スマートフォンは毎年多数のモデルが発売されています。特にiPhoneに関しては、およそ1年ごとに新モデルが発売されており、それに準じて1年で買い替え、あるいは長くても2年単位で買い替えているという方も多いのではないでしょうか。
2019年にiPhone 11(アイフォン イレブン)、iPhone 11 Pro/11 Pro Max(アイフォン イレブンプロ/アイフォン イレブンプロ マックス)が発売されたのが記憶に新しいですが、2020年にももちろん新モデルの発売が予想されています。
では、使い終えたスマートフォン、iPhoneは皆さんどのように処理されているでしょうか。
「どうしたらよいかわからないのでとりあえず自宅に置きっぱなし…」
「もう古いモデルなので売れない…」
と思っている方がいらっしゃったら、ぜひ一度査定に出してみることをおすすめします。昔のモデルでも需要があれば、意外と高値で売却できる可能性がありますよ。
今回の記事では、2016年の3月に発売されたモデルである、iPhone SE(アイフォンエスイー)の買取についてご紹介していきます。昔使っていたiPhone SEが自宅に眠っているという方、ぜひ参考にしてみてください。
まず、iPhone SE(アイフォンエスイー)とはどのようなモデルなのでしょうか。早速見ていきましょう。
iPhone SEは、日本では2016年の3月末にアップルから発売されたモデルになります。iPhone 5S(アイフォン ファイブエス)をベースとしてつくられた後継機種であり、コンパクトかつ安価であり、コストパフォーマンスが高いのが特徴です。
iPhone 6/iPhone 6 Plus(アイフォン シックス/シックスプロ)を見てもわかるように、スマートフォン、iPhoneが全体的に大型化する流れの中で、片手で簡単に操作が可能なiPhone SEの発売は、一定のユーザーには非常に人気が高かったのです。
ちなみに、iPhone SEの「SE」とは、「Special Edition(スペシャルエディション)」の略だそうです。日本語にすると、特別版といった意味になりますね。サイズや価格帯も今までのシリーズとは異なるので、このような名前がついているのかもしれません。
iPhone SEは2016年3月31日に発売されてから現在まで、4年近くの月日がたっています。Appleでは日本国内での販売を正式に終了しているとのことなので、新品を入手するのは困難である可能性が高いです。NTTドコモ、au、ソフトバンクの三大キャリアでは在庫があれば販売可能といった状況ですが、ほとんど取り扱いはないようです。格安SIMのLINEモバイルやUQ、ワイモバイルであっても、在庫のないところがほとんどです。つまり、iPhone SEの新品は品薄状態で、手に入れるのは非常に難しく、中古で入手するのが良いかと思われます。
iPhone SEは発売から4年たった今でも、一定の層に根強い人気のあるモデルです。前で記述した通り、新品で通信業社に在庫があるのは稀なため、中古市場でも需要が多くあります。では、その人気の理由はどういったところにあるのでしょうか。下記にiPhone SEがいまだに人気な理由を5つにまとめてみました。
iPhone SEのサイズは、高さ123.8 mm、幅 58.6 mm、厚さ7.6 mmです。ちなみにiPhone 5以降に発売されたiPhoneのサイズを以下の表にしてみました。
? | 高さ | 幅 | 厚さ |
iPhone 5 | 123.8 mm | 58.6 mm | 7.6 mm |
iPhone 5s | 123.8 mm | 58.6 mm | 7.6 mm |
iPhone 5c | 124.4 mm | 59.2 mm | 8.87 mm |
iPhone 6 | 138.1 mm | 67.0 mm | 6.9 mm |
iPhone 6 Plus | 158.1 mm | 77.8 mm | 7.1 mm |
iPhone 6s | 138.3 mm | 67.1 mm | 7.1 mm |
iPhone 6s Plus | 158.2 mm | 77.9 mm | 7.3 mm |
iPhone 7 | 138.3 mm | 67.1 mm | 7.1 mm |
iPhone 7 Plus | 158.2 mm | 77.9 mm | 7.3mm |
iPhone 8 | 138.4 mm | 67.3 mm | 7.3mm |
iPhone 8 Plus | 158.4 mm | 78.1 mm | 7.5mm |
iPhone X | 143.6 mm | 70.9 mm | 7.7mm |
iPhone XS | 143.6 mm | 70.9 mm | 7.7mm |
iPhone XS Max | 157.5 mm | 77.4 mm | 7.7mm |
iPhone XR | 150.9 mm | 75.7 mm | 8.3mm |
iPhone 11 | 150.9 mm | 75.7 mm | 8.3mm |
iPhone 11 Pro | 144.0 mm | 71.4 mm | 8.1mm |
iPhone 11 Pro Max | 158.0 mm | 77.8 mm | 8.1mm |
これらのサイズと比較してみると、iPhoneシリーズの中ではひとまわり小さいサイズであることがわかりますね。現在は、世界的にディスプレイの大型化が主流で、動画をみることを重視したり、高性能になるにつれてどんどん大きなサイズになっていっています。
しかしその一方で、操作性や収納の関係で、コンパクトなサイズを求める声もあります。iPhone SEはそういった要望を叶えることができるモデルなのです。日本人の手に馴染むサイズで、女性も楽に片手で操作できるのは嬉しいポイントですね。
iPhoneシリーズは、iPhone 7(アイフォン セブン)以降からイヤホンジャックが廃止されています。iPhoneのデザインはホームボタン然り、搭載する必要のないものは削いでシンプルにしていくという傾向があります。勿論、イヤホンジャックを廃止することで、デザイン以外の面でも性能向上や防水性UPといったメリットも出てくるでしょう。
しかし、今まで有線のイヤホンを使っていたという方は、変換ケーブルを購入しない限り、iPhone 7以降はそのまま有線イヤホンを使用することはできなくなってしまいます。iPhone SEにはイヤホンジャックが搭載されているので、イヤホンをさしながら充電をするといったことも可能です。有線イヤホン派の方には、ニーズがあると言えるでしょう。
iPhone 11(アイフォン イレブン)、iPhone 11 Pro/11 Pro Max(アイフォン イレブンプロ/アイフォン イレブンプロ マックス)などは100,000円前後の値段となっています。これに比べてiPhone SEは40,000円程の価格から購入が可能なので、iPhoneを使いたいけどコストは抑えたい…といった方にはぴったりのモデルなのです。中古での価格相場は後半でまとめておりますので、そちらを参考にしてください。
では、iPhone SEのスペックはどうでしょうか。まずチップセットですが「A9」が搭載されています。このチップセットは数字が大きいほど性能が高いということになります。2019年に発売されたiPhone 11、iPhone 11 Pro/11 Pro Maxはすべて「A13」が搭載されており、これらのモデルと比較すると劣っていることにはなります。
しかし、日常的なLINEや電話などの使用に関しては動作が重たいということはなく、ストレスフリーで使うことができます。カメラの性能も外側カメラ画素数が約1,200万画素、内側カメラ画素数が約120万画素で、写真にこだわりがなければこのスペックは充分といえます。
カラーバリエーションは多めで、ゴールド、スペースグレイ、ローズゴールド、シルバーの4色展開です。背面は上下と中央でわかれてツートンカラーになっているのがかっこいいですね。カメラは出っ張っておらずフラットに設定されており、直線の美しさが感じられるような外観になっています。エッジ部分はマットな加工が施されており、シンプルなのに高級感も感じられる見た目だと思います。
上記のような理由から、未だ人気のあるiPhone SE。後継機はiPhone SE2(アイフォンエスイーツー)という名前ではなく、iPhoneSE 第2世代として2020年4月に発売されました。iPhoneSE 第2世代は、iPhoneSEの名前を継承しつつ、iPhone6シリーズからの4.7インチディスプレイと、最新のハードウェアも搭載しています。
iPhoneSEを好んで使用していた人が、iPhoneSE(第2世代)へと買い替えていたり、やっぱり小さめのiPhoneが使いやすいという人に不動の人気となっています。
iPhone SEはゴールド、スペースグレイ、ローズゴールド、シルバーの4色展開と4つのバリエーション展開があります。基本的には容量が大きいもの程高く売れます。他の価格へ影響する要素としては、iPhone本体のボディ・シャーシ部分の傷みやディスプレイへのダメージ、本体バッテリーの劣化具合などがあると言われています。では、それぞれの買取相場を確認していきましょう。
? | ゴールド | スペースグレイ | ローズゴールド | シルバー |
16GB | ¥7,200~¥12,000 最安値:Softbank 最高値:SIMフリー |
¥7,200~¥12,000 最安値:SoftBank,au 最高値:SIMフリー |
¥7,200~¥7,200 最安値:SoftBank,au 最高値:SoftBank,au |
¥7,200~¥12,000 最安値:SoftBank,au 最高値:SIMフリー |
32GB | ¥8,400~¥11,400 最安値:au 最高値:SIMフリー |
¥8,400~¥11,400 最安値:Softbank,au 最高値:SIMフリー |
¥11,400~¥11,400 最安値:SoftBank,SIMフリー 最高値:SoftBank,SIMフリー |
¥11,400~¥11,400 最安値:docomo,SIMフリー 最高値:docomo,SIMフリー |
64GB | ¥9,000~¥13,200 最安値:Softbank 最高値:SIMフリー |
¥10,800~¥10,800 最安値:docomo 最高値:docomo |
¥9,000~¥10,800 最安値:au,SoftBank 最高値:docomo |
¥9,000~¥10,800 最安値:au,SoftBank 最高値:docomo |
128GB | ¥13,200~¥13,200 最安値:Softbank,docomo 最高値:Softbank,docomo |
¥13,200~¥13,200 最安値:SIMフリー、docomo 最高値:SIMフリー、docomo |
¥13,200~¥13,200 最安値:SIMフリー 最高値:SIMフリー |
¥13,200~¥13,200 最安値:docomo,SIMフリー 最高値:docomo,SIMフリー |
※ 2020年3月時点、hikakaku.com調べによる
この買取価格をご覧いただくとわかる通り、SIMフリーのモデルは基本的に高価になる傾向です。また、iPhone本体が中古品として比較的良好な状態であれば、上記の最高値よりも高い金額で取引されることもあるようですので、気になる方はまず査定に出してみることをお勧めします。
もし、買い取りに出すならばリンクサス・モバイルの宅配買取といったインターネットで査定ができるサービスがオススメです。リンクサス・モバイルでは、iPhoneやスマートフォンの修理も受け付けており、数多くの買取・修理実績を持っています。
『Yahooオークション』や『mercari(メルカリ)』といったオークションやフリマアプリを活用して取引するのも選択肢の一つです。しかしその反面、オークションやフリマアプリの場合は金銭的なトラブルや商品の記載事項と商品の状態が違うといったクレームが出たりすることもあるので出品する際には注意が必要です。
? | mercari(メルカリ)での平均売値価格・相場 | Yahooオークションでの平均売値価格・相場 |
iPhone SE 16GB | ¥4,000~ | ¥1,500~ |
iPhone SE 32GB | ¥4,500~ | ¥3,000~ |
iPhone SE 64GB | ¥5,600~ | ¥3,900~ |
iPhone SE 128GB | ¥12,000~ | ¥10,000~ |
全体的に、Yahooオークションに比べてmercariの方が高い金額で売れている印象です。利用している年齢層などが関係しているのかもしれません。
※ 2020年3月時点、筆者調べによる
iPhone SEのカラーバリエーションは4色あります。どのカラーがもっとも人気が高いのでしょうか。やはり、男女で人気色が異なるようです。
まず、女性の方にはローズゴールドが人気です。今までのiPhoneにはなかった可愛らしいピンクで白とのツートンもマッチしています。ピンクといっても抑えめの甘すぎないピンクなので、大人の女性の方も使いやすいのではないでしょうか。
男性の方にはスペースグレイが人気なようです。スペースグレイは深みのある濃いめのグレーが使われており、高級感を感じることができます。このカラーのみ、上下の色がホワイトではなくブラックで塗られており、シンプルかつかっこいいモデルとなっています。ビジネスでも非常に使いやすい外観なので、やはり人気なのではないでしょうか。
iPhoneSEを少しでも高く売るにはどのような工夫があるでしょうか。下記の情報を参考に、査定額UPを狙っていきましょう!
端末の外観を綺麗にしておきましょう。もちろん、新品に近い外観であるほど高く売却できます。端末には意外と汚れが多く付着しており、使用していた際の指紋などは非常に目立ちます。ディスプレイ全体やボタン、カメラのレンズをよく拭き取り、査定額アップを狙っていきましょう。
売却を行う場合端末の付属品がきちんと揃っていればいるほど査定額は上がります。以下のような付属品が用意できるか、一度確認をしてみましょう。
・外箱
・説明書
・オリジナルのUSBケーブル
・ACアダプター
・イヤホン
リンクサスモバイルでは横浜で創業から10年間、iPhone、スマートフォンの買取に多くの実績があります。また、修理用の部品・パーツの卸及び販売も手がけており、リンクサスモバイル独自の流通ネットワークを所有していることから、高価買取が可能になるのです。
リンクサスモバイルでは買取の方法が「店頭買取」と「宅配買取」の2種類をご用意しております。下記にそれぞれの買取の流れについて詳細を説明しておりますので、ご自身に合った方法での査定を選んで頂ければ幸いです。
リンクサスモバイルの店頭買取は、その場ですぐに査定し、すぐに現金を受け取る事が可能です。お急ぎの方や、実際に対面して査定してもらう事で安心できるという方はこちらの方法がおすすめです。買取の流れは、以下のようになります。
1.端末のデータ消去
申し込み前に、端末のご準備をお願い致します。端末の全てのデータ、ICアプリの削除、暗証番号の初期化、端末の充電を行ってから店舗にお持ち込み下さい。
2.店舗でお買取申し込み
各店舗のカウンターにて買取のお申し込みをお願いします。査定の前に、事前承諾書にご署名をお願いしております。
3.その場で査定
お申し込み後、すぐにスタッフが査定を開始させて頂きます。金額に承諾頂けましたら、ご本人確認書類を確認いたします。
4.査定完了
査定した金額をその場でお受取りいただき、完了となります。
リンクサスモバイルの宅配買取は、日本全国から送料無料で受け付けております。お近くに店舗がない方、遠方にお住いの方はぜひご活用ください。宅配買取の場合の流れは、以下のようになります。
1.ご確認とお申し込み
まずはリンクサスモバイルのホームページより、ご自身の端末の買取価格をご確認下さい。ご売却頂ける場合は、上記と同様に端末を初期化し、フォームに沿って必要事項を入力のうえ、お申し込みをお願いします。
2.ご準備と商品の発送
商品に傷がつかないよう、しっかりと梱包し、ご発送をお願いします。
3.査定結果のお知らせ
商品が到着後、順次査定を開始し、結果を連絡させて頂きます。査定内容に問題がなく、ご成約の場合は、1週間以内にお振込させて頂きます。その際、本人確認書類のアップロードが必要となります。
4.代金のお支払い
ご承諾後、指定いただいた口座に代金をお振込致します。ご送金が完了次第、メールにてご連絡致します。この連絡をもって完了となります。
リンクサスモバイルでは、今回特集したiPhone SEの買取ももちろん行なっています。リンクサスモバイルでの買取相場を以下に表示致します。査定に出す際の参考にして頂ければと思います。
? | 買取相場 (未使用もしくは使用感が少なく傷がない場合) |
iPhone SE 16GB | ¥13,000 |
iPhone SE 32GB???? | ¥13,000 |
iPhone SE 64GB? | ¥13,000 |
iPhone SE 128GB?? | ¥13,000 |
以下がリンクサスモバイルの店舗情報になります。iPhone、スマートフォンの売却を少しでもお考えの方、高価買取が可能な当店へ是非ご相談ください。
店舗名 | iPhone・スマホ買取リンクサスモバイル |
公式HP URL | https://linx-as.co.jp/ |
営業時間 | 11:00 ~ 20:00 |
定休日 | なし |
電話番号 | 045-326-6922 |
メールアドレス | iPhone@link-as.net |
住所 | 〒231-0045 神奈川県横浜市中区伊勢佐木町2-81 新起企画ビル1-B |
さて、いかがだったでしょうか。今回は2016年に発売されたiPhone SEについて特集をしてみました。そのコンパクトさと価格、スペックやデザインの良さから今も根強い人気があります。しかし、4年前のモデルということもあり、現在品薄状態で入手するのが難しいのです。
こういった理由から、需要が多く、中古でも高く売ることができます。ご自宅に眠っているiPhone SEがあるという方、これを期に一度査定に出してみてはいかがでしょうか。