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コラム

【iPhone・スマホ最新トレンド情報】AppleとGoogleの新型コロナウイルス対策の提携について

2021.03.02

Apple(米国)とGoogle(米国)の2社は、米国現地時間4月10日に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止を目的とした技術開発の提携を行う事を発表しました。この記事では、その提携の背景にある想いと提携によって生まれる効果、そしてそれを受けて私たちが今何が出来るか、をお伝えしていきます。

AppleとGoogle提携の理由とは

AppleとGoogleの2大企業が技術提携をする事になった大きな理由は、今、全世界中にパンデミックを引き起こしている「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」に対して、感染拡大を防ぐ技術を開発する為です。

共同表明分では、「我々は社会生活を維持するために協力する」と声明を挙げています。現時点でも、全世界の政府機関や保健当局などが、対ウイルスの解決策を模索し続けており、世界中の開発者達も、ソリューションツールの開発に尽力をしています。彼らは相互に研究・開発結果を共有し、これから起きるであろうパンデミックの第2波第3波を抑えようとしています。

そういった状況の中で、Apple・Googleの2社は感染拡大を抑える最適策として「Contact Tracing(接触追跡)」と呼ばれる技術の協力開発を目指し、提携を組む事を決定したのです。ではこの、接触追跡システムとはどのようなものなのでしょうか。感染拡大を防ぐ機能として、具体的にどのような有用性があるのか、紹介していきます。

接触追跡システムとは

AppleとGoogleが共同開発を進める、Contact Tracing(接触追跡)システムとはどのようなものなのでしょうか。

ここからは、そのシステムの説明と実際にパンデミック抑止に対する効果を説明していきます。

接触追跡システム概要

接触追跡システムとは、ウイルスに感染した人が、それまでの行動でどのような場所に行って、誰と接触したかという情報の追跡を可能にするプログラムです。この部分での「接触」とは、実際に対面していた人だけでなく近くにいた人を対象にしているおり、見ず知らずの他人に対しても同様にみなしてくれるので、危機管理システムとしての効果が非常に高いと言えます。

この接触追跡を全世界に広めたのは、シンガポールの政府内テクノロジー開発である「TraceTogether」でした。その時は、数千人のスタッフを含むシンガポール政府がこのサービスを活用している事を受け、多くの開発者達がこの方向で開発を進める様になりました。ちなみに、日本でもCivicTechと呼ばれる世界規模の有志のソフトウェア開発団体が開発を進めているのですが、日本での独自開発ではプライバシーの権限や倫理性などが弊害となり、当面リリースは出来ないだろう、との見通しでした。

そうでなくても、仮に世界中で利用出来るシステムを構築しても、そのサービスを世界中の人間が利用出来る様に届けるまでが非常に困難で、各国ごとに開発をする必要があるのではないか、という話になっていました。そこで矢面に立って出たのが、AppleとGoogleの両社です。両社は現在の状況と提携について以下の様に語っています。

「世界が直面する最も差し迫った問題を解決する上で、AppleとGoogleは力を合わせる必要性を痛切に感じている。開発者、政府機関、公衆衛生当局との緊密な協力と連携に基づき、テクノロジーの力を活用して、世界中の国々が新型コロナウイルス感染症の感染拡大を抑え、一日でも早く日常生活を取り戻せるよう支援していく」(Apple、Google)

両社はそれぞれの取り組みを第三者が分析する為に、関連する情報は極力公開するという事を前提にしており、非常に高い貢献意識を持って今回の開発に取り組んでいると言えます。

接触追跡システムの活用方法

接触追跡システムを世界中に広めるカギとなるのは、世界の半数近く(約35億人)が利用していると言われるiPhoneスマートフォンです。Bluetoothを活用する事で、感染が発覚した人間と接触の恐れがある人のスマホに通知がいき、その具合で感染を抑えるという方法です。このスマートフォンに接触追跡システムを組み込んで使用者自身が活用する事で、管理をする保健当局や技術者サイドも効率的な管理と把握が出来るので、効果の高いパンデミック防止に繋がる、との見通しが立っています。

具体的な使用方法の例として、Googleが技術資料を公開していますが、陽性反応が出たユーザーが自身で感染発覚をサービスに報告、すると過去数日間に渡って感染者に接近接触したユーザーに対して通知が届く仕組みです。相互の名前や接近接触の場所はAppleやGoogleを含む誰にも特定が出来ない仕組みの様です。

この使用方法を見ると、ユーザー本人の協力が不可欠でありますので、そういった意味でも、iOS(iPhoneiPad)とAndroidを提供しているAppleとGoogleの協力、更には、提携による両社の強い協力体制は非常に意味があると言えますね。

いつからリリースされるか

では、実際にこのシステムがいつから施行されるか、を現段階で分かっている情報から紹介していきます。Apple・Google両社が表明したリリース時期については、5月が第1フェイズとされています。初めは、上で紹介した感染者の行動経路などのデータを共有する事が出来るアプリをiOSとAndroidでリリースする予定だそうです。このアプリを活用する事で、各国の公衆衛生当局が濃厚接触の危険性を管理・検出し、感染拡大を防ぐ効果が期待されています。

その後の第2フェイズでは、この接触追跡システムの機能自体を端末に組み込む事で、アプリのインストールが必要無くこの機能を利用出来る様にする予定があります。この第2フェイズは数か月の時間をかけて実行していく予定で、少し先の事となりそうです。尚、これらの機能はオプトイン式と言って、ユーザーのプライバシー保護の尊重の為、本人が承認しない限り有効にならない仕様になるそうです。

私たちが今出来る事とは

こういった全世界が感染を防ぐ為の動きを進めている中で、私達一人一人が考えるべき事、やるべき事とは何でしょうか。せっかく世界規模の会社が最前線で感染防止に取り組んでも、個人それぞれの意識が低いと感染は絶対に止まる事はありません。この記事の最後は、改めて今行うべき事を再確認していこうと思います。

コロナウイルスの感染経路について

これだけ蔓延しているウイルスにも関わらず、未だに感染の経路を正しく理解していない人がいます。まずは、どのようなケースで感染をするのか、正しい知識を身につける事で、それに対する対応策を取る事が出来ます。

接触感染

接触感染とは、その名前の通り直接的な接触によってウイルスが感染する事を指します。皮膚や粘膜の直接接触、手すりやハンカチなどの物の表面を介する間接接触の2パターンがあります。ヨーロッパを初めとする海外諸国で感染が急激に拡大したのは、この接触感染が原因と言われています。各国ではハグやキスなどの文化が盛んで、かつ接触感染の方が感染力が高いと言われている為です。

飛沫感染

日本で注意喚起されているのがこの飛沫感染です。ウイルスがくしゃみや咳などによって微量の唾液や分泌物と一緒に飛び出してしまい、それを約1~2メートル周囲の人間が取り込んでしまい感染するというものです。マスクや咳エチケットなどは全てこの飛沫感染の帽子を目的に推進されています。

但し、この飛沫感染を「空気感染」と勘違いしている人が非常に多いと感じています。空気感染とは、飛び出したウイルスが1~2メートルの枠を超えて空気中を漂うケースを指し、インフルエンザなどはこの感染経路もあるのですが、今回の新型コロナウイルスについては空気感染のケースは確認されていません。つまり、2メートル以内の接近が全くなければ、飛沫感染経路での感染はありえないのです。「正しく怖がる」とはよく言ったもので、正しい知識を知る事で何が良くて何が良くないかを自分で判断する事が出来ますね。

人に感染させない為に

これらの感染経路を踏まえて、具体的に私たちが何をするべきかを確認していきましょう。まず、持つべき意識は「もし、自分が感染していたとしたら?」です。今回の新型コロナウイルスは無症状患者も多く、知らない内に実は感染していたという人も多いのです。ですが、そんな無症状患者の中にも、症状は無いのに感染力だけ強いという人がいるケースがいくつも確認されています。常に、自分が感染しているという可能性を考慮して、人に移さない為の努力をする事を考えましょう。

手洗いうがいの徹底

今回の新型コロナウイルスだけに関わらず、健康な毎日を過ごす為には手洗いとうがいの習慣を徹底する事は大切です。また、上で紹介した接触感染を防止する為には、自分に付着しているウイルスを取り除く必要があります。家を出る際や帰宅の際、調理や食事の前後には欠かさずに手洗いとうがいを行いましょう。

咳エチケットの徹底

今、一番注意喚起されている「咳エチケット」とは、具体的に

  • マスクをする
  • ハンカチで口・鼻を押さえる
  • 袖で口・鼻を押さえる

という対策の事を指します。これらの全ては上で説明をした飛沫感染を防止する為の対応策です。注意しないといけないのが、手で口・鼻を押さえる事は絶対にしてはいけないという事です。手でウイルスを浴びてしまうと、その後の接触感染に繋がってしまうというリスクがあります。マスクが無い場合はハンカチで、それも無ければ服の袖なので押さえる様に徹底をしましょう。

自分が感染しない為に

そして、大多数の人が考える、感染しない為の方法についても考えていきます。正直、感染力の強い今回の様なウイルスだと、感染者がどれだけ意識出来るか、という事が大きなポイントにはなるのですが、それでも出来る事はいくつもあります。

健康管理

まずはウイルスに負けない免疫力を維持する為に、自分の身体の健康は守り続けましょう。具体的には、充分な睡眠時間を取る事や、温度・湿度を快適に保ち喉の免疫を保つ事などです。免疫力が強いと、万が一感染しても無症状や軽症で済む場合もありますので、意識するべき事項の一つです。

外出の自粛

とにかく人との接触機会を極力減らしましょう。これが感染に対する最も効果的な対策になります。先日、「緊急事態宣言」が発令され話題にもなっていますが、「人との接触を八割減らす」事を目的とした外出自粛令も実際には要請ベースとなっており、一人一人の判断に委ねられているのが実態です。

だからこそ、移さない為にも、映らない為にも、一人一人が強い意識を持って外出を減らす事を意識するのがとても重要です。その為に積極的に活用するべきなのは、「デリバリー・テイクアウトサービスの活用」です。食事やサービスなどで、これらを積極的に利用していく事で、極力人との接触機会を減らしていく、こういった一つ一つの意識が、国内での感染拡大を防ぐ最も大きなカギと言えます。何か必要なモノや必要な行動がある場合には、どうすれば一番接触機会を減らす事が出来るか、を考えて取り組んでみましょう。

今使っているiPhone・スマートフォンについて

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