ドコモのiPhoneは、2021年8月27日以降に発売された機種なら最初からSIMロックがかかっておらず、解除の手続きは不要です。それより前の機種でも、2023年10月1日以降は条件なし・手数料無料で、My docomoから自分でSIMロック解除できます。まずは自分のiPhoneがどちらに当てはまるかを確認するところから始めましょう。
この記事では、ドコモのiPhoneがSIMフリーかどうかを発売時期で見分ける方法、SIMロック解除の条件、My docomo・電話・ドコモショップの3つの手続き手順、解除後の注意点、格安SIMで使うための設定までを整理します。あわせて、SIMロック解除した端末の買取についてもまとめました。2026年7月時点の情報で構成しています。
ドコモのiPhone SIMロック解除の早見表
ドコモのiPhoneのSIMロック解除は、発売時期で「手続き不要」か「手続きが必要」かが分かれます。まずは全体像を早見表で押さえておきましょう。ポイントは、新しめの機種は最初からSIMフリーであること、古い機種でも今は無料で解除できることの2つです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手続きが不要な機種 | 2021年8月27日以降にドコモで発売されたiPhone(最初からSIMロックなし) |
| 手続きが必要な機種 | 2021年8月26日までに発売されたiPhone(SIMロックがかかっている場合) |
| 解除の条件 | 2023年10月1日以降は条件なし。解約後の端末も対象 |
| 手数料 | My docomo・電話・店頭のいずれも無料 |
| 手続き方法 | My docomo(24時間)/電話(151)/ドコモショップ |
| 用意するもの | 解除したいiPhoneのIMEI(製造番号)、dアカウント |
かつては「分割購入なら100日経過が必要」「店頭は手数料がかかる」といった条件がありましたが、2023年10月1日にドコモは受付条件を撤廃し、全ての手続き方法を無料に統一しました〔ドコモ公式〕。そのため、手続きのハードルは以前よりかなり下がっています。ドコモ全般の解除手順はドコモのSIMロック解除のまとめでも整理しています。
ドコモのiPhoneはSIMフリー?発売時期で決まる
「自分のドコモのiPhoneはSIMフリーなのか」は、発売時期を見れば判断できます。ドコモは2021年8月27日以降に発売した機種について、SIMロックをかけずに販売しています〔ドコモ公式〕。総務省の指針を受け、各キャリアが2021年10月以降の発売分から順次SIMロックを廃止した流れの中で、ドコモは一足先の8月27日から取りやめた形です。
つまり、iPhone 13シリーズ以降のように新しめの機種をドコモで買った場合は、はじめから他社のSIMカードを挿して使える状態になっています。改めて解除する必要はありません。一方で、iPhone 12以前など2021年8月26日までに発売された機種には、SIMロックがかかっている場合があります。この場合だけ、次章以降の解除手続きが必要になります。
SIMロックとは、特定の通信会社のSIMカードしか使えないよう端末に制限をかける仕組みです。これを外してどの通信会社でも使えるようにした状態がSIMフリーです。用語の基本は格安SIMとはの記事もあわせてご覧いただくと整理しやすくなります。なお、この見分け方はiPadのセルラーモデルやAndroidスマートフォンでも基本的に同じ考え方です。
SIMロック解除の条件と、対象か確認する方法
手続きに進む前に、自分のiPhoneが本当にSIMロック解除の対象なのかを確認しておきましょう。2023年10月1日以降、ドコモは解除の受付条件を撤廃しているため、以前あった「分割購入は100日経過が必要」といったルールは適用されません〔ドコモ公式〕。解約したあとの端末や、条件面での制限も原則なくなっています。
ただし、ネットワーク利用制限がかかっている端末(分割代金の支払いが確認できないなど)は解除できない場合があります。中古で手に入れたiPhoneは、この点を購入前に確認しておくと安心です。自分でSIMロックの状態を見分けるには、次の方法があります。
| 確認方法 | 手順 |
|---|---|
| 設定画面で見る | 「設定」→「一般」→「情報」を開き、「SIMロック」の欄を確認。「SIMロックなし」ならSIMフリー |
| IMEIを控える | 「設定」→「一般」→「情報」、または電話アプリで「*#06#」を入力すると15桁のIMEIが表示される |
| 他社のSIMを挿す | 手持ちの他社SIMカードを挿して通信・通話ができれば解除済み |
IMEI(製造番号)は、My docomoでの解除手続きに使います。控えておくと手続きがスムーズです。SIMロック解除を自分で行う一般的な流れはSIMロック解除を自分でやる方法でもキャリア別にまとめています。
My docomoで自分でSIMロック解除する手順
最も手軽で費用のかからない方法が、My docomoからのオンライン手続きです。24時間受付で、手数料は無料です〔ドコモ公式〕。必要なのは、解除したいiPhoneのIMEIとdアカウントだけ。実際の手順は次のとおりです。
| ステップ | 操作 |
|---|---|
| 1 | iPhoneの「設定」→「一般」→「情報」、または「*#06#」でIMEI(15桁)を控える |
| 2 | My docomoにdアカウントでログインする |
| 3 | メニューから「サービス一覧」→「SIMロック解除」へ進む |
| 4 | 控えておいたIMEI(製造番号)を入力する |
| 5 | 注意事項に同意し、「手続きを完了する」を選ぶ |
手続き自体は数分で終わります。解約や他社への乗り換え(MNP)を先に済ませてしまった場合でも、条件が撤廃された現在は手続き可能です。ただし、解約後はMy docomoにログインできなくなるケースがあり、その場合は電話やドコモショップでの手続きに切り替える必要があります。端末が手元にあり、まだドコモ回線が生きているうちに解除しておくのが確実です。
電話・ドコモショップでの手続きと料金
オンライン操作が苦手な場合は、電話やドコモショップでも手続きできます。2023年10月1日以降は、電話・店頭のどちらも手数料は無料です〔ドコモ公式〕。以前は店頭手続きに手数料がかかっていましたが、現在は撤廃されています。方法ごとの違いを整理しました。
| 方法 | 受付時間・料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| My docomo(オンライン) | 24時間・無料 | 最短。IMEIとdアカウントで完結 |
| 電話(151) | 午前9時〜午後8時・無料 | ドコモの携帯から151、他社・固定電話は所定の窓口へ |
| ドコモショップ | 営業時間内・無料 | 本人確認書類と端末が必要。来店予約で待ち時間を短縮 |
店頭で手続きする場合は、契約者本人の確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)と、解除したいiPhone本体を持参します。本人以外が手続きするときは委任状が求められることがあります。料金や受付方法は変更される場合があるため、来店前にドコモ公式のSIMロック解除ページで最新の取り扱いを確認しておくと安心です。
SIMフリー化した後の注意点
SIMロックを解除しても、元のドコモ回線での通話や通信には影響しません。そのまま使い続けられます。ただし、他社SIMや格安SIMに乗り換える場面では、いくつか注意しておきたい点があります。「解除したのにつながらない」と慌てないためにも、事前に押さえておきましょう。
- キャリアメールが使えなくなる場合がある:ドコモを解約すると@docomo.ne.jpのメールは、有料の持ち運びサービスに申し込まない限り使えなくなります。連絡先の登録メールは事前に変更しておくと安心です。
- 他社SIMではAPN設定が必要な場合がある:SIMを差し替えたあと、通信会社ごとの設定(APN)を行わないとデータ通信ができないことがあります。次章で手順を説明します。
- キャリア独自の保証・サービスの扱いが変わる:ドコモのケータイ補償サービスなど契約者向けの保証は、解約後は利用できなくなる場合があります。
保証まわりは乗り換え前に確認しておきたいところです。キャリアごとのiPhone保証の違いはドコモ・au・ソフトバンクのAppleCare保証の比較で整理しています。SIMカードの入れ替えそのものに不安がある場合はSIMカードの取り出し方もあわせて確認しておくと安心です。
格安SIM・他社SIMでドコモのiPhoneを使う設定
SIMロックを解除したiPhoneに格安SIMや他社のSIMを挿したら、通信会社ごとのAPN設定を行うとデータ通信が使えるようになります。iPhoneの場合、大手キャリアのSIMなら設定が自動で入ることが多い一方、格安SIM(MVNO)では手動での設定や構成プロファイルの導入が必要になるケースがあります。基本の流れは次のとおりです。
| ステップ | 操作 |
|---|---|
| 1 | 電源を切り、iPhoneに新しいSIMカードを挿して再起動する |
| 2 | Wi-Fiに接続し、契約した通信会社が案内する構成プロファイルをSafariでダウンロードする |
| 3 | 「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」からプロファイルをインストールする |
| 4 | 再起動し、モバイルデータ通信が使えるか確認する |
APN(Access Point Name)は、端末がインターネットに接続するための設定情報です。入力する値は通信会社ごとに異なるため、必ず契約先の公式サイトが案内する情報を使ってください。物理SIMだけでなくeSIMのiPhoneでも、SIMロック解除の考え方や乗り換え後の設定は基本的に同じです。乗り換え先を検討している方はSIMフリー・格安SIM対応の端末一覧も参考になります。格安SIM自体のメリットとデメリットはeSIMとSIMカードの違いもあわせて参考になります。
SIMロック解除と中古iPhoneの買取
SIMフリー化したあと、使わなくなったドコモのiPhoneが手元に残ることがあります。SIMロックを解除した端末は、どの通信会社でも使えるため中古市場での需要が広く、買取で評価されやすくなります。譲渡する相手のキャリアを問わず使える点も、SIMフリーの利点です。
iPhoneの買取査定では、SIMロックが解除されているか、電源が入るか、画面割れの有無、バッテリーの状態、初期化・データ消去が済んでいるか、付属品が揃っているかで評価が変わります。SIMロックがかかったままでも査定はできますが、解除済みのほうが幅広いお客さまに再販できるぶん、条件がよくなりやすいです。売却前は必ずバックアップを取り、「iPhoneを探す」をオフにして初期化しておくと手続きがスムーズです。
買取額は、ちょっとした準備で変わってきます。SIMロックを解除し、初期化・データ消去を済ませ、本体をきれいにし、箱や付属品を揃える。この数点をやっておくだけで査定が上向くことは珍しくありません。そして、スマホは新しい機種が出るたびに相場が下がるため、使わないと決めたら早めに査定に出すのが得策です。iPhoneの買取査定は店頭・宅配のどちらにも対応し、査定は無料です。次のiPhoneを探すなら中古iPhoneの在庫もあわせてチェックしてみてください。
まとめ|ドコモのiPhoneは無料で自由に使える
ドコモのiPhoneは、2021年8月27日以降に発売された機種なら最初からSIMロックがかかっておらず、解除の手続きは不要です。それより前の機種でも、2023年10月1日以降は条件なし・手数料無料で、My docomo・電話・ドコモショップのいずれからも解除できます。まずは「設定→一般→情報」でSIMロックの状態を確認し、対象なら手元に端末がありドコモ回線が生きているうちに手続きしておくのが確実です。
SIMフリー化すれば、格安SIMや他社回線に自由に乗り換えられ、通信費の見直しがしやすくなります。解除後はキャリアメールや保証の扱いが変わる点、他社SIMではAPN設定が必要な場合がある点に気をつけましょう。使わなくなったドコモのiPhoneは、SIMロックを解除しておくと買取で評価されやすくなります。値下がり前の早めの査定がおすすめです。
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ドコモのSIMロック解除に関するよくある質問
ドコモのiPhoneはSIMフリーですか?
2021年8月27日以降にドコモで発売されたiPhoneは、最初からSIMロックがかかっていないため解除の手続きは不要です。それより前に発売された機種はSIMロックがかかっている場合があり、その場合はMy docomoなどで解除の手続きを行います。手続きは2023年10月1日以降、条件なし・無料で可能です。
ドコモのSIMロック解除は自分でできますか?
My docomoにログインすれば、24時間いつでも無料で自分で手続きできます。用意するのは解除したいiPhoneのIMEI(製造番号)とdアカウントです。電話やドコモショップでも無料で手続きできますが、オンラインが最も手軽です。
ドコモのSIMロック解除に費用はかかりますか?
2023年10月1日以降は、My docomo・電話・ドコモショップのいずれの方法でも手数料は無料です。以前は店頭手続きに手数料がかかっていましたが、現在は撤廃されています。最新の取り扱いはドコモ公式サイトでご確認ください。
解約後や中古で入手したドコモのiPhoneでも解除できますか?
2023年10月1日に条件が撤廃されたため、解約後の端末でも手続きできます。ただしMy docomoにログインできない場合は、ドコモショップでの手続きが必要になることがあります。ネットワーク利用制限がかかっている端末は解除できない場合があるため、中古で買う前に確認しておくと安心です。
自分のiPhoneがSIMロック解除済みか確認する方法は?
iPhoneの「設定→一般→情報」を開き、「SIMロック」の欄に「SIMロックなし」と表示されていれば解除済みです。ドコモで2021年8月27日以降に発売された機種は、はじめから「SIMロックなし」と表示されます。他社のSIMカードを挿して通信できるかでも確認できます。
SIMロックを解除したドコモのiPhoneは高く売れますか?
SIMロックを解除しておくと、どの通信会社でも使えるためニーズが広がり、買取で評価されやすくなります。売却前は必ずバックアップとデータの初期化を済ませておきましょう。リンクサスモバイルでは中古iPhoneの買取に対応し、状態に応じて査定します。
最終更新:(リンクサスモバイル 今井一輝 監修・2026年最新)。手続き・料金は変更される場合があります。最新の取り扱いはドコモ公式でご確認ください。

