
引用元:EverythingApplePro(YouTube)
Apple社は毎年9月に、新型iPhoneの発表イベントを行なっています。今年(2020年)はこのイベントで、「iPhone 12(アイフォントゥウェルブ)シリーズ」が発表されるのではないかと期待されているのです。
2019年の9月に発表・発売された「iPhone11(アイフォンイレブン)/iPhone11 Pro(アイフォンイレブン プロ)/iPhone11 Pro Max(アイフォンイレブン プロ マックス)」は、非常にカメラの性能が良いことが特徴のモデルでした。
特に、「iPhone11 Pro」と「iPhone11 Pro Max」に搭載されたトリプルカメラシステムは見た目のインパクトも強く、話題になりましたよね。今年発売が噂されている「iPhone12シリーズ」は、より高機能なカメラが搭載されるのではないかと言われています。
また、機能面では注目すべきはなんといっても5G通信に対応するかどうかではないでしょうか。大手通信キャリアからはすでに「Xperia Ⅱ(エクスペリア )」や「Galaxy S20(ギャラクシーエストゥウェンティ)」などの5G対応モデルが続々と発表・発売されており、iPhoneもそろそろ5G対応モデルが発表されると考えられるでしょう。
本記事では、こういった様々な機能が期待される「iPhone12シリーズ」について、現在わかっている情報をまとめています。記事の後半には、お得に「iPhone12シリーズ」を手に入れるためのとっておきの方法をご紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね!
iPhone12シリーズの噂 ラインナップは4種類?
引用元:EverythingApplePro(YouTube)
今年は新型のiPhone SEが発表・発売されたのがまだ記憶に新しいかと思いますが、例年通り今年も秋頃には新作の「iPhone12シリーズ」の発表があると考えられています。しかも今回は通常モデルとして2種類、上位(pro)モデルとして2種類の全4種類のラインナップになるようです。
機種の正式名はまだわかりませんが、本記事では以下の4種類が発表されるとして、それぞれの現時点でわかっているスペックやデザインを比較していきたいと思います。
■通常モデル
・iPhone12(アイフォン トゥウェルブ)
・iPhone12 Max(アイフォン トゥウェルブ マックス)
■上位(pro)モデル
・iPhone12 Pro(アイフォン トゥウェルブ プロ)
・iPhone12 Pro Max(アイフォン トゥウェルブ プロ マックス)
iPhone12シリーズの発売日・発表日
「iPhone12シリーズ」のリリースはいつになるのでしょうか。「iPhone11」、「iPhone11Pro」、「iPhone11 pro Max」は日本時間で2019年9月11日AM2時にAppleの新製品発表会で発表されました。通常であれば、「iPhone12シリーズ」も昨年同様、今年の9月~10月に発表されると考えられます。
しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で、中国を含めたアジア圏の生産能力が低下しており、量産が数か月遅れるのではとの見方が濃厚です。よって数か月遅れの11月~12月もしくは2021年発売になるかもしれません。また、生産自体はそこまで遅れていない場合でも、消費者のスマートフォン買い替えの需要が落ち込む可能性があります。
こういった世界的な新型コロナウイルスの影響を考慮して、発売日を延期すべきかどうかの判断をすると考えられます。
iPhone12シリーズのサイズ
引用元:EverythingApplePro(YouTube)
「iPhone12シリーズ」のサイズ予想は以下の通りです。
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iPhone12
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iPhone12 Max
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iPhone12 Pro
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iPhone12Pro Max
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ディスプレイ
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5.4インチSuper Retina OLED
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6.1インチSuper Retina OLED
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6.1インチSuper Retina XDR OLED
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6.7インチSuper Retina XDR OLED
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高さ
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130.8mm
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151mm
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146mm
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161mm
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幅
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63.75mm
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76.0mm
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73.0mm
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78.0mm
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厚み
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8.3mm
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8.3mm
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8.1mm
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8.1mm
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「iPhone11シリーズ」のサイズと比較してみましょう。
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iPhone11
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iPhone11 Pro
|
iPhone11 Pro Max
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ディスプレイ
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6.1インチ
Liquid Retina HD
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5.8インチ
Super Retina XRD
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6.5インチ
Super Retina XRD
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高さ
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150.9mm
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144.0mm
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158.0mm
|
幅
|
75.7mm
|
71.4mm
|
77.8mm
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厚み
|
8.3mm
|
8.1mm
|
8.1mm
|
最も小さいのは「iPhone12」の5.4インチです。これは、先月発売された「iPhone SE(第2世代)」よりは大きく、「iPhone11」より小さいサイズになります。最近のiPhoneはスペックが高くなるほどに大型化していく傾向がありましたが、あまり大きすぎるとポケットに入りきらず、かさばるので持ち運びが不便だったりします。
コンパクトなサイズへのニーズは一定層あると思うので、そういったニーズに対応するためのモデルではないでしょうか。「iPhone12 Max」と「iPhone12 Pro」は6.1インチで「iPhone11」と同等のサイズであると考えられています。また、「iPhone12Pro Max」については6.7インチと非常に大型化したモデルになりそうです。
これまでに発売されたiPhoneの中で最も大きなディスプレイで、動画やゲームを端末で楽しむ方向けのモデルであると考えられます。5G通信のメリットを活かすにはとても良さそうですね。
iPhone12シリーズのデザイン
引用元:EverythingApplePro(YouTube)
デザインも購買意欲に直結する重要なポイントです。「iPhone12シリーズ」のデザインはどのようなものなのでしょうか。外観とカラーバリエーションについてそれぞれ確認していきましょう。
外観について
端末のデザインは、全4種類とも共通のようです。現時点でわかっているのは、曲線を使用したデザインではなく、フラットで角ばったデザインになるとのことです。「iPhone5(アイフォンファイブ)」のフラットメタルエッジデザインを復活させるといった噂があります。前面のノッチは無くなりはしませんが、大幅に小型化されるのではと噂されています。
ベゼルも細くなり、ディスプレイの迫力が感じられるデザインとなりそうです。この細いベゼルにスピーカーが設定され、ノッチにはカメラやセンサーが搭載される予定です。Appleの製品は、無駄なものをどんどん省いてシンプルなデザインにする傾向にあるので、いずれはノッチレス、ベゼルレスな前面ディスプレイのデザインになりそうですね。
カラーバリエーションについて
続いて、カラーバリエーションについてです。「iPhone12シリーズ」では、新色としてネイビーブルーが追加されるのではという噂があります。今までの発売されたiPhoneの中で、明るいブルーはありましたが、今回の噂通り暗めのブルーが追加されるのであれば、初めてのカラーです。「iPhone11 Pro」に設定されていたミッドナイトグリーンの代わりとして追加されると考えられています。
ネイビーブルーは、落ち着いたシックな雰囲気があり、ビジネスシーンで非常に使いやすいカラーではないでしょうか。洋服でもネイビーブルーのカラーの商品は安定した人気があります。派手すぎず、しかし個性を出すこともできるカラーで、iPhoneのカラーバリエーションの中でも人気が出そうですね。
そのほかの色としては、これぞApple製品といったカラーであり、ケースと一緒にも使いやすいシルバーと、男女ともに使用しやすく高級感もあるゴールド、そしてどんなシーンでも使いやすく人気のあるスペースグレイが「iPhone11」の時と同様に設定されるのではと考えられています。
iPhone12シリーズのストレージ容量
引用元:EverythingApplePro(YouTube)
「iPhone12シリーズ」のストレージ容量の予想は以下の通りです。
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iPhone12
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iPhone12 Max
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iPhone12 Pro
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iPhone12Pro Max
|
ストレージ容量
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128GB/256GB
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128GB/256GB
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128GB/256GB/512GB
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128GB/256GB512GB
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「iPhone12」「iPhone12 Max」の2つは128GB・256GBの設定、「iPhone12 Pro」「iPhone12 Pro Max」の2つは128GB・256GB・512GBが設定されるとみられています。最小でも128GBからしかないのは、やはり5G通信が搭載されて、大容量のデータ通信を行うことが想定されていると考えられますね。
これだけの容量があれば、端末上で動画編集をしたり、ゲームをサクサク行うことができるでしょう。
iPhone12シリーズの価格帯
引用元:EverythingApplePro(YouTube)
「iPhone12シリーズ」の販売価格の予想は以下の通りです。
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iPhone12
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iPhone12 Max
|
iPhone12 Pro
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iPhone12Pro Max
|
価格
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128GB
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69,800
|
79,800
|
106,800
|
119,800
|
256GB
|
79,800
|
89,800
|
119,800
|
129,800
|
512GB
|
-
|
-
|
139,800
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149,800
|
各通信キャリアごとに販売価格は異なってくるので、一概には言えませんが、価格のイメージとしてはこのあたりだと考えられます。「iPhone12」については、最近10万円ごえのモデルが多いiPhoneシリーズの中で言えば、なかなかお手頃な価格なのではないでしょうか。Pro仕様になると、全モデル10万円を超えてくる予想になっています。
なので、コスパ重視な方は「iPhone12」や「iPhone12 Max」、性能重視な方には「iPhone12 Pro」「iPhone12 Pro Max」が良いのではないかと思います。
iPhone12シリーズのカメラ
引用元:EverythingApplePro(YouTube)
カメラの性能はどうなるでしょうか。「iPhone11 Pro」、「iPhone11 Pro Max」のアウトカメラに搭載された広角レンズ・超広角レンズ・望遠レンズの3眼レンズは非常に話題になりました。この3眼レンズは、「iPhone12 Pro」、「iPhone12 Pro Max」においてもそのまま継承すると考えられています。
また、これに加えてLiDAR(ライダー)スキャナが搭載されるとの噂が濃厚です。LiDARスキャナとは、「Light Detection and Ranging」の略で、光検出を仕様して距離を測定する技術のことです。これによってAR(拡張現実)アプリの精度を高めることが可能になります。
ARは、ポケモンGOに代表される、現実世界に仮想のキャラクターや物体があるように見せる技術です。ARの精度が増すことで、今まで以上にゲームが楽しめるようになったり、家具などのシミュレーションが正確にできるようになったり、体の計測などにも使用することができ、様々なメリットがあります。
iPhone12シリーズのパフォーマンス
「iPhone11シリーズ」には、A13 Bionic チップが搭載されていました。今回の「iPhone12シリーズ」については、さらに進化したA14 Bionic チップが搭載される見通しです。このA14 Bionic チップは2018年に発売された「iPad Pro」に搭載されているA12X Bionic相当のパフォーマンスであると考えられています。
iPhone12シリーズの認証方法
「iPhone 12シリーズ」の認証方法として、Touch IDの復活が噂されています。このTouch ID、今までのようなものとは異なり、ディスプレイに内蔵されているため、ディスプレイ上のどこでも指紋認証が可能になるもののようです。しかし、現在開発中のと話で、搭載は2021年のモデルになるとの見方が濃厚です。
「iPhone 12シリーズ」では、顔認証システムであるFace IDが搭載される可能性が高いです。
iPhone12シリーズは5G通信に対応するのか

引用元:EverythingApplePro(YouTube)
5Gって何??
まずは5Gとは何かをおさらいしておきましょう。5GのGとはなんの略かご存知でしょうか。5Gとは「5Generation(ファイブジェネレーション)」の略で、第5世代の移動通信システムのことをいいます。この通信システムというのは、これまでにめざましい進化を遂げてきました。その歴史を振り返ってみたいと思います。
5Gの歴史
1G(第1世代):通話が可能になる
1G(第1世代移動通信システム)では、アナログ無線技術が確立され、持ち運べる電話による通話が可能になりました。1980年代?1990年代前半にかけてのことです。持ち運べるといっても、今「携帯電話」といってみなさんが想像するようなコンパクトなものではなく、重量が1kgもあり、片手にギリギリおさまるようなものでした。
2G(第2世代):メールが可能になる
2G(第2世代移動通信システム)では、アナログ無線技術から、デジタル無線技術によるデータ通信に移行しました。これにより、通話だけでなくテキストによるやりとり、つまりはメールをすることが可能になりました。端末自体もかなり小型化し、一気に携帯電話が普及したのが1990年代後半の時代です。
3G(第3世代):情報のプラットフォームが閲覧可能になる
3G(第3世代移動通信システム)では、2Gの時代と比較し、より高速なデジタル通信が可能になりました。これにより、インターネットの利用が普及し、情報のプラットフォームを見ることができるようになりました。「iモード」がその代表例ではないでしょうか。これは覚えている方も多いかと思います。
こうして、2000年代はインターネットの利用が一般的になり、2000年代の後半からはスマートフォンを利用する方も少しずつ増えてきました。
4G(第4世代):動画、ゲームが楽しめるように
4G(第4世代移動通信システム)では、3Gと比較して、より高速で大きな容量のデータを通信することが可能になりました。これにより動画やゲームをスマートフォンでさくさく楽しめるようになり、スマートフォンの利用者が一気に増加しました。これが2010年代の話になります。
このように、通信システムの歴史はおおよそ10年のスパンで進化してきていることがわかると思います。そして2020年代に突入した今、5G通信が新たに始まろうとしているのです。では、5G通信が導入されると、具体的にはどんなことができるようになるのでしょうか。みていきましょう。
5Gの3つの特徴をチェック
5Gの説明を読んでいると必ず出てくるといっても良い3つの特徴があります。それは、「超高速大容量通信」「超信頼低遅延」「多数同時接続」。これさえ覚えておけば、5Gの概要が掴めますよ。それぞれの内容をチェックしましょう。
超高速大容量通信
5Gが導入されると、動画やゲームなどの大容量データを今よりも早く通信できるようになります。その速さ、最大で現在(4G/LTE)の100倍です。例えば、皆さんが2時間の映画をダウンロードするとします。4G/LTEを使った今の通信速度であれば、3~5分のダウンロード時間を覚悟しますよね。
ところが、5Gになるとこの映画がなんと”3秒”でダウンロードできるようになります。これでもう、ダウンロードの待ち時間にイライラすることもありません。ストレスフリーなネット体験が可能になるのです。
超信頼低遅延
続いては「超信頼低遅延」。なかなか馴染みのない言葉だと思います。これは、「32バイトのパケット通信の際、通信成功率が99.999パーセント以上でかつ、1ms以下の通信遅延である」というように定義されています。言い換えると、データを取得する際の成功率が非常に高く、さらにタイムラグが発生することがないことをいいます。
リアルタイムでの通信ができるようになるんですね。4G/LTEの場合に10ms遅延していたデータは、5Gになると1ms以下の遅延で通信可能になります。5Gは、高速通信のイメージが大きいかもしれませんが、この「超信頼低遅延」も非常に重要な特徴の1つです。
なぜかと言うと、自動運転技術への活用が期待されているからです。自動運転では、少しの遅延が重大な事故につながりかねません。例えば時速60kmで走行中の自動車がいるとします。この自動車へのブレーキをかけろという命令が、1s遅延してしまうと、実際にブレーキをかけるまでに約16.7mも前に進んでしまいます。
これでは前方に障害物があった場合は衝突してしまいます。しかし、5Gでは1msの低遅延が実現できるため、ブレーキをかけるまでに1.67cmしか前方に進みません。事故のない完全自動運転を実現するために、5Gは必要不可欠な技術なのです。
多数同時接続
最後に、「多数同時接続」。言葉からも意味がイメージしやすいのではないでしょうか。これは、1k㎡範囲内に100万ものデバイスが同時に接続することが可能になるというものです。4Gだと1k㎡範囲内に10万デバイスなので、約10倍の数になります。皆さんこれまで、人が多い場所に行くと電波がつながりにくくなったりした経験はないでしょうか。
5Gではこのような不具合は起こりません。人混みでもサクサク通信ができます。
5Gが導入されると、何ができるようになる?
??動画
先ほど、超高速大容量通信により、2時間ある映画が3秒でダウンロードできるようになるとご説明しました。しかも4Kや8Kなどの高画質モードでもサクサク通信することができます。新幹線や電車での移動時間にも、今までとは違った新しい映像体験が可能になり、速度制限を気にしたりする必要も無くなります。
??VR映像
VRとはVirtual Realityの略で、日本語で仮想現実のことをいいます。VRゴーグルの中に5G対応のスマートフォンをセットし、その中を覗くと、自分がいないはずの場所に、まるで本当にいるかのような体験ができます。例えば、好きなアーティストのライブパフォーマンスをまるで目の前でみているかの様な臨場感を自宅にいながら味わうことができます。
また、スポーツ観戦もリアルタイムで様々なアングルに自分のタイミングで切り替えながら見ることができます。5Gは、個人個人が最大限に楽しめるエンターテイメント体験を提供することができるのです。
??ゲーム
ゲームも今までにはない楽しみ方が可能になります。今までは、高画質で容量の大きいゲームをプレイするには、それなりにハイスペックなデバイスが必要でした。ところが、5G通信 の技術を使えば、こういったデバイスがなくとも、コントローラーさえあれば大容量のゲームのプレイが可能になります。
しかも、多数同時接続の特徴を活かして、今より多くの人とオンラインで繋がることができます。この5G技術の活用を見据え、Googleからは「Stadia」、ドコモからは「dゲーム プレイチケット」というストリーミングゲームサービスが出ています。これは、特定のゲーム機なしで、画面を写すスマホやPCなどの端末さえあれば高画質で大容量なゲームが楽しめるというサービスです。
5Gが普及したら、新たなゲーミングプラットフォームにとってかわる可能性が高いと考えられます。
??IoTの加速
前述したように、多数同時接続によって様々なものがインターネットにつながります。IoT(Internet of Things)の実現ですね。これにより家電の操作が遠隔からできたり、店内のお客さんの動きをリアルタイムで把握してマーケティングに活用したり、目的地までの空いているルートを様々な交通手段から選択したりできるようになるわけです。
非常に効率的に情報を入手して、時間を有効活用できることで、プライベートの充実にもつながるかもしれませんね。
??自動運転
5Gによって自動運転技術も大幅に向上すると言われています。まず自動運転の知識からですが、自動運転は0~5までの6つのレベルに分かれているとご存知でしょうか。このレベルの定義は、アメリカのSAEインターナショナルという非営利団体によって定められており、「SAE J3016」という文書にその内容が記載されています。
日本もそれを採用している形です。それぞれのレベルの内容を下記にまとめましたのでご覧ください。
レベル0:全てドライバーが操作
まずレベル0は、自動運転の機能が全くついていない乗用車のことをいいます。全てをドライバーが操作する、いわゆる普通の車ですね。
レベル1:運転支援あり(ハンドル操作、アクセルブレーキ操作のどちらかを運転支援)
続いてレベル1です。これは、ハンドル操作かアクセルブレーキ操作のどちらか一方のみを運転支援してくれる車が分類されます。ハンドル操作であれば、車線からはみ出さないように修正してくれる機能、アクセルブレーキ機能は前方の車と一定の距離をとるために速度調節できるACC(アダクティブ・クルーズ・コントロール)機能などがこれにあたります。
レベル2:運転支援あり(ハンドル操作、アクセルブレーキ操作のどちらも運転支援)
ハンドル操作とアクセルブレーキ操作の運転支援どちらも搭載されているものが、レベル2に分類されます。レベル1でご紹介したACCが進歩したもので、前後方向(車間距離)と横方向(車線に追従する)両方の運転支援が可能になったということになります。
レベル3:条件付きでシステムが全ての操作を行う。緊急時はドライバーが対応。
レベル3からは、ある一定の条件下において全ての操作をシステムが行うようになります。皆さんが想像する自動運転はこのあたりからでしょうか。一定の条件下というのは、例えば、「天気が良い日でかつ高速道路上においてのみ、ドライバーによる運転操作がまったくいらない」といったような条件付きの運転支援システムのことをいいます。
緊急時の対応はドライバーが行うため、周囲の状況を把握して、運転に意識を向けておく必要があります。
レベル4:条件付きでシステムが全ての操作を行う。緊急時もシステムが対応。
レベル4も3と同様に、ある一定の条件下において全ての操作をシステムが行うというものになります。レベル3との違いは、緊急時の対応をシステムが行ってくれるという点。つまり、ドライバーはもう必要ありません。このレベルはまだ市販段階には至っておらず、コンセプトカーなどで各メーカーが披露している状況です。
2025年頃より解禁されるのではとの見方があります。
レベル5:限定条件なし。完全自動運転。
レベル5では限定条件なく、どこでもいつでも全ての操作をシステムが行ってくれるというものです。ドライバーがいらないのはもちろん、ハンドルやアクセルブレーキなども初めから設定されていないコンセプトカーもあり、車内は広々としたリビングのような、リラックス空間になっていくと考えられています。
睡眠を取ることも、読書することも、友達とご飯を食べながらお喋りすることだってできるのです。完全自動運転になったら、皆さんは移動時間になにをして楽しみますか。想像するとわくわくしてきますよね。
さて、長くなりましたが自動運転についてレベル0~5までの内容をご紹介してきました。この中の特にレベル4以上で5G技術が大きく貢献すると考えられています。全ての操作をシステムが行うということは、システムからの指示が遅れると重大な事故につながるリスクがあります。
例えば、4G技術を用いて、遠隔から車にブレーキの指示を出すと、約1秒のタイムラグが発生するそうです。時速60kmで走行していたとしたら、約16.7mも前に進んでしまいます。これでは前方に障害物があった際に衝突してしまいます。しかし、5G技術では遅延は1000分の1秒以下になるため、1.67cmほどしか前進しません。
また、多数同時接続が可能なため、ある車は電波がつながらずに指示が受け取れないといった不具合もなくなります。5Gは、完全自動運転の実現に不可欠な技術なんですね。
??遠隔医療、遠隔授業
超信頼低遅延によって、タイムラグなく遠隔操作が可能になります。これにより、オンライン上でリアルタイムで診察をしたり、授業をしたりすることができます。「あの医者に診てもらいたい、あの先生に教わりたいけれど、遠くて時間もお金もかかるので行けない・・・。」といった悩みがなくなり、都心部と地方との医療格差や学習格差が解消されると考えられています。
また、驚くことにロボットをリアルタイムで操作することにより、遠隔での手術も可能になるとのことです。少し怖いように思いますが、5Gの特徴を活かすことにより、緻密な作業の遠隔操作もお手のもの。人間が行う際に発生してしまう手ブレを補正することもできるそうです。
各キャリアの5G導入状況
3大通信キャリアの5Gの導入状況を、そのプランとともに確認していきたいと思います。
NTTドコモ
ドコモは国内ではいち早く、3月25日より5G通信サービスをスタートしています。対応する機種は6機種あります。料金プランは「5Gギガホ」と「5Gギガライト」の2つが用意されています。前者は100ギガまで使い放題で月額7,650円。後者は使用したギガ数に応じて価格が決まるプランとなっています。
au
auは3月26日より5Gサービスが始まっています。5G対応スマートフォンのラインナップとして7機種用意されています。料金プランは、「データ MAX 5G」が用意されており、月額は8,650円。データ量は無制限です。5Gスタートキャンペーンを行っており、今加入すれば、25ヶ月間1,000円/月引きになるようです。
また、Netflix、TELASA、Apple Music、YouTube Premiumをセットにしたプランも設定されています。
softbank
softbankは3月27日より5Gサービスを開始しています。対応機種は4機種発表されています。プランは「メリハリプラン」が用意されており、8,480円で、50ギガまで使い放題。他のキャリアと比較すると50ギガは少ないと感じるかもしれませんが、対象の動画やSNSは無制限なので、これらを利用する分には無制限ということができる。
softbankも2年間の5G無料キャンペーンを行っており、月額より1,000円引きになります。
iPhone12シリーズは5G通信ができる?
前段が長くなりましたが、今回発表・発売されると噂の「iPhone12シリーズ」は5G 通信に対応するのでしょうか。4 月に発表された「iPhone SE(第2世代)」では、5G通信に対応していませんでした。そのため、もし今回対応すれば、Apple初の5G搭載モデルになりますね。iPhoneユーザーとしては非常に気になるポイントであるかと思います。
噂では、iPhone12シリーズの4種類全モデルが5G通信に対応するのではといわれています。しかし、通常モデルと上位モデルで5G通信の周波数帯を分けるという可能性がありそうです。
5G通信には、6GHz未満の周波数使用する「sub6」と30~300GHzの広い周波数域をもつ「ミリ波」があります。この周波数域が広いほど、多くのデータが通信でき、速度も速くなるため、簡単に言えば「ミリ波」の方が高速で大容量通信ができるテクノロジーであるということになります。
(厳密にいえば、ミリ波にも弱点はあるのですが、ここでは詳細な説明は省きます。)
iPhone 12シリーズでは、「iPhone12」と「iPhone12Max」の2つがsub6のみに対応し、「iPhone12 Pro」と「iPhone12Pro Max」の2つがsub6とミリ波の両方に対応するのではといわれています。
使用後のiPhone端末を売って、お得にiPhone12シリーズを手に入れましょう!!
みなさん、使わなくなった端末はどうしていますか?なかなか処分の仕方もわからず、自宅のタンスに眠ったまま…なんていう方も多いのではないでしょうか。そんな方は、「iPhone・スマートフォンの買取専門店での売却」という方法を考えてみてはいかがでしょうか。
意外なほど高く売れることもありますよ。売ったお金を新しいスマートフォンの購入資金にして、お得に最新機種を手に入れちゃいましょう!今回、買取専門店であるリンクサスモバイルでの売却方法をご紹介します。iPhone12シリーズを購入予定の方は要チェックの情報ですよ。
iPhone11シリーズはいくらで売れる?リンクサスモバイルの買取価格をご紹介!
「iPhone12シリーズ」の前モデルである、「iPhone11シリーズ」。これらのモデルはいくらで売却できるのでしょうか。iPhone・スマートフォンの買取専門店であるリンクサスモバイルの、参考買取価格を掲載します。ぜひ、売却する際の参考にしてください。
■iPhone 11のリンクサスモバイルでの買取価格
NTTドコモの場合の価格相場
・iPhone 11 64GB
買取相場(使用していない場合):¥58,000
買取相場(使用感が少なく傷がない場合):¥50,000
・iPhone 11 128GB
買取相場(使用していない場合):¥63,000
買取相場(使用感が少なく傷がない場合):¥55,000
・iPhone 11 256GB
買取相場(使用していない場合):¥67,000
買取相場(使用感が少なく傷がない場合):¥60,000
au(KDDI)の場合の価格相場
・iPhone 11 64GB
買取相場(使用していない場合):¥58,000
買取相場(使用感が少なく傷がない場合):¥50,000
・iPhone 11 128GB
買取相場(使用していない場合):¥63,000
買取相場(使用感が少なく傷がない場合):¥55,000
・iPhone 11 256GB