auスマホをSIMフリー化する方法|初心者でも短時間でできる手順付き

スマートフォンには「SIMロック」という通信制限がかけられている場合があります。これは、契約したキャリアのSIMカードしか利用できないように制限された状態のこと。
たとえば、auで購入したスマホは基本的にauのSIMしか使えません。他社回線への乗り換えや、スマホの売却・譲渡時には、SIMロックを解除しておくことが大切です。
本記事では、au端末のSIMロック解除の条件や具体的な操作手順を初心者向けにわかりやすく解説。
My auを使った解除方法を画像付きで紹介しているので、初めての方も安心して進められます。
【基本情報】SIMロック解除とは?仕組みと必要性を解説
SIMロックとは?なぜ解除が必要なのか
「SIMロック」とは、スマートフォンを購入した通信会社(キャリア)のSIMカードしか使えないように制限された状態のことを指します。たとえば、auで購入した端末は、基本的にauのSIMカードしか認識しないようになっているのが「SIMロック」です。
この制限を解除することを「SIMロック解除」と呼びます。SIMロックを解除すれば、他社のSIMカードを挿して使えるようになり、今使っているスマホを別の通信会社でもそのまま利用することが可能になります。
SIMロック解除が必要になる主な理由は以下の通りです。
- 他社の安いプランに乗り換えたい(MNP)
- 家族にスマホを譲渡したい
- 端末を中古で売却したい
このように、SIMロック解除は「スマホをより自由に、よりお得に使う」ための第一歩となります。
どんな時に解除が必要?乗り換え・売却・譲渡時の注意点
SIMロック解除が必要になるシーンは、大きく分けて以下の3つです。
① 通信会社を乗り換えるとき(MNP)
月額料金を下げるために、格安SIM(UQモバイルやLINEMOなど)に乗り換えたいと考える方が増えています。しかし、乗り換え先のSIMを使うには、端末のSIMロックを解除しておく必要があります。
解除せずに他社のSIMを挿しても、通信できない・圏外になるなどのトラブルが発生する可能性があります。
② スマホを売却・下取りに出すとき
メルカリや中古スマホショップでスマホを売る際、SIMロック解除済みの端末は人気が高く、高値で売れやすい傾向にあります。
「解除済み」と明記されているだけで、買い手にとっても安心材料になるからです。
③ 家族や知人に譲るとき
子どもや親に端末を譲る場合、そのまま使ってもらうためにはSIMロック解除が必要なケースがあります。特に、異なるキャリアのSIMを使う場合や、格安SIMを利用する場合は要注意です。
ポイント:
「今すぐ使う予定がなくても、SIMロック解除しておけば、将来の乗り換えや売却で困らない」という意識を持つと安心です。
2021年以降はロック原則禁止?現在の状況も解説
2021年10月以降、総務省の方針により、原則としてSIMロックをかけた状態でスマホを販売することは禁止されました。
これにより、2021年10月以降に発売された端末の多くは「SIMフリー(=最初からロックなし)」の状態になっています。
ただし、以下のような例外もあるため注意が必要です。
- 2021年以前に発売された端末
- 中古で購入した端末(ロックがかかったままのことがある)
- 一部法人向け端末や特殊契約の端末
また、キャリアによっては、購入直後は一時的にSIMロック状態になっており、一定期間(たとえば101日)経過後に解除可能になるといった条件が残っているケースもあります。
つまり、すべてのスマホが最初からSIMフリーというわけではないため、「自分のスマホがロックされているかどうか」をきちんと確認し、必要であれば解除手続きをしておくことが大切です。
【解除条件】au端末のSIMロック解除に条件はあるの?
SIMロックガイドライン改正により、現在ほとんどの機種でSIMロック解除ができます。
2015年4月23日以降に発売された機種であれば、SIMロック解除が可能です。
- iPhone6s以降
- iPad mini4以降
- Pixel5以降
- HUAWEI nova 2以降
- AQUOS K以降
- Xperia Z4以降
- GRATINA 4G以降
- かんたんケータイK以降
上記以外にも、タブレットやガラケーの中にSIMロック解除条件を満たす機種があります。
購入時期がここ最近なのであれば問題なく、SIMロック解除ができるでしょう。
2021年10月1日以降に発売された機種はSIMフリー
2021年10月1日以降に発売された機種は、SIMロックはかかっておらず、SIMフリーの状態で購入できます。
そのため、auでSIMロック解除手続きを行う必要はありません。
2021年9月30日以前に発売された機種はSIMロック解除が必要
2021年9月30日以前に発売された機種を利用している場合には、SIMロック解除手続きが必要です。
auでSIMロック解除できる条件は、端末の購入方法によって異なります。
一括払いで端末購入した場合
SIMロック解除の条件
- ネットワーク利用制限などの各種ロックがかかっていないこと
- SIMロック解除対象機種であること
一括払いで端末を購入した場合には、すぐにSIMロック解除ができます。
分割払いで端末購入した場合
SIMロック解除の条件
- ネットワーク利用制限などの各種ロックがかかっていないこと
- SIMロック解除対象機種であること
- 端末購入日から101日経過していること
分割払いで端末購入した場合、購入から101日経過していればSIMロック解除ができます。
また101日以内であっても以下いずれかの条件を満たしていれば、SIMロック解除ができます。
- 分割払いの残債を全て精算している
- 同一au回線で前回のSIMロック解除から100日経過している
- 端末や、au利用料をクレジットカードで支払っている
つまり、101日経っていなくても、支払い方法をクレジットカードにしていればSIMロック解除が可能です。
条件が多いようにみえますが、実際はそれほど難しいものではないので安心してください。
【確認方法】自分のauスマホはSIMロックされてる?
「自分のスマホがSIMロックされているかどうか、正直よくわからない…」という方は多いのではないでしょうか。
ここでは、Android・iPhoneそれぞれの確認方法や、IMEI番号を使った確認手順、そしてSIMロック解除が可能な条件について、わかりやすくまとめました。
Android/iPhone別の確認方法(設定アプリから)
まずは、スマホ本体の設定からSIMロック状態を確認する方法です。操作はとても簡単で、以下の手順でチェックできます。
iPhoneの場合(iOS 15以降の例)
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」→「情報」をタップ
- 【少しスクロールして「SIMロック」の項目を確認】
- 「SIMロックなし」と表示されていれば解除済み
- 「SIMロックあり」と表示されていれば解除が必要
Androidの場合(機種により表示は異なる)
- 「設定」アプリを開く
- 「デバイス情報」や「端末情報」をタップ
- 【「SIMカードの状態」や「ネットワークの状態」を確認】
- 「ネットワークにロックされています」などの表示があればSIMロックあり
注意点:
Androidは機種によってメニュー名や表示が異なるため、端末の取扱説明書やメーカーの公式サイトを確認するのもおすすめです。
IMEI番号を使った確認方法(My auまたはキャリアチェック)
スマホのIMEI番号(端末識別番号)を使って、より正確にSIMロック状態や解除の可否を調べることもできます。
IMEI番号の確認方法
- スマホの電話アプリを開く
- 「*#06#」と入力する(発信しなくてOK)
- 自動的に15桁のIMEI番号が表示されます
または、「設定」→「一般」→「情報(iPhone)」または「端末情報(Android)」からも確認できます。
IMEIを使った確認方法(My au)
- My auにログイン
- メニューから「契約内容の確認・変更」→「SIMロック解除の可否を確認」を選択
- IMEI番号を入力し、対象端末かどうかをチェック
この方法で「SIMロック解除可能」と出れば、Web上でそのまま手続きが可能です。
【解除方法】au端末のSIMロック解除する2つの手順
ご自身でau端末のSIMロック解除をする方法は2つあります。
- My auでの手続き
- auショップでの手続き
My auでの手続き
My auは、料金プランの確認や、住所変更などの各種手続きをオンラインで行うことができるサービスです。
SIMロック解除の手続きにも対応しているので、ショップに行かなくても、My auでSIMロック解除ができます。
ただし、SIMロック解除の受付時間は9:00~21:30までです。
21:30以降の申込は、翌日の9:00以降に手続き完了となります。
24時間SIMロック解除ができるわけではないので、注意が必要です。
auショップでの手続き
auショップ・au Style・au スクエアで、SIMロック解除の手続きができます。
SIMロック解除をしたい端末を持参し、SIMロック解除したいことを伝えれば、店頭スタッフが手続きをしてくれるので、何も操作する必要はありません。
オンラインでの手続きに自信のない方は、auショップで手続きをしてもらいましょう。
【パターン①】My auでSIMロック解除をする際の操作方法
My auでSIMロック解除をする際の操作方法を画像付きで解説していきます。
SIMロック解除手続きは、非常に簡単なので、手続きはすぐに終わるでしょう。
ショップへ行く手間がかからず、すぐに手続きができるので、auでのSIMロック解除はMy auがおすすめです。
SIMロック解除にあたっての事前準備も紹介するので、操作の参考にしてください。
SIMロック解除の事前準備
My auでSIMロック解除を申し込みする前に、SIMロック解除をしたい端末のIMEI(製造番号)を控えておきましょう。
IMEI(製造番号)は、SIMロック解除に必要な数字15桁で記載されており、それぞれの端末の設定アプリから確認ができます。
iPhone・AndroidそれぞれのIMEI(製造番号)の確認方法は、以下の通りです。
- iPhoneのIMEI(製造番号)を確認する手順
「設定」>「一般」>「情報」>「IMEI」
- AndroidのIMEI(製造番号)を確認する手順
「設定」>「デバイス情報」>「IMEI」
上記以外にも、電話アプリから「*#06#」と入力するとIMEIを確認することができます。
※「IMEI1」と「IMEI2」が表示された場合、「IMEI1」を控えておきましょう。
SIMロック解除の操作手順
IMEI(製造番号)を控えたら、さっそくMy auで手続きをしていきましょう。
操作手順は以下の通りです。
STEP1.My auにログインする
まず、SIMロック解除をしたい端末の電話番号でMy auにログインします。ログインはアプリのMy auではなく、WEB版のMy auでログインしましょう。
ログインができたら、左上の「三(メニュー)」ボタンをタップします。
STEP2.「サポート」から「操作・設定(機種・データ移行・メール設定など)」を選択
「メニュー」の中から、「サポート」をタップします。
サポートのページを下にスクロールしていくと、「操作・設定(機種・データ移行・メール設定など)」の項目があるので、そちらをタップします。
STEP3.SIMロック解除手続き画面に進む
「操作・設定(機種・データ移行・メール設定など)」の項目を選択し、下にスクロールすると「SIMロック解除」が選択できます。
画面が自動でスクロールされ、「SIMロック解除のお手続き」をタップします。
STEP4.SIMロック解除のお手続き(My au)を選択
「SIMロック解除のお手続き」をタップすると、画面が切り替わります。
SIMロック解除に関する注意事項などの記載があるので、内容が確認できたら、画面を下にスクロールし「SIMロック解除のお手続き(My au)」をタップします。
STEP5.「IMEI(製造番号)」の入力
「SIMロック解除のお手続き(My au)」をタップすると、SIMロック解除の画面が表示されます。下にスクロールして、「au / UQ mobileで購入した端末」をタップしましょう。
控えておいた「IMEI(製造番号)」を入力して、「次へ」をタップします。
この時、契約しているau携帯の契約に機種が紐づいており、機種が選択制になることがあります。選択制の場合には、SIMロック解除をしたい機種を選び、「次へ」をタップします。
STEP6.解除理由を選択し、申し込み
画面が切り替わったら、「解除理由」と「連絡先メールアドレス」の入力をします。
解除理由は選択式になっており、「UQモバイルで使用する」「Yモバイルで使用する」などさまざまです。ご自身に合うものを選択しましょう。
連絡先メールアドレスについて、auのお知らせ通知の設定をしている方は、「@au.com」のアドレスがプルダウンで選択できるようになっています。
プルダウンの出てこない方は、ご自身のメールアドレスを入力してください。
入力が完了したら、「この内容で申し込む」をタップします。
仮登録の完了画面が表示されたら、問題ありません。
STEP7.「SIMロック解除登録2段階認証」の確認
先ほど入力したメールアドレスに「SIMロック解除登録2段階認証のお知らせ」が届きます。
メールに記載されているURLをタップすると、「SIMロック解除」の手続きが完了します。
【関連リンク】iPhoneのSIMロック解除を自分でやる方法。キャリア別手順&注意点まとめ
Andoroidの場合
Google Pixelシリーズ以外のAndroidスマホは、SIMロック解除後に利用設定が必要です。
利用設定ができていないと、他社SIMカードを挿入しても他社回線に接続できません。
他社回線のSIMカードが用意できたら、利用設定を行いましょう。
利用設定の操作手順は以下の通りです。
- 機種の電源を切り、SIMロック解除をした機種に、他社のSIMカードを挿入する
- 電源を入れてWi-Fiに接続する
- 「設定」から「端末情報」をタップ
- 「SIMカードの状態」をタップ
- 「SIMカードの状態を更新」をタップ
- 利用する事業者の設定ファイルをダウンロードする
ダウンロードが完了したら端末が再起動します。
ステータスが「許可」になっていれば問題ありません。
iPhoneでは利用設定が必要なく、SIMロック解除後に他社のSIMカードを挿入すれば、自動的に利用開始できます。
【パターン②】auショップでSIMロック解除をする方法
auショップでSIMロック解除をしてもらう場合には、必要なものがいくつかあります。
必要なものは以下のものになります。
- SIMロック解除したい機種
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
これらを持参した上で来店しましょう。
従来は店頭でのSIMロック解除の場合、解除手数料がかかっていましたが、現在はかかりません。
Webでの操作が不安な方はショップに来店し、手続きをしてもらいましょう。
また、auショップに来店する際には、来店予約をしておくと便利です。
来店予約の手順を次でご紹介します。
auショップの来店予約の手順
来店予約をしておけば、待ち時間なくスムーズに手続きができます。
auショップに限らず、携帯ショップは混雑していることが多いので、来店予約なしだと長時間待たされてしまうことがあります。
来店予約をした上で、手続きをしてもらいましょう。
来店予約の手順は以下の通りです。
- My auで「ショップ検索・来店予約」をタップ
- 都道府県や現在地からお好みのauショップを探す
- 店舗が見つかったら「来店予約」をタップ
- 「来店目的」や「日時選択」「必要情報」の入力をする
予約が完了したら、予約日時に店舗に来店し、SIMロック解除手続きをしてもらいましょう。
【費用】auのSIMロック解除にかかる費用と金額
SIMロック解除の際にかかる費用は、オンラインでもauショップでも無料です。
手続き方法 | 解除費用 |
オンライン | 無料 |
auショップ | 無料 |
My au・auショップどちらも手数料がかからないので、手軽に手続きしたい方はMy auがおすすめです。
インターネット操作に自信のない方や、来店する時間を作れる方はauショップでの手続きをおすすめします。
【解除後】その後の設定と確認方法|他社SIMで使えるようにする手順
SIMロックを解除した後は、そのまま他社のSIMカードを挿すだけで使える場合もありますが、一部の設定や確認作業が必要になるケースもあります。
ここでは、SIM差し替え後に行うべき設定や確認ポイント、注意点、そして動作確認されている主要な格安SIMブランドについて、詳しく解説します。
SIM差し替え後に必要な設定(APN・再起動など)
SIMロック解除が完了したら、次は他社のSIMカードをスマホに挿して動作確認を行いましょう。
以下のような手順で設定を進めていきます。
基本的な流れ
- 端末の電源をオフにする
- 他社のSIMカードを挿入する
- 端末の電源をオンにする
- 通信できるか(アンテナ・電波マークが立つか)確認する
これだけで通信ができる場合もありますが、通信できない/インターネットにつながらない場合は、APN設定(アクセスポイント名)が必要です。
APN設定のやり方(例)
- 設定アプリ →「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」
- 使用するSIM会社(例:楽天モバイル、LINEMOなど)の公式サイトに記載された情報を入力
特にAndroidでは手動でのAPN設定が必要になるケースが多いため、SIM提供会社のマニュアルを確認しましょう。
テザリング・SMSが使えない?よくある注意点
SIMロック解除後に「通信はできるけど、テザリングが使えない」「SMSが送れない」といったトラブルが起こることがあります。
これはキャリアと端末の相性問題や対応バンドの違いが原因です。
よくある注意点一覧:
機能 |
トラブル内容 |
対応策 |
---|---|---|
テザリング |
接続できない・ONにできない |
一部SIMではテザリング非対応(事前確認を) |
SMS |
送信できない/届かない |
APNタイプ設定が正しくない場合あり |
通話 |
発信・着信が不安定 |
VoLTE設定が必要な場合も |
電波 |
圏外表示になる |
対応バンド外のSIM・エリアでは不可 |
まずはSIM会社の動作確認済み端末リストや設定マニュアルを確認しましょう。それでも不具合が出る場合は、サポート窓口に連絡を。
動作確認済みの格安SIM一覧(UQ/楽天/LINEMOなど)
SIMロック解除後、「どの格安SIMがauのスマホでちゃんと動くのか?」と不安に感じる方も多いはず。
以下は、au回線に強い&動作確認実績が豊富な格安SIMの一覧です。
UQ mobile(ユーキューモバイル)
- 【特徴】:KDDIグループ。au回線そのまま使用
- 【動作性】:auスマホとの相性◎、APN設定も簡単
- 【おすすめ】:通信速度と安定性を重視したい人に
楽天モバイル
- 【特徴】:Rakuten最強プランで月額料金が安い
- 【動作性】:対応バンドがやや異なるため注意(VoLTE対応端末が望ましい)
- 【おすすめ】:データ無制限で使いたい人、料金を抑えたい人に
LINEMO(ラインモ)
- 【特徴】:ソフトバンク回線を使用、LINE通話がカウントフリー
- 【動作性】:基本的に問題なし。APN設定が必要な場合あり
- 【おすすめ】:SNSヘビーユーザーに人気
【Q&A】よくある質問・トラブル回答

SIMロック解除ができない端末の原因は?
SIMロック解除ができない主な原因は、端末購入からの日数が足りていない、ネットワーク利用制限が「×」になっている、または古い機種や法人契約端末など解除対象外のケースです。
また、中古で購入した端末や、他社キャリアで販売された端末も対象外となる場合があります。My auでIMEI番号を入力すれば、解除の可否がすぐ確認できます。
手続きできない場合は、条件を満たしているか再チェックしましょう。
解除したのに圏外になるのはなぜ?
SIMロック解除後に他社SIMを挿しても圏外になる原因には、APN設定の不備、対応バンドの不一致、VoLTE設定の未対応などが考えられます。
特にau以外の回線では、スマホの対応周波数との相性が重要です。まずはSIM会社の動作確認済み端末リストを確認し、正しいAPN設定を行いましょう。
SIMカード自体が古い、破損している可能性もあるため、必要に応じて交換も検討してください。
ロック解除後に再設定が必要になることはある?
SIMロック解除後に他社のSIMを使う場合、端末によってはAPN設定やVoLTEの有効化、SMS送受信の調整など、いくつかの再設定が必要になることがあります。
iPhoneは自動で設定されることが多いですが、Androidは手動での設定が必要なことも多く、SIM提供会社のマニュアルを参考に設定を進めるのがおすすめです。
通信ができない場合は、設定内容を見直してみましょう。
元に戻せる?ロック解除は一度きり?
SIMロック解除は一度行うと元には戻せません。再ロックすることはできず、解除は“不可逆”な手続きです。
ただし、SIMロック解除によるデメリットは特になく、これまで通りauのSIMもそのまま利用できます。むしろ、乗り換えや売却時の利便性が大きく向上するため、将来の選択肢を広げるうえでも早めの解除がおすすめです。
解除しておくことに損はありません。
まとめ
auスマホのSIMロック解除は、条件さえ満たせば無料かつ簡単にできる手続きです。
My auを使えば、オンラインからわずか数分で解除が完了し、他社のSIMでも同じ端末をそのまま利用できます。乗り換えや売却、家族への譲渡など、さまざまな場面でSIMロック解除は役立ちます。
「まだ必要ないかも」と思っている方も、いざという時に困らないよう、早めに解除しておくのが得策です。本記事を参考に、スムーズに手続きを進めてみてください。