iPhoneで削除した写真を復元する4つの方法|30日以上・完全削除

iPhoneで削除した写真を復元する4つの方法|30日以上・完全削除
iPhoneで削除した写真を復元する4つの方法|30日以上・完全削除
2026年9月3日
iPhoneで削除した写真を復元する4つの方法|30日以上・完全削除

iPhoneで削除した写真は、削除から30日以内なら「最近削除した項目」から数タップで戻せます。30日を過ぎた場合の分かれ目は、写真を含むバックアップが別に残っているかどうかです。Googleフォトなど別のサービスに保存していた場合や、iCloud写真をオフにしていた時期のバックアップがあれば復元できます。逆に、30日を過ぎたうえにバックアップもないケースだけが難関です。写真は上書きされる前が勝負なので、気づいた時点ですぐ確認するのが鉄則です。

この記事では、削除した写真を戻す4つの方法を手順つきで整理し、30日以上経過・完全削除した場合に何ができるのか、復元アプリを使う前に確認したいこと、削除した覚えがないのに写真が消えた場合の確認先までまとめました。自分がどのケースかは、次の早見表ですぐ判断できます。

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削除した写真は復元できる?可否の早見表

削除した写真は復元できる?可否の早見表
状況別に復元できるかどうかを整理

復元できるかどうかは、「削除から30日以内か」「バックアップがあるか」の2点でほぼ決まります。どちらかを満たしていれば、有料ソフトを買わなくても写真は戻ってきます。逆に、両方とも外れているケースだけが難関です。まずは早見表で自分の立ち位置を確かめてください。

あなたの状況 復元の可否 とるべき方法
削除から30日以内 戻せる 方法①「最近削除した項目」
iCloud写真を使っていて30日以内 戻せる(端末の消去は不要) 方法②iCloud.com
iCloudやPCに写真を含むバックアップがある 戻せる(端末の消去が必要) 方法③バックアップから復元
Googleフォトなどに自動保存していた 戻せる 方法④クラウドのゴミ箱
30日超・バックアップなし 難しい(保証はない) 復元ソフトを試すのが最後の手段
削除した覚えがない 消えていない可能性がある 非表示アルバムと同期設定を確認

押さえておきたいのは、写真を含むバックアップがあれば30日を過ぎていても戻せるという点です。ここでいうバックアップに写真が含まれるかどうかは、次章で説明するiCloud写真の設定によって変わります。ただし方法によっては端末をいったん消去する必要があり、そこで別のデータを失うこともあります。だからこそ、負担の軽い方法①から順に試すのが安全です。削除と復元の基本はApple公式のiPhoneやiPadで写真を削除する(Appleサポート)にまとまっています。

「最近削除した項目」から復元する(30日以内)

「最近削除した項目」から復元する(30日以内)
30日以内ならここから数タップで戻せる

いちばん簡単で確実なのが、「写真」アプリの[最近削除した項目]から戻す方法です。Apple公式は「削除した写真やビデオは、30日間は『最近削除した項目』アルバムに保管されます」と明記しています。ほかの操作をする前に、まずはここを開いてください。

  1. 「写真」を開き、下部の[コレクション]をタップする
  2. 上にスワイプし、[ユーティリティ]の下の[最近削除した項目]をタップする
  3. [アルバムを表示]をタップし、Face IDやTouch IDでロックを解除する(iOS 16、iPadOS 16.1以降)
  4. [選択]をタップし、残しておきたい写真やビデオを選ぶ
  5. 詳細ボタンから[復元]をタップし、確認して完了する

iOS 17以前の写真アプリでは、[アルバム]タブをいちばん下までスクロールした先に[最近削除した項目]が並んでいます。ロックがかかっているのは仕様なので、パスコードを求められても不具合ではありません。見当たらないという人は、アルバムそのものを見落としていないか確かめてみてください。

気をつけたいのは二重削除です。Apple公式は「このアルバムから写真やビデオを削除すると、取り戻せなくなります」としています。整理のつもりで[最近削除した項目]を空にすると、この方法での復元はできません。ここに写真がなかった人は、次のiCloudからの復元に進みます。

iCloud写真から復元する|端末を消さない方法

iCloud写真から復元する|端末を消さない方法
iCloud写真は同期。端末を消さずに戻せる

iCloud写真をオンにしている人は、パソコンやほかの端末のブラウザからiCloud.comにサインインして復元できます。端末を消去する必要がないため、iPhoneの画面が割れて操作しづらい状況でも試せるのが利点です。

  1. ブラウザでiCloud.comを開き、Apple Accountでサインインする
  2. 「写真」を開き、サイドバーの[最近削除した項目]を選ぶ
  3. 戻したい写真やビデオを選び、[復元]を選ぶ

Apple公式はiCloud.com側についても「削除した写真またはビデオを復元したい場合は、30日以内であれば可能です。30日を経過すると完全に削除されます」と説明しています。画面ごとの操作はAppleの写真とビデオを削除/復元する(iCloudユーザガイド)で確認できます。

ここで多くの人がつまずくのが、iCloud写真は「バックアップ」ではなく「同期」だという点です。Appleも「1台のデバイスで写真やビデオを削除すると、iCloud写真を使っているすべてのデバイスから削除されます」としています。iPadで消した写真がiPhoneからも消えるのは、故障ではなく設計どおりの動きです。仕組みはiCloud写真を設定・使用する(Appleサポート)にあります。保存先の組み方に迷っている人はiPhone写真の保存先はどこ?おすすめは2か所持ち|6つを比較もあわせてどうぞ。

バックアップから丸ごと復元する(iCloud・PC)

バックアップから丸ごと復元する(iCloud・PC)
戻せる範囲は広いが端末の消去と引き換え

iCloudバックアップやパソコンのバックアップに写真が含まれていれば、30日を過ぎていても取り戻せます。ここで先に確かめてほしいのが、iCloud写真をオンにしていたかどうかです。オンにしていた場合、写真は同期データとして扱われるためiCloudバックアップには含まれません。この状態で端末を消去して復元しても、写真は戻らないうえに、消去以降のデータまで失うことになります。オフにしていた時期のバックアップであれば、写真が含まれている可能性があります。

なお、これは写真だけを選んで戻す機能ではありません。バックアップを取った時点の状態に、端末を丸ごと巻き戻す操作になります。

復元元 必要な準備 失うおそれのあるもの
iCloudバックアップ 設定済みのiPhoneは「すべてのコンテンツと設定を消去」してから復元する
※iCloud写真がオンだった期間の写真は含まれない
バックアップ後に増えた写真・トーク履歴・アプリのデータ
パソコン(iTunes・Finder) ケーブル接続と「信頼」の許可 同上

パソコンから戻す場合は、iPhoneを接続してiTunes(Windows)またはFinder(Mac)で端末を選び、[バックアップを復元]から日付を指定するだけです。iCloudから戻す場合は、端末を消去したうえで初期設定の途中に[iCloudバックアップから]を選びます。手順はAppleのすべてのコンテンツをバックアップからiPhoneに復元する(iPhoneユーザガイド)にまとまっています。

気をつけたいのは代償の大きさです。写真1枚のために、直近の写真やトーク履歴をまとめて失うことになりかねません。実行前にいまの状態のバックアップを別に取っておけば、失敗しても戻る場所が残ります。復元でつまずいたときの対処はiPhone初期化からの復元方法|iCloud・iTunesと復元できない時、バックアップの取り方そのものはiPhoneバックアップはパソコンとiCloudどっち?取り方も解説で整理しています。

GoogleフォトやAmazon Photosから復元する

GoogleフォトやAmazon Photosから復元する
クラウドに保存済みならダウンロードで戻せる

GoogleフォトやAmazon Photosに自動保存していた人は、アプリやサイトからダウンロードするだけで写真が戻ります。iPhoneの写真アプリから消えていても、クラウド側には無傷で残っていることが少なくありません。本体をあれこれ触る前に、こちらを先に開いたほうが早く片づきます。

Googleフォトなら、アプリで対象の写真を開いて[デバイスに保存](ダウンロード)を選ぶだけです。すでにゴミ箱へ移してしまった写真も、期限内なら戻せます。Google公式は、バックアップ済みの写真はゴミ箱に入ってから「60 日後に完全に削除されます」と案内しています。

とはいえ、ゴミ箱の保持期間はサービスごとに違います。Amazon Photosをはじめ日数の扱いが異なるサービスもあるため、使っているサービスの公式ヘルプで確認してください。共通するのは、期限を過ぎて完全に削除されたものは戻らないという一点です。気づいた日に開くかどうかで、結果がはっきり分かれます。

大切な写真をクラウドで守れるようになったら、引き出しで眠っている古いiPhoneも動かしどきです。写真の移行が済んだ端末は、次の機種の資金として買取に回せます。中古端末の在庫もあわせて見てみてください。

30日以上・完全削除した写真は復元できるのか

30日以上・完全削除した写真は復元できるのか
バックアップがない場合の最後の手段

[最近削除した項目]にもバックアップにも写真がなく、削除から30日を過ぎている。この条件がそろうと、復元の難易度は跳ね上がります。Apple公式が「このアルバムから写真やビデオを削除すると、取り戻せなくなります」と書いているとおり、標準機能で戻す道はここで途切れます。

それでも可能性が残るのは、本人が忘れているバックアップが眠っているケースです。次の3か所は、心当たりがなくても一度は開く価値があります。

  • 過去に使っていたパソコン:iTunesやFinderのバックアップ、写真の取り込みフォルダに残っていることがある
  • メッセージアプリの送信履歴:家族や友人に送った写真が、そのままトーク画面に残っている
  • 別のApple Accountやクラウド:機種変更前のアカウントでサインインすると出てくる場合がある

復元アプリ・復元ソフトを使う前に確認すること

「完全削除した写真の復元アプリ」で検索すると、多くの製品が並びます。試すこと自体は選択肢のひとつですが、復元できるかどうかは端末の状態しだいで、成功は保証されません。導入する前に、次の3点だけは確かめてください。

  • 無料の範囲:スキャン結果の表示までが無料で、書き出しは有料という製品がある
  • 提供元:会社名・所在地・サポート窓口が明示されているか
  • 扱うデータ:端末の中身を預ける以上、プライバシーポリシーの確認は避けて通れない

もうひとつ押さえておきたいのが、Appleサポートは削除された写真そのものを復旧する窓口ではないという点です。復元手順やApple Account、iCloudに関する相談には応じてもらえますが、バックアップのない写真を取り戻せるわけではありません。専門のデータ復旧業者という道も残ってはいるものの、費用は高額になりやすく、成否も事前には分からないのが実情です。

削除した覚えがないのに写真が消えた時の確認先

削除した覚えがないのに写真が消えた時の確認先
消えたのではなく見えていないだけの場合がある

自分では消していないのに写真が見当たらない。このケースでは、そもそも削除されていない可能性があります。復元ソフトを探す前に、次の4か所を順番に開いてみてください。どれも数分で確認できます。

確認先 起きていること
非表示アルバム 誤操作で非表示にしていることがある。[設定]→[写真]で非表示アルバムの表示を有効にすると現れる
ほかの端末での削除 iCloud写真は同期のため、iPadやMacで消した写真はiPhoneからも消える
サインイン中のApple Account 別のアカウントでサインインしていると、以前のライブラリは表示されない
ストレージの最適化 端末には軽い版が置かれ、フル解像度の原本はiCloud側にある。削除されたわけではない

実際に多いのが、家族と同じApple Accountを共有しているケースです。別の端末でおこなわれた「整理」が、そのまま自分のiPhoneに反映されます。心当たりがあるなら、家族に一声かけるほうが復元ソフトより早く解決します。Android端末で同じ症状が出たときは撮ったはずの写真がない|Androidギャラリー写真が消えた原因と対処を参照してください。

二度と写真を失わないためのバックアップと容量管理

二度と写真を失わないためのバックアップと容量管理
同期とバックアップを2系統に分けておく

写真を守る仕組みは、突き詰めると「同期」と「バックアップ」を分けて持つことに尽きます。iCloud写真だけに頼っていると、1台で消した瞬間にすべての端末から消えます。同期は便利ですが、保険にはなりません。

  • 同期はiCloud写真:どの端末からも同じライブラリを見られる。ただし削除まで同期する
  • バックアップはもう1系統:Googleフォトやパソコンなど、削除が連動しない場所に置く
  • 容量に余裕を持たせる:空きがないと「とりあえず削除」が習慣化し、事故が起きやすくなる

容量不足のまま使い続けている人ほど、慌てて写真を消してしまいがちです。空き容量の見方はスマホの空き容量の確認方法|iPhone・Androidの見方、iCloudの容量を増やすかどうかの判断はiCloud容量は購入すべき?料金・年払いと200GBで写真何枚が参考になります。写真をiCloudへ寄せて本体を軽くする手順はiCloudに写真を保存する方法|iPhoneストレージを増やす手順にまとめました。

監修:リンクサスモバイル スマホ買取 査定士 今井一輝

買取でお預かりする端末には、写真がそのまま残っていることが少なくありません。売る前の初期化で写真を失ったというご相談も、実際にいただきます。手放す前にやることは2つだけです。iCloudかパソコンでバックアップを取り、その中身を新しい端末で開いて目視で確認してから初期化する。この順番さえ守れば、思い出を失う事故はほぼ避けられます。画面が割れていても電源が入る端末ならiPhoneの買取査定ができる場合がありますので、処分に迷ったらご相談ください。

まとめ|30日以内かバックアップの有無で決まる

バックアップを整えたiPhoneで写真を撮影している様子

iPhoneで削除した写真は、30日以内なら[最近削除した項目]から戻せます。30日を過ぎていても、iCloud写真・パソコン・Googleフォトのいずれかにバックアップが残っていれば復元できます。本当に難しいのは、30日を過ぎたうえにバックアップもない場合だけです。復元ソフトという道は残りますが、成功は保証されません。

次に同じ思いをしないために、削除が連動しない保存先をもう1系統だけ用意してください。写真を守る仕組みができれば、使っていない古いiPhoneも安心して手放せます。売却前にバックアップと初期化さえ済ませれば、買取額はそのまま次の機種の資金になります。

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iPhoneの写真復元に関するよくある質問

iPhoneで完全に削除した写真は復元できますか?

写真を含むバックアップがあるかどうかで変わります。Googleフォトなど別のサービスに保存していた場合や、iCloud写真をオフにしていた時期のiCloud・パソコンのバックアップがあれば、30日を過ぎていても復元できます。iCloud写真をオンにしていた場合、写真は同期データのためiCloudバックアップには含まれず、30日を過ぎるとiCloud側にも残りません。Apple公式は「最近削除した項目」アルバムから削除した写真やビデオは取り戻せなくなると案内しているため、バックアップがなく30日も過ぎている場合は難しくなります。復元ソフトを試す道はありますが、端末の状態しだいで成功は保証されません。

30日以上前に削除した写真を復元する方法はありますか?

iCloudバックアップやパソコン(iTunes・Finder)のバックアップに写真が含まれていれば、30日を過ぎていても復元できます。ただしiCloud写真をオンにしていた場合、写真は同期データのためiCloudバックアップには含まれません。端末を消去して復元しても写真は戻らず、消去以降のデータを失うだけになるため、先にiCloud写真の設定を確認してください。写真だけを選んで戻す機能でもないため、バックアップ時点の状態に端末が丸ごと戻ります。実行前に、いまの状態のバックアップを別に取っておくと安全です。

「最近削除した項目」が見つからないのですが?

「写真」を開き、下部の「コレクション」をタップして上にスワイプし、「ユーティリティ」の下にある「最近削除した項目」を開きます。iOS 16、iPadOS 16.1以降ではFace IDやTouch IDでのロック解除が必要です。iOS 17以前の写真アプリでは、「アルバム」タブをいちばん下までスクロールした先にあります。

「最近削除した項目」からも消した写真は戻せますか?

Apple公式は、このアルバムから写真やビデオを削除すると取り戻せなくなるとしています。標準機能で戻す方法はありません。ただしiCloud写真やパソコン、Googleフォトなど別の場所にバックアップが残っていれば、そこから復元できる場合があります。二重削除に気づいたら、端末を使い込む前にバックアップの有無を確認してください。

削除した覚えがないのに写真が消えたのはなぜですか?

削除されていない可能性があります。非表示アルバムに入っている、iCloud写真の同期でほかの端末から削除された、別のApple Accountでサインインしている、ストレージの最適化で端末に軽い版だけが置かれている、といった原因が考えられます。復元ソフトを探す前に、この4か所を確認してください。

写真の復元アプリは使っても大丈夫ですか?

使う前に、無料の範囲がどこまでか、提供元の会社名やサポート窓口が明示されているか、プライバシーポリシーが公開されているかを確認してください。スキャン結果の表示までは無料で、書き出しは有料という製品もあります。復元できるかどうかは端末の状態しだいで、成功は保証されません。

使わなくなったiPhoneはどう手放せばいいですか?

写真や連絡先のバックアップを取り、その中身を新しい端末で確認してから初期化し、買取や下取りに出すのが安全です。順番を守れば思い出を残したまま手放せます。画面割れや古い機種が査定の対象外というわけではありません。リンクサスモバイルでは店頭・宅配買取に対応しています。

監修:リンクサスモバイル 査定士 今井一輝。画面名称や手順は、iOSのバージョンや機種により表記が変わる場合があります。

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