解除してください。最新OSの対象外になったモデルでも、動作に問題がなければ値がつく場合があります。画面が割れている個体も、処分する前に一度ご相談ください。
売却前の準備は、バックアップ、Apple Accountからのサインアウト、初期化、付属品の確認の4つ。この準備だけで査定が上向くことは珍しくありません。iPadの買取は店頭・宅配のどちらにも対応しています。
まとめ|動くうちは使えるが、用途を絞る時期

iPad(第7世代)はiPadOS 26の対象外で、iPadOS 18が最後のメジャーバージョンです。それでも2026年8月にiPadOS 18.7.10が配信されており、セキュリティアップデートは届いています。ただし、配信がいつまで続くかはAppleが公表していません。
動画や読書、子どものサブ端末なら、まだ十分に使えます。決済や個人情報を扱う使い方は、更新が届いているうちに別の端末へ移すのが安全です。買い替えるなら、第8世代ではなく第9世代以降を選ぶと、同じ悩みにすぐ戻らずに済みます。手放すと決めたら、アクティベーションロックを解除して早めに査定へ出すのが得策です。
▼iPadの販売・買取はこちらから
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iPad第7世代のよくある質問
iPad第7世代はいつまで使えますか?
使えなくなる日付は決まっていません。iPadOS 26の対象外となり、iPadOS 18が最後のメジャーバージョンですが、2026年8月にもセキュリティアップデート(iPadOS 18.7.10)が配信されています。ただし、配信がいつまで続くかはAppleが公表していないため、動画や読書などの用途に絞りながら、決済や個人情報を扱う使い方は早めに別の端末へ移すのが安全です。
iPad第7世代のサポートは終了したのですか?
最新OSへの対応は終わりましたが、セキュリティアップデートは続いています。iPadOS 26の対象は無印iPadでは第8世代以降で、第7世代は対象外です。一方、Appleのセキュリティ情報では、2026年8月17日のiPadOS 18.7.10の対象機種にiPad(第7世代)が明記されています。
iPad第7世代でiPadOS 26にアップデートできないのは故障ですか?
故障ではありません。iPadOS 26の対象外のため、ソフトウェアアップデートの画面にもともと表示されません。第7世代に表示されるのはiPadOS 18系の更新だけです。18系の更新が始まらない場合は、空き容量、Wi-Fiの接続、充電を確認してください。
iPad第7世代でApple Intelligenceは使えますか?
使えません。Apple Intelligenceは、A17 ProまたはM1以降のチップを搭載したiPadが対象です。第7世代はA10 Fusionチップのため対象外です。現行のiPad(A16)も対象外なので、AI機能を使いたい場合はiPad AirやiPad mini(A17 Pro)以上を選ぶ必要があります。
自分のiPadが第7世代かどうか、どうやって確かめますか?
モデル番号で確認します。第7世代のモデル番号はA2197、A2200、A2198です。本体背面の刻印か、「設定」→「一般」→「情報」の「モデル番号」をタップすると表示されます。第8世代、第9世代と見た目がほぼ同じため、外見では判断できません。
iPad第7世代はまだ修理できますか?
Appleは販売店への供給を止めた日から5年以上7年未満の製品をビンテージ製品とし、部品の在庫がある場合にかぎり修理を受け付けています。7年以上たつとオブソリート製品となり、修理は受けられません。2026年9月15日更新のAppleの一覧では、iPad(第7世代)はビンテージ製品にもオブソリート製品にも載っていません。一覧は随時更新されるため、修理の前に最新の一覧で確認してください。
買い替えるなら何世代以降がおすすめですか?
第9世代以降が目安です。第8世代はiPadOS 27の対象から外れたと報じられているため、すぐに同じ悩みに戻ってしまいます。同じ操作感で費用を抑えるなら第9世代の中古、新しいデザインなら第10世代、新品ならiPad(A16)、AI機能も使いたいならiPad AirやiPad mini(A17 Pro)以上が候補です。
使わなくなったiPad第7世代は買取できますか?
買取できます。査定では電源が入るか、画面の割れや傷、ホームボタンとTouch IDの動作、バッテリーの状態、Apple Accountからのサインアウトと「探す」がオフになっているかを確認します。アクティベーションロックは初期化の前に必ず解除してください。最新OSの対象外になったモデルや画面が割れた個体でも値がつく場合があります。リンクサスモバイルでは店頭・宅配のどちらにも対応しています。
監修:リンクサスモバイル 査定士 今井一輝。OSとセキュリティアップデートの状況、価格は2026年10月時点のApple公式情報にもとづく内容です。画面の名称はiPadOSのバージョンにより表記が変わる場合があります。最新情報はApple公式サイトでご確認ください。

