iPhoneの1TBは必要?512GBとの分かれ目と対応機種・価格

iPhoneの1TBは必要?512GBとの分かれ目と対応機種・価格
iPhoneの1TBは必要?512GBとの分かれ目と対応機種・価格
2026年10月7日
iPhoneの1TBは必要?512GBとの分かれ目と対応機種・価格

iPhoneの1TBが必要なのは、4K動画やProResを本体に撮りためる人です。写真とアプリが中心なら512GBで足ります。4K・60fpsの動画は1分あたり約400MBを使い、写真とは消費の桁が違うため、512GBか1TBかは「動画をどれだけ本体に置くか」でほぼ決まります。

この記事では、1TBが要る人と要らない人の早見表、今の使用量から判断する方法、1TB・2TBを選べる機種、512GBとの価格差、そしてiCloudや外付けSSDで代わりにできることまで順に見ていきます。

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iPhoneの1TBは必要か|要る人・要らない人の早見表

iPhoneの1TBは必要か|要る人・要らない人の早見表
使い方ごとに必要な容量を4つに分けた早見表

先に答えを表で示します。1TBが必要になるのは、撮った動画を本体に残し続ける使い方に限られます。写真をたくさん撮る、ゲームを入れる、といった理由だけなら512GBでも余裕が残るはずです。

使い方 目安の容量 理由
写真・SNS・アプリが中心 256GB〜512GB 写真は1枚数MB程度。数万枚でも数十GBに収まる
4K動画をときどき撮る 512GB 撮りためた分を定期的にパソコンやクラウドへ移すなら足りる
4K動画を撮って本体に残し続ける 1TB 4K・60fpsは1分あたり約400MB。数十時間分で512GBが埋まる
ProResで撮影し、本体で編集まで行う 1TB〜2TB(または外付けSSD) ProResは最大でHEVCの30倍のサイズになる(Apple公式)

※動画の容量は、iPhoneの「設定」→「カメラ」→「ビデオ撮影」に表示される1分あたりの目安です。iOSのバージョンや機種により表記が変わる場合があります。

ただし、表の「1TB」に当てはまっても、すぐに決める必要はありません。iPhoneの容量は購入後に増やせない一方、動画をiCloudや外付けSSDに逃がす手段はあります。どちらが安く、どちらが手間がかからないかは6章で比べます。256GBと512GBで迷っている段階なら、iPhoneは256GBと512GBどっちのほうが判断しやすいはずです。

512GBと1TBはどっち?分かれ目は動画の置き場所

512GBと1TBはどっち?分かれ目は動画の置き場所
ストレージがいっぱいになる原因の多くは動画

512GBと1TBのどちらにするかは、「撮った動画を本体に置き続けるか、外に出すか」で決まります。写真やアプリの量で1TBが必要になることは、まずありません。動画だけが、使い方しだいで数百GBに膨らむからです。

「せっかくならProモデルのカメラを使い倒したい」と考える人ほど、ここで迷います。とはいえ、撮影の頻度が高くても、旅行やイベントのたびにパソコンへ移す習慣がある人なら512GBで回ります。逆に、整理する時間を取らず、撮ったものをすべて手元で見返したい人は1TBが向いています。

512GBで足りる人

  • 動画は1080pが中心:1080p・30fpsは1分あたり約60MBで、4K・60fpsの約7分の1
  • 写真はiCloud写真に預けている:「iPhoneのストレージを最適化」をオンにすれば、本体には軽い版が残る
  • 撮影後にパソコンへ移す習慣がある:本体を「一時置き場」として使える

1TBを選ぶ価値がある人

  • 4K・60fpsで日常的に撮り、消さずに残す:子どもの行事や趣味の記録を年単位でためる
  • ProResやLogで撮って、iPhone上で編集する:元データと書き出しの両方を置くため、倍の余裕が要る
  • 通信できない場所で大量の映像や音楽を再生する:長時間の移動や出張が多い

見落としやすいのが、本体の容量をすべて使えるわけではないという点です。Appleは仕様ページで、標準構成でも約12GBから24GBがiOSとApple製アプリで使われ、Apple Intelligenceのオンデバイスモデルが約7GBを使うと説明しています(Apple公式 iPhone 18 Pro 技術仕様)。512GBぎりぎりの見積もりなら、1TBに寄せたほうが安全です。

1TBに入る量の目安|4K動画とProRes

スマートフォンを縦に構えて湖と山の風景を動画で撮影している手元

「1TBって、実際どれくらい入るの」という疑問には、動画の時間で答えるのがいちばん分かりやすいはずです。4K・60fpsなら、1TBで単純計算で約40時間分になります。512GBならその半分の約20時間です。

撮影の設定 1分あたりの目安 512GBの単純計算 1TBの単純計算
1080p・30fps(高効率) 約60MB 約140時間 約280時間
4K・60fps(高効率) 約400MB 約20時間 約40時間
ProRes 最大でHEVCの30倍 4K・60fpsの高効率と比べて大幅に短い 同左

※1分あたりの目安はiPhoneの「設定」→「カメラ」→「ビデオ撮影」の表示にもとづく値です。単純計算は1TB=1,000GBとして、iOSやアプリが使う容量を差し引いていません。実際に撮れる時間はこれより短くなります。

注意したいのがProResです。AppleはProResのファイルサイズは最大でHEVCファイルの30倍になると案内しています(Apple公式 iPhoneのApple ProResについて)。ProResで撮るつもりなら、1TBでも「たっぷり」とは言えません。同じページでは、128GBモデルではProResの4K撮影ができず、256GB以上で4K・30fpsに対応するとしています。

一方で、写真は1枚数MB程度なので、1万枚撮っても数十GBに収まります。写真の枚数を理由に1TBを選ぶ必要はないと考えてよいでしょう。容量の考え方そのものを知りたい場合はストレージとは?スマホ容量の目安と選び方も参考になります。

今の使用量から1TBが要るかを判断する

今の使用量から1TBが要るかを判断する
空き容量が少ない警告が出たら使用量を確認する

目安の表より確実なのは、いま使っているiPhoneが何GB使っているかを見ることです。「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」と進むと、使用済みの容量と、写真・アプリなど種類ごとの内訳が表示されます。

今の端末の状態 次に選ぶ容量の目安 考え方
256GBで半分以上空いている 256GB〜512GB 1TBは持て余す可能性が高い
256GBがほぼ満杯 512GB 倍にすれば数年は余裕が出る
512GBの8割以上を使っている 1TB 同じ使い方なら次の端末でも詰まる
内訳の大半が「写真」で、中身は動画 1TB、または外へ逃がす 動画を移す手間と差額を比べて決める

内訳で「写真」が大きい場合、その中身はほとんどが動画です。写真アプリで動画だけを絞り込んで表示すると、どれだけ撮りためているかが見えてきます。「十分な空き容量がありません」が頻繁に出るなら、それは整理より容量で解決したほうが早いサインといえます。

ただ、警告が出ているからといって、必ずしも1TBが正解とは限りません。キャッシュや使っていないアプリが原因のこともあります。確認の手順はスマホの空き容量の確認方法にまとめています。

1TB・2TBを選べる機種|1テラはいつから

1TB・2TBを選べる機種|1テラはいつから
1TBはProモデルとiPhone Airに用意されている

iPhoneに1TBが登場したのは、2021年のiPhone 13 Pro・13 Pro Maxからです。Appleは当時の発表で「128GB、256GB、512GB、そして新たに登場する1TBのストレージオプション」と紹介しました。2TBは2025年のiPhone 17 Pro Maxで初めて用意され、iPhone 18 Proでは6.3インチのProでも2TBを選べるようになっています。

Apple Storeで販売中のモデル 選べる容量 1TB 2TB
iPhone 18 Pro 256GB/512GB/1TB/2TB あり あり
iPhone 18 Pro Max 256GB/512GB/1TB/2TB あり あり
iPhone Air 256GB/512GB/1TB あり なし
iPhone 17 256GB/512GB なし なし
iPhone 17e 256GB/512GB なし なし
iPhone 16 128GB なし なし

※2026年10月時点のApple Storeの販売構成です。販売モデルは変わることがあるため、Apple公式オンラインストアで最新の構成をご確認ください。

中古で探す場合は、1TBがあったのはProシリーズ(iPhone 13 Pro以降)とiPhone Airだけと覚えておくと絞り込みが早くなります。無印・Plus・eシリーズのiPhoneには1TBがありません。2TBは、2026年10月時点ではiPhone 17 Pro MaxとiPhone 18 Pro・18 Pro Maxに限られます。iPhone 18 Proの色やMaxとの違いはiPhone 18 Proの色と人気色、Max比較で見ていけます。

512GB・1TB・2TBの価格差とiCloud・外付けSSD

512GB・1TB・2TBの価格差とiCloud・外付けSSD
本体容量を上げるか、外に逃がすかの3つの選択肢

1TBで迷う最大の理由は値段でしょう。Apple Storeの価格では、512GBから1TBへ上げると7万円、1TBから2TBへ上げるとさらに10万5,000円の差があります。

モデル 512GB 1TB 2TB
iPhone 18 Pro 254,800円 324,800円 429,800円
iPhone 18 Pro Max 274,800円 344,800円 449,800円
iPhone Air 224,800円 294,800円 ―

※価格はApple Storeの税込価格で、2026年10月時点の目安です。Appleは2026年に複数回の価格改定を行っているため、最新額はApple公式オンラインストアで要確認です。

この差額を、本体容量を上げる以外の方法と比べてみます。iCloud+の2TBプランは月額1,800円です(Apple公式 iCloud+のプランと料金)。512GBから1TBへの差額7万円は、2TBプランの約39か月分にあたります。3年以上同じiPhoneを使うつもりなら、本体を1TBにしたほうが総額で安くなる計算です。

方法 向いている人 注意点
本体を1TBにする 通信や整理の手間をかけたくない人 購入時の負担が大きい。後から容量は増やせない
iCloud+で写真・動画を預ける 写真が中心で、通信環境が安定している人 月額が続く。見返すときに通信が必要
外付けSSDに移す・直接録画する ProResで撮る人、撮影量が極端に多い人 持ち歩く機材が増える。直接録画は対応機種と条件がある

※iCloud+の料金は2026年10月時点の目安です。最新額はApple公式でご確認ください。

ProResで撮る人にとって、外付けSSDは見逃せない選択肢です。Appleは、iPhone 17 Pro・16 Pro・15 ProモデルでUSB-C接続の外付けストレージにProResを直接記録できるとしています。ただしexFATでのフォーマット、10Gbit/秒以上のUSB 3ケーブル、4K60なら毎秒220MB以上の書き込み速度といった条件があります(Apple公式)。「2TBでも足りない」という人は、本体容量を上げるより、この方法を検討したほうが現実的です。iCloudの容量選びはiCloud容量は購入すべき?料金と年払いで詳しく比べています。

1TBのメリットとデメリット

1TBのメリットとデメリット
1TBの良い点と気をつけたい点を3つずつ

1TBの価値は、容量を気にする時間そのものが消えることにあります。一方で、数字の大きさに安心して選ぶと、使い切れないまま手放すことにもなりかねません。良い点と気をつけたい点を並べます。

メリット

  • 整理の手間がほぼ要らない:動画を消す・移す作業に時間を取られない
  • 通信がなくてもすべて手元で見られる:機内や山間部でも、過去の写真や動画をすぐ開ける
  • 撮影の設定を下げずに済む:容量を気にして4Kを1080pに落とす必要がない

デメリット

  • 購入時の負担が大きい:512GBとの差は7万円(Apple Store、2026年10月時点の目安)
  • バックアップにも大きな置き場所が要る:iCloudバックアップを使うなら、iCloud側にも相応のプランが必要になる
  • 端末を失ったときの影響が大きい:1台にデータを集めるほど、紛失や故障のときに失うものが増える

とりわけ2つ目は見落とされがちです。1TBを埋めるほどデータをためた場合、本体だけに置いている状態がいちばん危ういといえます。パソコンへのバックアップを組み合わせるなら、iPhoneバックアップはパソコンとiCloudどっちが参考になります。写真の保存先の分け方はiPhone写真の保存先はどこで整理しています。

1TBを安く手に入れる・売るときの考え方

1TBを安く手に入れる・売るときの考え方
中古なら1TBの選択肢が広がる

「1TBは欲しいけれど、新品の価格には手が出ない」という人には、中古という道があります。容量は使っても減らない部分なので、中古の1TBでも新品と同じだけ保存できます。バッテリーのように劣化しない点で、中古で買う合理性が高い要素です。

中古で探すなら、前の章で触れたとおり、iPhone 13 Pro以降のProシリーズとiPhone Airが対象になります。気をつけたいのは、容量だけで選んで古い機種を買うと、OSの対応期間が先に終わる可能性があることです。容量と機種の新しさは別々に確認するのが失敗しないコツになります。リンクサスモバイルの中古iPhoneの在庫一覧では、容量・状態・価格を見比べて選べます。中古購入時の注意点はiPhone中古を買うならどこにまとめました。

監修:リンクサスモバイル 査定士 今井一輝

1TBのご相談では、まず「いま何GB使っていますか」と伺っています。512GBの半分も使っていない方が、なんとなく1TBを選ぼうとしているケースは珍しくありません。設定の「iPhoneストレージ」を一度見てから決めても遅くありません。買取の面では、同じ機種なら容量が大きいほど査定額は高くなる傾向があります。ただ、購入時の差額がそのまま上乗せされるわけではないので、「売るときに取り戻せる」と考えすぎないことも大切です。

新しい1TBモデルに買い替えるなら、手元のiPhoneは早めに査定に出すのが得策です。容量の大きい端末は評価も高くなりやすいため、iPhoneの買取査定で次の端末代の足しにできます。売る前の注意点はスマホ下取りの危険性と売却前の注意点で確認できます。

まとめ|1TBは動画を本体に置く人の容量

iPhoneの1TBが必要なのは、4K動画やProResを撮って本体に残し続ける人です。4K・60fpsは1分あたり約400MBを使い、1TBでも単純計算で約40時間分にとどまります。写真とアプリが中心なら、512GBで十分に足ります。迷ったら、今のiPhoneの「iPhoneストレージ」で使用量を確認し、512GBの8割以上を使っているかを基準にしてください。

1TBを選べるのは、2026年10月時点のApple StoreではiPhone 18 Pro・18 Pro MaxとiPhone Airです。512GBとの差額は7万円で、iCloud+の2TBプラン約39か月分にあたります。ProResで撮る人は、本体容量より外付けSSDへの直接録画のほうが現実的な場合もあります。予算が合わないときは、中古で1TBを探す手もあります。

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iPhoneの1TBに関するよくある質問

iPhoneの1TBは必要ですか?

4K動画やProResを撮って本体に残し続ける人には必要です。写真とアプリが中心なら512GBで足ります。4K・60fpsの動画は1分あたり約400MBを使い、写真とは消費量の桁が違うため、動画をどれだけ本体に置くかで判断してください。

iPhoneの512GBと1TBはどっちがいいですか?

撮った動画を本体に置き続けるなら1TB、定期的にパソコンやクラウドへ移すなら512GBが目安です。今のiPhoneで512GBの8割以上を使っているなら、同じ使い方では次の端末でも詰まりやすいため1TBを検討してください。

1TBのiPhoneを選べる機種はどれですか?

2026年10月時点のApple Storeでは、iPhone 18 Pro、iPhone 18 Pro Max、iPhone Airで1TBを選べます。iPhone 17とiPhone 17eは512GBまでです。中古では、iPhone 13 Pro以降のProシリーズとiPhone Airに1TBモデルがあります。

iPhoneの1TBはいつからありますか?

2021年に発表されたiPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxから1TBが用意されています。2TBは2025年のiPhone 17 Pro Maxで初めて登場し、iPhone 18 Proでは6.3インチのモデルでも2TBを選べます。

iPhoneの2TBはいくらですか?

Apple Storeの税込価格で、iPhone 18 Proの2TBは429,800円、iPhone 18 Pro Maxの2TBは449,800円です。1TBとの差は105,000円です。2026年10月時点の目安のため、最新額はApple公式でご確認ください。

2TBでも足りない場合はどうすればいいですか?

ProResで大量に撮影する場合は、外付けSSDへの直接録画を検討してください。Appleは、iPhone 17 Pro、16 Pro、15 ProモデルでUSB-C接続の外付けストレージにProResを記録できるとしています。exFATでのフォーマットや、10Gbit/秒以上のUSB 3ケーブルなどの条件があります。

1TBのiPhoneを安く買う方法や、売るときのポイントはありますか?

中古なら新品より抑えた価格で1TBを選べる場合があります。容量は使っても減らないため、中古でも新品と同じだけ保存できます。手放すときは、同じ機種なら容量が大きいほど査定額が高くなる傾向があるため、使わなくなったら早めに査定に出すのが得策です。

監修:リンクサスモバイル 査定士 今井一輝。販売モデル・容量構成・価格は2026年10月時点のApple公式情報にもとづく内容です。画面の名称はiOSのバージョンや機種により表記が変わる場合があります。

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